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2018年3月

2018年3月14日 (水)

厳冬の天児屋山

1月に予定されていた氷ノ山での雪山講習を月遅れで場所を天児屋山に移し開講しました。天児屋山とは兵庫、鳥取、岡山の三県が境を接する宍粟市千種町にある山です。無雪期は深い藪に覆われおり道は無いのです、積雪期に登る山ですね。

 兵庫県山岳連盟が主管するサークルHMA委員会も創設から3年目を迎えます。一般公募で集まった方々は最大時で60名を超えた事もありました。サークルHMA委員会の責任者である私がメンバーに求めた事はハードルが高かったのでしょう、今は私の方針に賛同したメンバー20名が自らのスキルアップに励んでいます。「技術、気力、体力」を供えた強いリーダーシップの指導者となり「自立した登山者」になってもらう事を目指します。

  ちくさ高原スキー場に08:30集合です。今日の講習会には姫路岳友同人の西本君が講師として参加してくれました。本当にありがとうございます。
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サークルHMAではハイキングレスキュー講習会を年3回開講しています。UIAA基準カリキュラムにはツェルトを使ったビバーク、緊急避難も含まれています。今回は実際の雪山でラッセル、雪洞掘り、そしてツェルトを使った実践講習なのです。

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数日前の気温上昇で雪は減っています。それでも峰越峠(みこしとうげ)への県道は深い雪です。ラドン源泉付近でワカンを装着して雪山へ向います。天候は雪、北西の強い風で吹雪模様となり講習会にはピッタシの状況です。厳しい状況下で講習する方が臨場感があって良いのです。「もっと吹雪けェ!」

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吹雪いて視界はボンヤリと霞んでいます。読図講習には良い状況となりました。地図とコンパスで方位を確認し、トップを交代しながらラッセルを続けます。帰路のルートを確保するためのペナントや標識ポールも用意していました。登山道が雪に埋もれる時期では必要となる基礎技術です。

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天児屋山頂まで行って雪上講習会をするとしていましたが積雪量が予想より少ないし県境尾根も風が強く雪は吹き飛んでいるようだ。

 西本君と相談してこのまま山頂に行っても吹雪で眺望も無いし、天候は出発時より明らかに悪化している。このままでは講習時間も少なくなるので、それより登山行動を三国平で打ち切り、風下側の天児屋川源頭を少し下降した吹溜りの雪面で雪洞掘りをする事にしたのです。

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暴風雪から我が身を守る事が最優先ですから短時間で吹きさらし状況から脱しなければなりません。雪洞掘りが如何に大変な作業なのか実感しています。

 次はツェルトを樹間に張る方法や強風で張れない場合、頭から被って裾を巻き込んで強風から身を守る大切さが教えられます

シッカリと学んで、これからの登山に役立てて下さいね。
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帰路も読図講習を続けながら戻って行きます。

ちくさ高原スキー場に戻ったのは15:00頃でした。

千種町の「エーガイヤ温泉」で冷え切った体を温めて

2月のHMA例会は解散となりました。

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