早くも10月です(岳連イベントや海神社の祭りも)
2017年も早いもので10月になりました。9月~10月も岳連関連の行事が続いています。それにしても秋雨前線の停滞で雨がよく降ります。10月7日開催の少年団六甲ミニ縦走は10月14日に順延されましたがこの日も雨で結局は今年度の開催は中止となりました。
10月9日(体育の日)はスポーツフェスティバルです。神戸登山研修所にはクライミングを体験したいと事前に申し込まれた親子がやってきました。神戸市の主催する事業に我々が協力しているイベントで人気が高いと聞いています。
ジュニアクライミング講習会も同じなのですが子供は本能的に上には何とか登って行きます。しかし途中で足を止めて下を見た途端、完全フリーズです。呼べど叫べど反応はありません。固まってしまい動きません。それに備えてベテランスタッフが中間地点や上部にスタンバイしていて小脇に抱えたりブラ下げたりして下降補助します。
「神戸市さん、この苦労を解って下さいよ、登山技術を持つ多くのボランティアスタッフの協力が必要ですし大変なんだから!」
リスクの大きなイベントですから無事に終わればドッと疲れがでます。
10月10日~12日は垂水海神社の秋祭りです。私が育った頃の神戸市垂水区の西垂水地区は漁業と農業が中心の自然豊かな田舎町でした。白砂青松の海岸は埋め立てられショッピングモールとなり緑の田園や里山は宅地と様変わりしてしまいました。
しかし秋祭りは昔と変わらず地元が盛り上がる一大イベントです。見ものは海神社への宮入を終えた布団太鼓の練り合わせです。奥から高丸北、西垂水、塩屋、東垂水と並んでいます。ズッシリと掛かる半端ない重量に耐え、担ぎ、揺らし、差し上げを数十分間繰り返す、見ているだけでも気分が高揚しますね。
「もう一度、担いでみたい!」
老いた垂水ッ子の果て無き夢です。
ここ数年の間、仕事や岳連事業で祭りに参加していませんでした。久し振りに孫娘を肩に乗せて見に出掛けたのです。
私の身内はこの祭りに代々関わっています。西垂水は古くは明石郡垂水郷西垂水村と呼ばれていました。この地に何代にも亘って漁業と農業の暮らしを続けていた私の母方実家です。祭りには叔父、従兄弟、そして我が家も長男と父子で参加していましたね。今年も従兄弟達の元気な姿が見えます。
近郷5ヶ村が持ち回りで海神社ご神体を神輿に移し巡行する担き番が我が村?に巡ってきました。
垂水の秋祭りとは
西垂水!紺の法被が風を切る!(垂水海神社秋祭り2013)←クリック
今年の御座船には従兄弟達が乗り込み神輿のお供で垂水漁港を海上渡御に出て行きました。
「さて、私はこれから登山研修所の仕事に出掛けます。来年も楽しいお祭りを見せて下さいね」
10月21日(土)は兵庫県山岳連盟主催の毎年恒例となっている講演会です。
今年の講演を快くお引き受け下さったのは写真家でもありライターでもある大竹英洋氏です。
最近、出版された「そしてぼくは旅に出た」です。
各書店にも並んでいます。
台風21号の接近でこの日は朝から強い雨が降っていました。それでも多くの方々が来られ大竹氏の貴重なスライドとトークを楽しまれていました。
講演が終わり協賛下さった企業からの景品が当たる抽選会が行われました。箱に入った半券を引くのはSTちゃんです。私は彼女に言っておいたのです。
「当たり籤は不思議と引く係に当るんやで!」
その通りでした。好日山荘提供の高価なダブルストックをSTちゃんは引き当てたのです。
STちゃんは何と当ったそのストックを兵庫県山岳連盟技術遭対委員会へ寄贈してくれました。
ハイキングレスキューの講習会で使うストックが研修所には無かったのです。
有難うございました。大切に有効活用しますね。
「STちゃんは心優しい、ほんまに女神さんや!」
決して貰ったから言ってるんじゃありませんよ。
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