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2017年3月

2017年3月28日 (火)

2017年新会員オリエンテーション

3月26日(日)2017年度のクラブ雲峰新入会員を対象としたオリエンテーションが開かれました。

2015年にも初夏と秋と2回に亘りオリエンテーションを実施しています。

これからは君達の時代だ!(俺達は見守って行きますね)←クリック

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こうして見てみますと前回のオリエンテーションから指導部の顔ぶれが随分と若返っていますよね。クラブ雲峰の世代交代が進んでいるのです。

新会員から自らが目指したい登山、山への思いが語られました。

ケンちゃん委員長からは心に滲みる良い言葉が聞けました。

「良いクライマーになる前に良いビレイヤーになろう、クライミングはパートナー間の強い信頼で成り立つスポーツです。危険と背中合わせだと云う事、そしてお互いの命を守る。その意識を今一度シッカリと心に留めていて欲しい」

「細いロープの先にはパートナーの命は勿論、お互いの人生、家族、生活が繋がっているんです。どうかこの事を決して忘れないで下さい」

本当に良い話だと思う、私の長い登山人生でもお互いに仲間を守る、この意識だけは何時も心に有ったのです。

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市っちゃん、ケンちゃん、ナオキ君達が中心となって今回のオリエンテーションは進んでいます。

ピラミッドウォールでの確保練習です。自分では出来たつもりでいても駄目出しされています。基本に忠実に反復練習が続けられます。

「そんなに力入れてロープ握り続けたら肩凝るよ」

ビレイの重要性をあれだけ聞かされた後だけに力も入りますよね。

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講師の一挙手一投足を真剣な眼差しで見詰めている姿が印象的でしたね。

ナオヒデ代表と二人で後ろから眺めて、

「見てて安心やね。これで彼等にバトンを渡す事が出来るね」

「俺もそう思うわ、ここまで長い道程やったなァ、ナオヒデさん、お疲れ様でした」

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緊張感も有りで、良い雰囲気の中、オリエンテーションは雨が落ち始めた4時頃まで続けられたのです。

ナオヒデ君、トっちゃん、高ちゃん、まぁちゃん、有難う御座いました。良き先輩、良き仲間が居たからこそクラブ雲峰は新しい時代を迎える事が出来ました。

私の登山人生も愈々最終章へと向かって行きます。

今暫くの間、この爺さん達と付き合ってやって下さいね。

2017年3月21日 (火)

シャリバテ恐るべし!(氷ノ山流れ尾)

氷ノ山流れ尾を先月に続いて今月も登ります。3月18日(土) 今回も八鹿インター近くの道の駅「但馬蔵」で一泊しました。

超弩級の副ちゃんが加わると3人でマイキャンピングカーは満杯となり寝返りも打てない狭さです。

参加者は私、高ちゃん、川畑くん、副島くんの4名です。今日は流れ尾で彼達の雪上訓練を行いながら山頂へ抜けるとしたのです。

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氷ノ山国際スキー場リフト始発は08:00です。一番でリフトに乗り込みました。この連休でスキー場は今シーズンの営業を終えるそうですが、今日の来場者は予想外に少なかったですね。

スタートのリフトトップからは全くトレースもなくラッセル開始、吹溜りでは潜りますが、新雪の下は比較的しまっていてワカンは不要です。 

「今日、最初のトレーニングはラッセルやぞ、シッカリ踏み固めて道を作れよ」

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若手が先頭を交代しながら支尾根をラッセル、流れ尾のジャンクションに到着です。ここで次のトレーニングが始まります。

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「さぁ、君達にはこの雪庇を崩してルートを開いてもらいます」

 「これを越えるんですか?」

 雪庇やキノコ雪を崩すことも貴重な経験となります。

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先月に来た時より雪庇は成長しておりました。

それにしても今年の積雪量は凄いね。

まだまだ氷ノ山は冬の装いです。

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高チャン指導員の怒号が響きます。

「ダァーホ!(ド阿呆)下から崩してどないすんねん、ドカンと落ちるぞ、上から順にいかんかい!上から!」

「足元を固めんかい!そんなステップやと足が届かんやろが!考えて作れ!」

 可哀想に雪まみれになって雪庇と格闘しておりました。

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続いてのトレーニングは雪、氷、岩のミックス壁の登攀です。

第一岩峰の雪壁を左に回り込んでビッシリと雪の詰まったガリーを登ります。

シュルンドを削ったビレイ点の二人は落ちてくる雪、氷、岩の洗礼を浴びて悲鳴を上げておりました。

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核心部を登る高チャンです。見た目より壁が立っていて僅かに掛かる前爪に体重を預けて登ります。頭上の被った大岩の乗っ越しには一汗かきましたね。

