« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月

2016年1月24日 (日)

凍ったかな?裏六甲2016

1月23日(土)BBSに前ちゃん、イっちゃん、姫ちゃんが新しい靴とアイゼンのチェックに行くとの掲示がありました。場所は裏六甲の谷筋、有馬温泉から向うとのことだった。

確かにここ数日は気温も下がり平年の冬らしい感はある。でも滝が凍結するまでの冷え込みとは思われなかった。 

「氷瀑は期待してないけど、彼らがどんな事をするんか様子見に行ったろかい!」

と云う事で集合場所の六甲ロープウェイ「有馬温泉駅」パーキングへと出掛けた。

P1230041
紅葉谷道はロープウェイ有馬温泉駅を少し上がった堰堤付近が大崩壊しており通行止めになっています。しかし通行止めフェンスは大きく壊されてかなりの人が通っているようだ。おっそろしく急なガレ場と化した崩壊地点を慎重に越えて進みましたが案内板の指示経路は魚屋道から迂回すると掲示されています。紅葉谷道も各所で登山道が崩壊しており迂回路が作られておりました。

市ッちゃんも姫ちゃんもスポルティバのネパールエボGTXを履いておりました。とにかく高価な登山靴で70000円近くするんです。確かに良い靴なんですが高過ぎる。市ッちゃんは流石やね「トレックイン」で直買いしたそうです。私も何度かスペインに発注しましたがこのサイトで買うと安いですよ、ラッキーなら輸入関税も掛かりませんしね。彼はこの靴を40000円程(関税送料込み)で購入出来たそうです。

P1230040
七曲りの滝はこんな状況でした。申し訳程度にツララが出来ていて水も流れ落ちています。氷瀑見物の登山者も多く来てるし、登ることは出来ません。

P1230042001
そのまま谷を直上して奥のルンゼに入ります。近づいてみると堆積した落ち葉の下にテラテラの氷が見えております。バイルを打ち込むと手応えがありました。

「オオッ、この氷は堅いぞ!ガッチリと利くわ、登れる!」

P1230046

落ち葉を払い除けてみたらこんな状況の氷壁となりました。

「姫ちゃん、思いっ切り蹴り込め!大丈夫や、」

P1230048
姫ちゃんは新品の靴とアイゼンを履き、初めて経験する薄氷登り(アイスクライミングと云う程の氷じゃありませんので) 実に嬉しそうに登っていました。

P1230049
上部の急峻なザレを直上して、紅葉谷道へ、そこから百間滝にトラバースしました。こちらの谷は全く凍結しておりませんでしたね。

P1230050

百間滝下流のゴルジュ手前にあるルンゼです。所々に氷結が見えています。

谷筋は時間も15:00近くになって薄暗くなり小雪も舞い始めました。このルンゼを登り紅葉谷道の崩壊迂回路に抜けて本日の裏六甲谷めぐり山行は終りとしました。

週明けにかけての大寒波?で良い氷が張るかもね。それも束の間でしょう、来週末までには溶けてしまうでしょうね。

「今日は少しだけでも楽しませてもらったんで良しとします」

2016年1月18日 (月)

今年最初の勉強会

2016年1月17日(日)に今年最初の登山技術勉強会を神戸登山研修所で開催しました。勤務の関係で全員が揃うのは難しいのですが、それでも15名が参加しています。

1.17阪神淡路大震災から早いもので21年が経ちましたね。あの日、赴任先から会社の船に便乗して神戸に向った。海上から眺めた神戸、暗闇に浮かぶ炎の色、神戸港には接岸出来ず、大阪南港に上がりバイクを駆って急いだ、急いだ。行く先々で倒壊し、燃え上がる故郷神戸の惨状を目にし、体が震え、泣きながら東から西へと向かった事が思い出されます。

私の家は明石海峡に面しており、震源地からは海峡を隔てて僅か数キロの距離です。被災したと思われた家も家族も何とか無事で全身の力が一気に抜けた。

また、この神戸登山研修所はサブグラウンドをヘリポートとし、自衛隊救援基地本部ともなっていたんです。

P1170028
ナオヒデ代表からこの勉強会を開いた主旨と安全登山に関する強いメッセージが伝えられました。

トっちゃん技術委員長からは昨年度に起った事故?に関する問題点が分析されました。

P1170029
また昨年にヒヤリハットな事象が如何に多く発生していたかをあらためて認識し今後の活動に向けて安全意識の向上が求められました。参加者は真剣に聞き入り反省しきりです。

P1170030

座学講習はコンパス、地形図の正しい使い方の確認から始まりました。

「地形図を見て山容が目に浮かんでくるようにしてよ」

進行方位、距離、高度を記載するナビゲーションマップの作成法も伝えます。

P1170031
続いてはサコちゃん講師による山岳気象基礎講座です。天気図の書き方、気圧配置から天候を如何に判断するか、山岳気象の基礎学習をシッカリと勉強します。

