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2019年10月

2019年10月18日 (金)

スポーツフェスティバルこうべ2019

2019年10月14日(体育の日)は「スポーツフェスティバルこうべ2019in王子」が開催されました。

神戸登山研修所は王子スポーツセンターの一角にあります。台風一過で晴れを期待していたのですが、どうも空模様がスッキリとしません、小雨まで落ちてきました。

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この日、王子スポーツセンターでは各種スポーツイベントが組まれておりますが中でもスポーツクライミングは大人気でここ数年募集定員数40名に対し5倍を超える応募があって抽選となっています。各時間帯に定員10名で4回行われますがスタッフは前日や早朝から準備に追われました。

訪れる子供達の安全確保のためロープや器具の点検、ルートのセッティングと神経を使いますね。

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今日のイベントを支えるスタッフは11名です。

「皆さん、本当に有難う御座います。ご協力に感謝してます」

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こうして長い一日の重労働が始まりました。参加者はまず準備体操を行ないます。普段は使わない筋肉や関節に負荷が掛かりますからシッカリとほぐして下さい。

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高さ15mのピラミッドウォールはスポーツクライミング用で神戸ワールドカップで使用されたものです。

また高さ18mある人口岩壁は自然の岩場を模して造られており本格登山の練習やレスキュー講習にも利用されております。

屋上からは前に神戸港そして背後の六甲山系が一望されます。

「見てごらん、良い眺めでしょ!登って来れたご褒美やで!」

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人口岩壁(通称サル山)は訪れた子供達に人気があります。登り切った達成感があるようで屋上に辿りついた時の笑顔は見ている私達まで顔がほころびます。

こんな子供達の笑顔が早朝から夕方まで休みなく続く緊張感の中を頑張ってくれるスタッフ達への大きな贈り物ですね。

「良く頑張ったね!偉いよ!またおいでな」

保護者の皆さんと嬉々として帰路に付く後姿を見送って、

「さぁ~、次の組が待ってるぞ!」

まだ長い1日は続きます。

 

 

2019年10月16日 (水)

ジャックラッセルテリアと過ごす日々

我家には子供が2人、孫娘が3人居ます。長男家族は尼崎に住んでおりますが嫁いだ娘は近くに住んでいます。

その娘が或る日私に、

「お父さん、娘達の情操教育に犬を飼おうと思ってるねん」

こう言うのです、それは良い事だと賛成したのですが、

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何と、2頭のジャックラッセルテリアを連れて帰って来たのです。

「どう?可愛いやろ、眼が合ったら連れて帰るしかあらへんわ」

可愛い子犬ですがこのジャックラッセルテリアは育てるのが難しい犬種です。

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お姉ちゃんが抱っこする杏(あん)ちゃん。

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妹が抱っこする詩(うた)ちゃん。

1頭だと姉妹で取り合いをするので2頭にしたそうです。

「どうするねん、1頭でも大変な犬種を2頭もか!」

価格的にも安い買い物ではない。

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詩(うた)と杏(あん)と名付けられた姉妹犬です。

ジャックラッセルテリアはイギリス原産のキツネや小動物を追うように改良された猟犬です。荒い気性で小柄な体に底知れぬパワーを秘めています。この先が思いやられた。            

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これは10年程前の写真です。抱いているワンコは知人が飼っていて私が山や自然の中へ連れて行ったジャックラッセルテリアの女の子です。歩き疲れては抱っこでした。

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この娘とは1年半位だったかな?パピーウォーカーみたいな関係でした。私の言う事をよく聞き分け人の言葉を理解した賢い子でしたが私が甘やかしたからか飼い主の指示を無視するように感じたので距離をおきました。そしてその家族は東京へと引っ越してお別れでした。

会えなくなって寂しかったですね。今どうしているか、あの頃が懐かしく思い出されます。

多くの犬が私の回りに居ました。それぞれの犬に思い入れがあります。

親父には絶対的に従った紀州犬の「ロボ」、さすがに猟犬だけあって喧嘩すれば耳の1/3を食い千切られながら相手の野犬を噛み殺した強烈な奴だった。旅立った時、親父と二人で五色塚古墳のテッペンに抱き上げて埋めてやりました(昔は自由に出入り出来てましたが今は古墳公園なんで無理ですね)