後続はアッセンダ―とクレムハイストでセルフを取って登らせています。

今度は私が怒鳴る番です。

「足元の雪が崩れますぅ!」

ガリーの雪を全部崩す勢いでもがいており、ザーザーと雪が削り落とされてきます。

「ダァ―ホ!何でそんなに崩すんや!ガーンと鋭角に蹴り込んで決めんかい!ガーンと!」

上部の岩場では、

「体が持ち上がりませ~ん!」

「ダァ―ホ!クレムハイストのセルフが下になっとるやないかい、それで体が上がる訳ないやろが!セルフを先に上げんかい!先に!」

大騒ぎのガリー登攀でした。

「俺達、年寄りはこんな所を登るのは嫌やと言うたのにあいつ等が登ろ、登ろと言いやがったんや」

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第一岩峰を越えてから私には地獄が待っていたのです。

朝食は5時前に小さなオハギを2個と紅茶を摂っておりました。そして現在時刻は正午前です。山頂までは1時間程で着く地点です。ここから暫く急な斜面の登りが続きますが腹が減って、腹が減って、力が出ません。前を行く3人の姿がだんだん小さくなっていきます。

堪らず大声で、

「腹減ったァ~、飯食わせぇ~!」

前で3人は笑っていたそうです。

「あいつの声を聴いて、俺らも急に腹が減ったわ」

腹が減ってバテる(車で云うガス欠)事を通称「シャリバテ」と言います。正にこれでした。

山頂に上がり、夢中で稲荷寿司を5個と菓子パンを胃袋に流し込みました。

「生き返ったァ~、これで帰りも歩ける」

普段のトレーニングではドライフルーツとスポーツドリンクで事済むのに、この日の腹の減り方は異常でしたね。

帰宅して夕食も食ってビールも飲みました。食後なのに体重計に乗ってみたら昨日より3KG近く減ってました。

私の身体って燃費の悪い車みたいなもんですね。

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時期的には海水温も低くて魚の活性が下がって不漁となる季節なんですが、淡路に来ればそれなりの釣果が出るのです。

悪条件でも結果を残す、「粘りの根津」 面目躍如ですなァ。

2017年3月17日 (金)

クラブ雲峰のホームページが完成しました。

構想数年、ナオミ大先生のご尽力のより「神戸クラブ雲峰」のホームページが遂に完成致しました。

これが完成したホームページです。

http://unpou.sakura.ne.jp/  ← クリック

私のブログもこのホームページの中にリンクしております。

「神戸クラブ雲峰」新時代のスタートです。

私と根津君が毎週の様に通っている釣り場は淡路の西浦に有ります。そこに豊漁と安全を願って西濱大明神が祀られています。その境内の片隅にこんな立派な句碑が建っています。この横を抜けて釣り場へ向かうのですが通る度に気になっていました

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根津君も気になったようで何やらメモってました。

そして調べてみたらしい、

「教えたげましょか、高田蝶衣(たかたちょうい)を調べてみたんです、この人は淡路東浦の出身で有名な俳人ですわ」 

さすがは表具師やね、芸術文化には眼が向くようだ。

蝶衣は湊川神社の神職でもあったそうです。明治期から昭和初期に掛けて多くの句を詠み、40代で胸を病み故郷の淡路に戻り、そこで没した俳人だそうですよ。

根津君が調べたのなら俺も調べてみよう。

「石を這ふ音の侘しき寄居虫かな」

この「寄居虫」が???でした。

寄居虫とはヤドカリの事だそうです。

「ヤドカリ」と分かっても字余りになるしね?

読み方は「ゴウナ」ですってよ、 春の季語だと分かりました。

指導者研修会で松山に行った時、俳句に関して書いたブログです。

http://fujimt.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5eac.html ←クリック

どうです、釣りだけを楽しむのじゃなくて、時にはこんな小さな発見も有り、小さな旅って本当に楽しいものですね。

2017年3月15日 (水)

第7回近畿地区合同登山技術研修会(新しいデバイスも紹介します)

3月11日(土)は8名が集まって妙号岩での入会予定者を対象にしてのクライミングを朝から夕方までやっていました。風が冷たくて日が陰ると寒い、寒い!震える一日でした。

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3月12日(日)は大阪府岳連が主管する合同登山技術研修会が神戸登山研修所で開催されました。この日はクラブ山行で大山8合尾根の予定が入っていましたが残念ながら、そちらは諦めました。私も兵庫県山岳連盟の遭対技術委員会のメンバーですし、研修会に出席する事にしたのです。

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神戸登山研修所には20名を超える研修生が集まってきました。

有り難い事に昨日とは打って変わって無風で日差しの暖かい一日となりました。

今回の研修テーマは、

(1) 各種フリクションヒッチの検証

(2) 懸垂下降での結び目通過

この2点を実地に検証します。

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登攀中に落石がロープに当たり破断した。切れたロープを繋いで懸垂下降する、空中懸垂を想定したピラミッドウォールを使っての結び目通過は全体重がバックアップに掛かるのでロックしてしまい動けなくなる場面も現出しました。何せ上のバックアップに体重を移しバックアップにバックアップを取ったりと複雑怪奇な操作が続きます。

