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2017年1月

2017年1月18日 (水)

クラブ雲峰2017鏡開き

1月15日(日)は鏡開きです。妙号岩テラスに09:00集合と掲示されている。

今冬一番の最強寒波が南下して県北部は大雪となっています。私の住まいする舞子は海に面し温暖な瀬戸内気候の典型みたいな場所で雪の気配もありません。車で家を出てビックリしました。対向車の多くが屋根に雪を乗せています。山麓線ではスリップして中央分離帯に乗り上げていたり、放置された車やバイクが数台ありました。ノーマルタイヤを履いていたんでしょうね。

鈴蘭台は車道にも雪が残っています。日陰では雪が固く凍結してガリガリです。勿論、私の車は冬用タイヤを装着していますがスピードを落とし慎重に走りましたね。

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珍しい妙号岩の雪化粧姿です。この雪景色の中、前の壁テラスに動く人影が見えます。

 

「エエッ、この雪の中を登ってるわ!こうなると好きと云うよりアホやね」

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ツルツル滑る石井ダムへの道路です。良い感じですね。

 

「やっと冬がやって来たね、もっともっと降って春まで雪山を楽しませてーな」

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ナオヒデ君が到着し、さっそく善哉の準備にかかります。

「お餅は15個持ってきたけど足りるやろか?」

「そら少ないわ、高ちゃんが参加してたら15個くらいは一人で食ってしまうぞ」

私も念のためにと5個持参して来ていたので何とか2個ずつは当たりましたね。

前ちゃんはナベをひっくり返すし、どうなる事かとヒヤリ!

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小雪が舞う中、温かい善哉が冷えた体に染み渡る。

「美味いやろ!お代わりあるよ、ドンドン食ってよ!」

15時頃まで寒さで手の感覚も無くなったとぼやきながらも岩に齧りついていましたね。

「ホンマに君等は変やで、クラブ雲峰は変人の集まりか!」

こうして2017年鏡開きは11名の参加で無事に終了となりました。

2017年1月10日 (火)

2017年の幕開けです。

あらためて、2017年明けましておめでとうございます。

 

  恭賀新禧

                  全家平安

                      平成二十九年 元旦

Photo
 

     船のマストに掲げられる信号旗のUWは「貴船の安全なる航海を祈る」

 と云う意味があります。山も同じです、「安全な山旅を祈る」ですね。

 

                         〒655-0046

                      神戸市垂水区舞子台6丁目7-2-302号

                       黒 田 信 男

旧年中は兵庫県山岳連盟の行事、特にサークルHMAの活動に多大なるご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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1月8日を2017年の登り初めとしていました。しかし朝から雨が降り続く予報が出たため翌日の9日に変更したんです。

09:00に集合し御着の岩場に向います。参加したのは13名でした。岩場に到着しましたが昨日の雨で壁は濡れています。陽が照れば乾くだろうと淡い期待で登り始めましたが、なんと!雨が降り出しました。

「スマホで雨雲の動きを見てくれるか?」

「あきませんわ、次の雨雲が近づいています」

どうやらレインマン市っちゃんのパワーは今年も健在らしいね。

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壁は湿ってヌルヌルになり、ホールドを持つ指先は泥や苔で真っ黒のなる始末です。当然の事、靴はスメアも効かず立ち込みも不安定で滑りまくりでした。それでも参加メンバーは嬉々としてクライミングを楽しんでいました。

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地面はぬかるんでいますのでガレに陣取って小雨の中での昼食でした。

本来なら善哉を炊いて初登りを祝う予定でしたが、このゲレンデは取り決めで火気は厳禁となってるはずです。鏡開きは来週の日曜日に妙号岩で行うとしました。

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濡れた悪条件の中、御座候にトライしています。何度も何度も落ちても落ちてもチャレンジしてました。

「そこはピンチで、キョンを決めて、梅干しを掴め!」

なんの事か解りますか? 

近々にはナオミ&カズミの女性コンビが出来上がりそうです。

「ウチラを女と思わんとってよ~!」やて。

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阿部先輩、そちらから見えますか? これが2017年新生クラブ雲峰ですよ。しっかり見守って下さいね、阿部先輩の遺志を継ぎ、そして私達が将来を託した後輩達の姿です。ガッチリとスクラムを組み、市っちゃん、ケンちゃん、ナオキ君達が中心となって新しい時代を迎えたクラブ雲峰を守り育てます。

「ラグビーみたいにスクラムを組みよった!all for one one for all このスピリッツでお願いします」

ナオヒデくん、トっちゃん、高ちゃん、マアちゃんの爺さんチームの努力もクラブの大きな推進力です。頼もしい仲間達の末席を汚しますが私も精一杯頑張ります

私も古希を過ぎ、数年後には阿部先輩の下に参ります。その時は笑って迎えて下さい。沢山の土産話を持って行きますから美味い珈琲を飲ませて下さいね。

2017年1月 1日 (日)

