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2019年2月

2019年2月11日 (月)

氷ノ山流れ尾で雪上訓練

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10年振りだという超弩級寒冷渦が日本列島をスッポリと包んでいる。高層天気図を見たら高度1600mの気温-14℃帯が県北部に掛かっているようだ。

 2月9日(土)HMAの有志メンバーから、

「氷ノ山流れ尾を登るので同行お願いします」

と連絡があった。当日の天候を考えるとかなり厳しい登山が予想された。

仕事のトラブル処理で走り回って疲れてるし、早朝発は厳しいのでトっちゃんを誘って八鹿まで走り車中泊しました、我がキャンピングカー?シュラフ快適なり!

09:00と少し遅い時間に参加者7名が氷ノ山国際スキー場のパーキングに集まった。

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パトロール本部に計画書を提出して流れ尾に向います。氷ノ山山頂部は厚い雪雲の中だ。対岸の鉢伏山も間もなく雪雲に隠れ吹雪となるだろう。

スタートがかなり遅くなった。冬山初心者も居るし怪我や風邪っ気をおして参加してるメンバーも居る。この天気や足並みを考えれば猛吹雪に遭うのは分かってるし15:00には下山とした行動時間の予測が付かない。

冬山講習としては絶好の条件です。でも今日はリスクは避けよう、思い切って行動計画を切り替えた。

 「今日は頂上には行かず流れ尾の1峰辺りまで登って折り返します。ラッセルと雪面の登下降や滑落停止などの雪山基礎訓練をメインに行ないます!」

吹雪く山を眺めるメンバーの顔には納得と安堵の表情が浮かんでる

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リフト最上部から流れ尾の支尾根を目指してスタートです。この辺りは吹き溜まる場所なので積雪量の割には潜るんです。敢えてワカンを履かずに頑張ってもらいましょう。

「潜りますわ!ワカンを履きましょか?」

「履かんでエエ!そのままガンガン行け!膝で押して行け!」

ポイントとなる地点では読図を繰り返します。

「現在位置は?進行方位わ!」

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支尾根に乗りました。尻を叩いてラッセルさせて楽勝でした。

俺らもチョットくらいはラッセルしたもんね」

胆嚢摘出から復帰したトっちゃんもどうやら元気を取り戻したようで一安心しました。

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流れ尾の雪庇に着きました、大きな張り出しではありませんが一応は雪庇です。

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「弱点を崩してルートを切り開いてごらんよ」

 雪にまみれて頑張っておりました。

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月9日11:00の流れ尾1200m付近です。県境北西から強烈な風雪が吹き付けてきます。気温は-5℃だから体感温度はもっと低いね。この辺りでの雪上訓練は厳しいので1050m付近の風裏を捜す事にして下降します。

 「この吹き曝しの中で昼飯を食えと言うのは酷やしね」

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訓練に適した良い斜面があったので基礎的なアイゼンワーク、ピッケルとのコンビネーションで斜面の登下降やトラバースを何度もやってもらいます。滑落停止も怒鳴られながら繰り返してます。

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風雪も強まり14:00に練習を終えました。下降ルートはパトロール本部にリフトに沿ってスキーヤー、ボーダーの邪魔にならないラインを下降する事で事前了承してもらっておりました。

「リフトのトップまでの下りは潜るから先頭を交代しながら進みよ」

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「何んでこんな状況下でそんなにニコニコして居られるんですか?寒くない?」 

「今日はええ天気やんか、ええ風も吹いてて楽しいねん!」

「????・・・変な爺さん!」

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連休明けの12日に孫娘を連れて六甲山スノーパークに行って来ました。

昔は六甲山人口スキー場と言っていた施設ですね。

孫が「雪遊び!雪遊び!」と催促するんで出掛けました。県北部まで出掛けなくても遊べるし、でも入園料金が高い!大人2000円、子供1000円、駐車場1000円ですわ。

目を離すとソリ禁止のスキー、ボード専用ゲレンデに勝手に入ってソリで滑ってしまうし大変でしたわ。恐いもの知らずの孫相手に爺さん婆さんは振り回されてフラフラでした。

 

2019年2月 7日 (木)

兵庫県立六甲山ビジターセンター

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六甲山の記念碑台に六甲山ビジターセンターと云うのがあるのを御存知ですか?私は知りませんでした。

裏六甲ドライブウェイを上がった交差点が記念碑台なんですが、その高台に建つ立派な施設でした。

Img_0003_3Img兵庫県立六甲山ビジターセンターが正式名称です。2月2日(土)に兵庫県県民局が「冬山を学ぼう!歩こう!」と云うイベントを開催しました。そのイベントの講師に私にも声が掛かったんです。冬山講習なのに雪も氷も無くては実感が湧かないし、どうしたものかと悩んでました。

イベント前夜、サークルHMAの六甲山麓に住んでるメンバーから「六甲は真っ白で山上は10cm以上の積雪ですよ」との情報が寄せられた。

「よっしゃ!これで少しは冬山感のある講習が出来るわ!」

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有馬街道の小部峠から登りましたが森林植物園から先の道路は早朝の事でもあり全面凍結でしたね。我が愛車の軽四輪にはスタッドレスタイヤを装着したし、モードを四駆に切り替えたので問題なく快調に雪道を登ってくれます。

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記念碑台のパーキングはご覧のような状況で最高のロケーションとなってます。

久し振りに見た雪の六甲山です。

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今日の講習は初歩的な冬山登山を想定したものにしています。冬の六甲山を楽しむには何が必要なのか、基本的な事から説明していきます。

私が使っている冬山装備の全てを持ち込んで使用法なども説明しました。

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今日のイベントには30名の方が参加されています。私の受け持ち時間は短いので大変です。全ては無理なんでメインを読図としてコンパスと地形図の使い方に重きをおきました。磁北線の引き方、コンパスの基本的な使い方ですね。レイヤリングや登山中に摂る食料なども紹介しました。

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ビジターセンターからは参加の皆さんにはアイゼンを装着してもらいダイヤモンドポイントまで歩いて頂きました。その途中では自然保護委員長のアケミさん講師による植生の説明や冬芽の観察が行われていました。悲しいかな私にはその分野に関する知識はございません。登山の楽しみ方その奥深さはアケミさんの講義を見ていて理解出来ます。登山技術だけではなく学ぶ事の多さを実感させられます。 「我以外は全て師である」そんな感じやね。

ダイヤモンドポイントではコンパスと地図での実習です。クロスベアリングや山座同定です。短時間で読図技術を身に付ける事は出来ません。それは分かっていますがせめてその入口位は覚えて帰って欲しいしね。

10時に始まり15時にイベントは終了となりましたが終わってみて私はどう考えても講師を務めるような器ではないと実感した、そんな一日でしたね。

「さて、今夜は旧友達とベトナム料理で一杯やる予定やし、チャンネルを切り替えよう!」

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