私と一緒に会社へ出勤したMIX犬の「キキ」、中突堤の会社から北野町までの道を覚えていて勝手に先に帰宅してアパートの管理人さんに玄関ドア―を開けてもらい部屋の入口で寝てましたね、こいつも賢くて私と一緒に山を駆け回った奴だった。

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娘は私の犬好きを知ってます。特にジャックラッセルテリアが好きな事も、昔のワンコと背中の模様が同じスムースを見つけた事で即決したようです。

「お父さん、どうや?模様もそっくりやろ?」

「ホンマや!一緒やな!可愛いなぁ」

姉妹犬でも性格は正反対です。詩(うた)はジャックラッセルテリアとはとても思えない位に大人しくおっとりした性格でオモチャへの執着心もなく散歩も気が乗らないようです。

動きもユッタリしていて娘曰く、

「何か老犬みたいやろ?穏やかで扱いやすいわぁ」

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杏(あん)はと云うと執着心は凄まじく、お気に入りのオモチャを咥えてエンドレスに走り回り疲れを知りません。外遊びが大好きでフルスピードで駆け回ります。

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目を輝かせ草ッ原や急斜面を駆け回る杏(あん)を見ているとジャックラッセルテリアは軽四輪車にF1エンジンを搭載しているような犬だと言われますが、本当にその言葉通りです。

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詩(うた)のおっとりした性格に少し拍子抜けしました。でも反面その優しい性格は子供との生活では良い影響が出てます。三歳の末孫娘と仲良く引っ付いて寝てますし、孫たちに何をされても我慢しております。ジャックラッセルテリアでも千差万別ですね意外でした。

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「お父さん、アンの躾をお願いしますわ、パワフル過ぎて手に負えません」

こうして私とアンとの躾を巡っての真剣勝負が始まったのです。

娘に、

「犬の寿命を考えると当然、俺が先に逝く、今後お前が育てる事を前提に基礎訓練したる」

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生後8~9ヶ月となったのでアンの特訓を急ぎます。自然の中で遊ばせるには「呼び戻し」が絶対必要条件です。私の右側に付いて歩き、「よし、行け!」でダッシュ、「おいで!」で戻ってきます。コマンドを聞き分け、私の目を見て合図を待つようになりました。教えもしないのに海や池、川へ飛び込み達者に泳ぎ回ります。特にこの海岸がアンのお気に入りで泳いだり穴掘りをしています。

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写真を並べてみたらアンに似てますね。

ジャックラッセルテリアが自然の中を駆け回って遊ぶ姿は見ているだけでも楽しいですね。

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登山中も場所や状況をみてリードを外してやります。嬉しそうに駆けて行きますが必ず分岐点や一定の距離で立ち止まり私を見て指示を待ってます。この時は登山道を横切ったシマヘビを追って急斜面を駆け下り執拗に探してました、

マムシじゃないので好きにさせてます。蛇もアホやないからそうは簡単に捕らえられん。

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私が出勤する時は神戸登山研修所へ連れて行くのですがスタッフや来館者や子供たちに可愛がられてご満悦です。

「人間は怖くない、オヤツもくれる、楽しく遊んでくれるんだ」

そう学んでます。

そんな或る日、敷地内の茂みで羽根を痛めて潜んでいるカラスを見つけ咥えて帰ってきたんです、無理やり取り上げて弱ったカラスを近くの王子動物園に持って行ったら、

「最近はカラスを害鳥としてますから動物園も感染のリスクもあるから対応しかねます」

犬が捕獲したんなら自然淘汰だと言われました。「感染のリスク? 」ヤバいので締めてから埋めようかと思ったのですが少し離れた茂みに放しました。アンは執拗に敷地内を嗅ぎまわります。

「私の獲物を返せぇ!」

アンがカラスを威嚇してる上空では仲間の群れが大騒ぎで旋回してました。

「アン、今度はお前が仲間に狙われるぞ!」

また或る日芦屋ロックガーデンから東おたふく山へ連れて行ったのですが往路は高座谷から風吹岩へ抜けました。ここは多くの野生イノシシが生息しているエリアです。アンはイノシシの匂いに強く反応してテンションは上がってましたが幸いここでは遭遇せず雨ヶ峠に出ました。

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東おたふく山への分岐点では多くのハイカーが昼食の最中でしたがそこへ大きなイノシシが現れ高齢のご婦人3人パーティーに近づきます、我々に同行していた環境省のアクティブレンジャーが「危険ですから離れて下さい!」と注意を促し、ご婦人方は弁当を置いてベンチに避難しました。