悲しくて、悲しくて、阿部先輩逝く。

2017年新しい年を迎えました。しかし、とても新春を寿ぐそんな気分にはなれません。

2016年12月30日午前0時過ぎ,阿部先輩が旅立たれました。享年81歳でした。

クラブ設立直後から運営の中心となり長く代表を務められた阿部先輩。私達が入会した頃が一番大変だったと思います。イケイケで命知らずの若者が多く集まっていたあの頃、それを御しながらクラブ雲峰の舵取り、運営に尽力されていました。

トっちゃんが思い出を語る。

「俺は怒られてばっかりやった、段取りが悪い、珈琲の入れ方が下手や、こればっかりや!」

私は要領が良かったのか、山で怒られた記憶は無い、ただ無節操な私生活を送っている事をかなり厳しく叱責された。あのギョロ目で睨まれると流石の私も黙って頭を下げるしかなかった。

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昭和11年生まれ、ガッチリとした大きな体、その鋭い眼差しは終生変わる事はなかった。繊細かつ大胆、親分肌で面倒見の良い頼れる兄貴でしたね。

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特にこの連中は毎夜のようにお宅に押しかけて美恵子夫人にはご迷惑を掛け続けました。お二人とも嫌な顔を全く見せず、暖かく優しく迎えて頂いた。阿部宅をサロンとして育った雲峰クライマーは多い。

トモちゃん、ユウゾウ君のお子さん達(当時はですけど)も懐いてくれて、今も家族同様の付き合いが続いている。

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12月31日大晦日、葬儀告別式がしめやかに行われました。

棺には多くの懐かしい仲間との思い出深い写真やクラブ雲峰創立50周年記念誌が納められました。祭壇には新生クラブ雲峰を象徴するTシャツが飾られています。

阿部先輩、貴男が守り育てたクラブ雲峰は我々がシッカリと引き継ぎ、そして次世代にバトンを渡しました。我々は先輩方の創立の主旨、50年の重き伝統を守ります。今、クラブ雲峰には多くの新しい仲間が参加してくれています。雲峰イズムを決して忘れず受け継いで行きます。どうかご安心下さい。

本当に長い間、有難う御座いました、そしてお疲れ様でした。

最後のお別れの時、泣けて泣けて涙がとめどなく流れてどうしようもなかった。

弔文で桑田先輩が

「あちらへ行ったら先に逝かれた先輩方と第2のクラブ雲峰を創って待っていて下さい」

その時は私も入会させて下さい。

何度も歩いた住吉川沿いの甲南斎場で阿部先輩は煙となって浄土へと登って行きました。

美恵子夫人が言った、

「お父さんはやりたい事が全て出来た幸せな一生でしたよ」

夫を支え続け見送った妻としての自負と阿部先輩への消えぬ愛が感じ取れた。

(以前のブログより)

我家の壁には数枚の山岳写真が掛かっています。

阿部信一大先輩の作品です。阿部先輩は山岳写真家として知る人ぞ知るカメラマンなんです。

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これは甲斐駒ヶ岳で撮られた一枚で「カメラ毎日」の巻頭に掲載されました。(1975年頃だと思います) 

作品名は「山男」モデルは若き日の私です。鼻水や涙も凍って冬山の厳しさが表れていると評価されたんです。

 阿部先輩の作品ではクラブ雲峰の当時の若手がモデルを務めました。(パネルにしてもらった人は私の外にも居るよね)

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これも入賞を果たした大作で厳冬期の富士山で撮られたものです。吹き荒ぶ強風で出来た風紋を前景とし人物を配して冬富士の厳しさ、空間の広がり、雪と岩と空のコントラスト、見る者を引き込むスケールの大きな作品です。

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阿部作品の多くは山岳写真イコール風景写真とは異なる一種独特な阿部ワールドなのです。画面上には人物を必ず配しており大自然と対峙するアルピニストの緊張感とスケールを白黒画面の中で表現しているのです。

阿部先輩からは、

「写真も山も一緒やで、一歩前へ!」 

よく言われました。

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これは同じ日、屏風尾根を登る私、高ちゃん、オカチン、コッチャン、マアちゃんです。(シャッターが凍り付いたのに不思議と写っていた奇跡の一枚)

冬富士の作品はこんな過酷な状況下でシャッターを切っておられます。気温は-20度以下、吹き飛ばされそうな烈風の中、愛用機のニコンFを構え風雪に耐えてシャッターチャンスを待っている姿を思い出します。何十本も持参するフィルムは全てトライエックス(高感度フィルム)でした。(風景写真には粒子の細かいFを使う人が多かったのですが、敢えて粒子の荒い高感度フィルムを多用しておられた)

阿部先輩は山岳写真界では最高峰とも云える「白簱史朗賞」も受賞されています。

「凄い先輩がクラブ雲峰には居るんですよ!」

俺達の自慢だった。

どうかクラブ雲峰に阿部信一と云う凄い大先輩が居たことを忘れないで欲しい。

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