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2018年5月 7日 (月)

登山を諦めて観光旅行へ

私とトっちゃんは5月4~6日の予定で立山連峰の龍王岳に向かったのです。当初の予定は芳っしゃんをリーダーとした雲峰中堅4名に私達2名がサポートに付いて爺ヶ岳東尾根から鹿島槍ヶ岳を目指すとしていたのです。

しかし今年のGW後半の天候は不安定です。好天期を待つべく日程の調整を図ったのですが結局、基本計画は中止となりました。

そこで私とサークルHMA特別顧問?のトっちゃんは7月のHMA龍王岳クライミングの下見も兼ねて7月の予定ルートを登っておこうと考えた訳です。

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北陸道を走りながら立山連峰を眺めていたトっちゃんが、

「見てみ、何や知らんけど山がエライ白いで!」

そう言われて見れは確かに白い、鍬崎山にも雪がある。

「確かに雪は多いなあ、雪は気温が上がって消えたと聞いてたけど?」

立山駅には早朝から人々が溢れています。

何と、聞けば黒部立山アルペンルートが止まっているそうだ。5月4日は大量の降雪で丸1日運休となり5月5日も弥陀ヶ原や室堂辺りで膝上(50cm)を超える積雪となっていて除雪作業が難航しており今日の運行再開も未定となっていました。私達も状況が確定するまで待機することにしました。

我々の予定は5月5日に龍王岳東尾根を登攀して山頂に抜けるか途中でビバークする予定ですから少々スタートが遅れても時間的には余裕がある。

しかしいつまでも待ってる訳にもいかず登山届を持って立山登山指導所に情報を聞きに行きました。指導所の話ではかなりの新雪が積もり吹溜りは1m程?あるそうだ。数日前の雨でクラストした上に新雪が乗った不安定な雪質です。風も強く室堂で16m、稜線ではそれ以上の相当に強い風が吹いているようだ。気温は08:00で室堂-7℃らしい。一の越から御山谷の下降と龍王岳へのトラバースは風下の吹き溜まりでラッセルになるだろう、雪崩を喰らう危険が大きい。ツェルトだけのビバークもこの風と気温では厳しい、総合的に判断して登山の中止を決めた。

登山指導所に、

「今回の龍王岳東尾根は止めて帰りますわ」

「賢明な判断だと思います。数日は御山谷は入域規制になるでしょう」

帰ると決めて、さて、どうしましょう。

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取りあえず何時も素通りしていた立山の国立登山研修所に寄りました。GW休館中で無人でした。神戸登山研修所より規模も大きく、ここには講習生を受け入れる宿泊棟もある。

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神戸の猿山より高さは低いです。側面にはロードセルを使っての落下係数や墜落時の耐荷重を測定できる櫓も組み込まれています。

この櫓設備を神戸に作ろうとしているのです。これが出来れば西日本、関西エリアの登山関係組織は富山まで来なくても実験や検証講習が神戸で出来るんです。国税にゴッソリと持って行かれた設備資金が悔やまれる、脱税した訳でもなくボランティアでコツコツと安全登山を啓蒙する神戸登山研修所から搾り上げんでも良いやろうにね。
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どこに行くか?長い登山人生ですが山の帰りに観光地へ寄った事がありません。恥ずかしながら何処も知りません。

頼りは元JTBのベテラン添乗員のトっちゃんです。

「ヨッシャ、ここからは俺に任せとけ、プランニングしたる」

最初に訪れたのは世界遺産の五箇山菅沼合掌造り集落です。合掌造りは知ってますが実物は初めてでした。本当に立派なものだと感心しました。昔の人の知恵に脱帽です。

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次に訪れたのは白川郷です。GWでもあり有名な観光地ですから延々と続くパーキング待ちの車で白川郷は溢れかえっておりました。

トっちゃん添乗員が言います、

「集落内は観光客で一杯やからパス、そこを左折して狭い道やけど登って行こか、白川郷は高台からの眺めが一番や!」

雪景色にライトアップされた合掌造りのポスターや写真を見ますが、それはこのポイントからの景色だったんです。トっちゃん添乗員の言葉通りの眺めでしたね。

「良い所に連れて来てくれてありがとうな」

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次に行きたいと思ったのは福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館でした。

以前にテレビで紹介されたのを見て一度は来たいと思った博物館です。

「ダイナソーは幾つ何十になっても夢があって面白いやんか!」

入館料を払おうとしたら、

「70歳以上の方は無料ですよ」

県外から来た年寄りですが良いの?と言ったのですが本当に無料でした。「福井県、サイコ―!」

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入館したらリアルな動きの迫力あるティラノサウルスが迎えてくれました。

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これも首を振ったり呼吸したりと動いております。リアルです。

孫娘を連れて来てやりたいと考えておりましたが、これは怖がるかも知れんと思ったね。しかし男の子は喜ぶでしょう。

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勝山市の谷間にある古い地層から見つかった恐竜の復元です。名前に発見地が冠されるんですね。発見された谷は恐竜渓谷と呼んでいるそうです。

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勝山の恐竜渓谷で発見された化石や世界中から集まった骨格化石がこれでもかと云う位展示されています。
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最後は永平寺に寄りました。既に拝観時間を過ぎていたので誰も居ない静かな境内でした。こうして思わぬ観光旅行となったGW山行は終わりとしました。

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今回が初めての遠出となった4月に私の元にやって来た新車です。

2人ならユッタリと並んで横になれるミニバンです。先代の「KUROSUKE Ⅴ」は山々を巡り15万キロをノントラブルで走り切った猛者でした。乗り継いできたミニバンも6台目です「KUROSUKE Ⅵ」も頑張ってよ。私の年齢を考えると歴代が走った15万キロ超えまで乗りこなす事は無理ですね。

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新造船が就航しました。「うりずん21」です。先代の「うりずん21」と外観はあまり変わってないようですが船体は大きくなり積載量が増えている。

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このタイプの船をRORO船と呼びます。(ROLL ON ROLL OFF)

船尾のランプウェイからも貨物の出し入れが出来る船です。船倉は3層構造で一番底には乗用車を積み開閉するハッチが閉まればその上にトレーラーが積み込まれるのです。

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新造船の香りを感じながら船内を見て回りました。船も海も大好きです。

もちろん山もですけどね。

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この船は阪神~奄美沖縄航路に定期就航していた貨客船「フェリーくろしお」です。私が現役勤務した40年の半分20年間を共にした懐かしい船です。関門海峡でケミカルタンカーと衝突し右舷上部に大穴を開けたり、土佐沖で横波喰らって積み荷のコンテナが横倒しになったり、電源が落ちて復旧せず冷蔵品が腐ったり、ポートピア博ではパンダを神戸に運んだし、売船されアドリア海で余生を送ったこのお婆ちゃんとはハラハラドキドキ、苦労も喜びも味わった。今となれば良い思い出をくれた船です。

今では沖縄航路に就航しているのは貨物専用船ばかりとなり阪神間から奄美沖縄に船旅する事は出来なくなりました。

海辺に育ち、好きな海で働き、そして大好きな山に登る。高ちゃんが言うように「ラッキーなエエ人生やで!」かなァ。





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