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「プルージックはこの状況では締まり過ぎて駄目やね、マッシャ―、クレムハイスト、オートブロックかな?」

「トーレスが最近は使われてる、これが最良かもね。いやいやオートブロックトーレスがもっと良いよ、それと上のバックアップに手が届かん時を想定してガースをセットしてマリナーを作っておこう」

「アンタ方、何語を喋ってんの? 日本語に訳してくれ~!」

この日の私は神戸登山研修所を代表してビレイを担当し、お手伝いさせて頂きました。

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私が使っているビレイデバイスです。左からATC,メガジュル、クリックアップです。ATCは太いロープを使う時、アルパインで使っています。メガジュルはセミオートでテンションが来ると万が一、手を離してもロープがロックされ止まります。これはアルパインで9mmダブルを使う時が出番です。

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安全面から見てもっとも確実性の高いビレイデバイスはないか?と探していました。最近のフリークライミングは墜落して当たり前となってるようですね。我々の時代は落ちたら死ぬ、どんなことしても落ちるなと体に叩き込んでいます。現実はビレイミスでクライマーがグランドフォールしてしまう事も起こっているのです。私も歳ですから何が有ってもおかしくない、ビレイ中に倒れたらクライマーを落としてしまう、そんなリスクを回避しなければなりません。そこで購入したのが確実に止まるデバイスであるCT社のクリックアップです。良いのはグリグリとは違って私が使っているデバイスと操作が似ており使用には違和感がないのです。対応するロープ径は8.6mmから10.5mmとなっており、手繰り出し、手繰り込みもスムーズに動きます。一発でガッツーンと止まりますからシッカリしたハンガーの支点でないと破壊されるかもね。懸垂機能がないのでアルパインでは使用できないようですね、私はシングルピッチやフリークライミングのビレイに使う事にしています。

https://www.youtube.com/watch?v=FSNwX5RfxSs

CT社の作成したクリックアップの動画です。 ↑

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冬の夕暮れは早く訪れる。播磨灘を隔てて小豆島のシルエットが浮かんでいる。夕陽が水線に落ちる僅かな時、空は茜に染まる。

根津君が言う、

「ホンマにええ景色やね、こんなロケーションで釣りして、ホンマに贅沢な遊びしてるなぁ~て感じますわ」

私もそう思います。こんな絶景を二人で眺めていました。

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我が釣りの相棒である根津君が依頼を受けて投稿した釣りの掲載記事です。現地への取材釣行には私がカメラマンとして同行しました。

「根津くーん!釣れた魚をそのままもう一度海に戻して竿を曲げてくれるか」

演出付きのワンショットでした。本当に釣れているので記事に偽装はありませんよ。

 

2017年3月 8日 (水)

久し振りに更新しました。

ブログの更新は久し振りです。2月5日からインフルエンザで1週間寝込んでしまいました。虚弱体質の老体にはかなりのダメージでしたね。インフルエンザ恐るべしです。

 

2月18日はサークルHMAの2月例会を組んでいましたので病み上がりで鼻をグズグズさせながら出掛けたのです。

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コースは殆ど人が通らないコースを設定しました。神鉄谷上駅から丸山谷を登り三ツ下谷~炭ヶ谷道~シェール道~徳川道~新穂高~杣谷と長丁場のアップダウンです。病み上がりでは厳しかったですね。

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2月25日夜は八鹿の道の駅で一泊します。この車は3人が余裕で寝る事が出来ます。そして今夜の夕食はキムチ鍋でした。

「腹一杯や!酒も回ったし、 お休みなさーい」

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2月26日は氷ノ山流れ尾です。昨年は降雪量が少なく登山計画すらしませんでした。

2年振りに登る流れ尾です。氷ノ山登山では山頂への最短コースですがその分厳しいルートです。流れ尾は入山者も少なく静かで私達には楽しく良いトレーニング場所を提供してくれます。

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なかなか立派な雪庇ですね。

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流れ尾を抜けました。緩やかな雪原が山頂まで広がっています。風は冷たく春はまだまだ遠いですね。

「太陽が傘被ったぞ、2~3時間位したら天気は崩れるな」 登りは第一岩峰で行き詰った先行パーティーをサポートしたりで3時間半、下りは駐車場までゲレンデの端をテクテクと下って3時間でした。予想通り小雪になり麓では雨が降りましたね。

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これも久し振りに吊り上げたムラソイです。36cm、30cmx2が短時間で連発しました。凄い当たりで強烈な引きでした。ムラソイは35cm位まで成長するとされていますのでこれが最大級なんでしょうね。ここまで大きくなるには10年は掛かるそうです。おそらくは二度とお目に掛かる事はないでしょう。2歳半の伸び盛りの孫娘の栄養源となってくれました。海の恵みに感謝して、次の獲物を狙っております。


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