この時、アンを繋いでいたロングリードがギューンと伸びました。アンが今まで見せた事の無い恐ろしい形相で牙を剥きイノシシに向って行きます。慌ててリードを軽く引きながら距離を保ってやりましたがグイグイと前に出ます、流石のイノシシもこのチビッコ犬の迫力に押されて茂みに逃げました。ハイカーのご婦人方からは、

「偉いね、賢いね、強いね!お弁当を取られずに助かったわ、有難う!」

褒められて、短い尻尾をフリフリです。

イノシシの牙に掛けられると犬はスッ飛ばされて多くの猟犬が命を落としてますから注意が要ります。アンは怖さを知りませんから危険な行為ですよね、リードを装着してて良かったですわ。

その時、言われました、

「チビのくせに気性が荒いなぁ、飼い主に似るんやね」

どういう意味なん?

 

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相生の天下台山で兵庫県山岳連盟自然保護委員会主催の登山イベントが開催されました。

生憎の悪天候でしたが、

「山では雨に遭う、そのためにレインウェアーが有るんや、行くでぇ~!」

強い雨が降り続く中、アンを連れて天下台山北尾根を登りました。途中の濡れた岩場もご機嫌で楽々と乗り越え山頂へ到着です。そしてフルスロットルで山上部を駆け回ってました。

「このワンちゃん凄いな!」

皆さんに感心されました。

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これは昔に登った時の天下台山山頂です。

「こうして改めて写真を見てみたら、後姿はアンにソックリや!」

アンと土砂降りの山頂に立った時、10数年前が鮮やかに蘇えりました。

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流石のパワフルドッグも疲れ果てて私の布団をグジャグジャに掘り返して爆睡してます。

娘夫婦や孫娘達に頼まれた基礎訓練は終わろうとしてます。

詩(うた)杏(あん)がお利口ワンコで、幸せなドッグライフを送れるよう願う日々です。

   

2019年10月 2日 (水)

雪彦山合同救助訓練

9月29日(日)雪彦山に於いて兵庫県山岳連盟はりま支部、姫路消防、姫路警察の合同遭難救助訓練が開催されました。

この日、芦屋ロックガーデンでは日本近代登山の父と称され雪彦山の開拓者としても知られる藤木九三翁を偲ぶ「藤木祭」が開かれています。雪彦山救助訓練とバッティングしておりましたが古賀会長が芦屋へ、私が雪彦山へと調整出来ました。そして心配していました天候も問題なく予定通りの開催となったのです。

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急峻な岩場で知られる雪彦山では毎年のように事故が発生しています。転落、滑落、道迷いと遭難事故が起り、ここ数年も亡くなる登山者が出ているのです。訪れる登山者の安全を守る、事故が起れば自らの体を張って救助活動に向う救助隊には頭が下がりますね。

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兵庫県山岳連盟はりま支部の後藤支部長より合同訓練開始の訓示がありました。

レスキュー隊員の号令

「支部長に対し頭中っ!」

身の引き締まる思いです。

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まず姫路聖マリア病院のドクターによる講習です。テーマは「マムシ咬傷に対するエスマルヒ法の有効性」です。

マムシに咬まれる事故はよく聞きます。

「俺が咬まれたのはマムシやなくて間違いなくあれはツチノコやった!」

このようにおっしゃる猛者も居ます。

エスマルヒ駆血帯と云うゴム製(幅10cm程)の帯で傷の上部から強く巻き下していきます。止血の意味ではなく毒液が絞り出されるようにするのです。咬まれた傷口を小さく切り開き水で洗浄すると帯の圧力で押し出されてきた毒液は水と混じり溶解されていくそうです。

帯で締める時間は20分程度で長時間は他の障害が出る。

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こちらでは登山道から沢筋に転落した登山者を引き上げる訓練が行われております。

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ザックを使い要救助者を背負い支点から張られたロープに引かれて斜面を登るのです。

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引き上げるシステムも二分の一、三分の一と状況に合わせた方法を試します。

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09:00に始まった合同訓練は13:00に無事終了となりました。

各所轄より訓練の講評があり解散となりました。

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最後にご挨拶させて頂きましたが、

「兵庫県山岳連盟はりま支部の地道な活動が山の安全を啓発し、登山者を守っているのだと実感した」

旨を伝えました。

本当にお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

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