また観天望気の必要性、現代人が無くしてしまった古からDNAに刷り込まれた自然や天気と向き合う感覚を呼び起こすことがアルピニストには必要であると考えています。

「6感までとは言わんけど5感を研ぎ澄ました動物的な感も要ると俺は思うね」

P1170033
午後はナオミ講師によるパソコン、スマホを使っての情報交換システムを基礎からレクチャーされました。

「お爺にはチンプンカンプンやけど、情報のやり取りはこれやもんね、勉強、勉強」 

そして屋外ウォールでの実技です。オオタニSC公認指導員がピラミッドウォール10aで熱血指導です。

「イチカワさんを今年度はバッチリとトップクライマーに仕上げます!」

「イっちゃん、扱かれてますなぁ、頑張れよ!」

猿山ではマルチピッチ、ツルベ登攀、懸垂下降の反復練習です。

参加者は嬉々として冷え込んだ壁に挑んでおりました。

「座学では眠たそうやったのに実技は張り切ってますなぁ」

勉強会は09:00から16:00まで続いたのです。

「今から飲み会やるよ!冷えたから熱燗やぁ~」

2016年1月12日 (火)

2016年初登り(御着)

2016年1月10日(日) 今年の初登りは御着(佐土新)の岩場でとのBBS案内が回っています。

P1100024
私は用事を片付けて午後から顔を出しましたが雲峰の貸切り状態でしたね。

御着の岩場は冬の練習には持って来いです。岩場は東と南に面しており北からの季節風は当たらず日差しもタップリです。

P1100023
サコちゃんもやって来ました。17名も集まると賑やかですね。麓の登り口辺りまで声が聞こえてきます。

P1100022
こうして2016年の活動が開始されました。今年は暖冬で雪不足か続いています。雪山トレーニングがいつ頃から行えるか悩ましいですね。

ネズフィッシングも始動しました。

P1030017vert
1月3日は淡路の浅野漁港での初釣りでした。

私以外の皆さんは大物を仕留めて最高の初釣りとなったんです。

私は何とか釣れた20cm程のガシラを2匹、布バケツに入れていたのですが気が付けばバケツが有りません、野良猫の仕業でした。獲物はネコちゃんのお年玉となったようです。愛用のリールはガリっと嫌な音がして壊れてしまうし、散々な初釣りになりました。

P1110025vert
リベンジを期しての須磨一文字です。云わば我々ネズフィッシングのホームゲレンデです。この日は納得の釣りでした。しかし、ここは油断すれば危険が潜んでいます。この時期の寒中水泳は身体に悪いですよ。この日の被害者はSさん、竿2本と携帯電話がパーになりましたが怪我がないだけでもラッキーです。

「山も海も安全第一ですよ!」

 

2016年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます。(冬季槍ヶ岳登頂記)

20151227日~31日、厳冬期槍ヶ岳

 

参加人員 3人(渡邊、吉岡、加藤)

807180_1451662334

 

初12月26の出発予定から天候不良やメンバの緊急入院で(黒田は右眼視力低下、高木は急性胆嚢炎)と二し、12月27日正午、塚に集合し渡邊先輩の愛車にて出

 

メンバは渡邊先輩をリに私(吉岡)と高木先輩の誘いで加していただいた加藤氏。加藤氏は日本山岳に所し、お仕事でも岳人などを中心に山係の本にわるフリライタでその知識・経験とも豊富で今回の山行で大きな力となって下さいました。

 

17:00、例年よりも雪は少なく新高ロプウェ駐車場に到着。トイレのある建物で夕食をっていると続々と他のパ-ティ―がやって来て結構な賑わいになった。

 

この日は車中泊し、翌28日06:00に出

 

Dscn0066

 

今冬は暖冬で積雪は少なく天候も上、ピッチは上がりドンドン進みます、途中で岡野さんから聞いていた大阪の山岳の方9人と出会った。大喰岳を進むルトをとっていたようですが途中雪崩に遭遇したらしく撤退されたようでした。自分たちもを引き締めて幾つかの雪崩生ポイントなどを注意して一人ずつ進み過ぎには槍平に到着。初テント設予定の槍平でしたが天候の崩れなどを考えて少しでも高度を稼ぐために先に進むことにします。スノシュどをデポし荷物をくして丸山急登にかかります。雪が少なくトレスもっていたので今回の山行での心配事の一つであったラッセルは無くここでも高度を稼ぎます。中崎尾根を森林限界付近までテント設地点を探しながら進み結局17:30頃に稜線の影になるところに設。初めての雪山でのテント泊でよく解らない事が多く、お二人のやることを眺めるばかりでした。テントの中ではとにかくバを使い水を作る作業。お二人の山の話に聞き入っていました。

 

Dscn0078_2

 

29日、この日も天は良好、テントをこの場にし槍ヶ岳山頂まで往復する案も出たが結局07:30テントを撤し出。この判が後で良かった事がわかります。渡邊先輩の調子が今ひとつ上がらず前日のような力さが無く全体にペスが上がりません。どうも高度障害のようで加藤さんが呼吸法を指南してくれて多少マシになったようですが無理は出ず。

 

Dscn0083_2
15:00頃、槍ヶ岳冬期避難小屋到着。天は良いものの風がくこの日はこのまま避難小屋にて渡邊先輩の回復を期待しつつ30日の朝を待ちます。小屋には他にもパティが居ましたが目を引いたのは大山岳部らしき一で、幾つかのグルプが色々なルトを登る集中登山で槍を目指していたようで無線でやり取りしていて小屋での再会を喜んでいました。

 

Dscn0097_2

 

翌日は他のパティが早くから動き始める中をのんびりモドで準備。相変わらず風がいが取り付けば風の影響は少ないだろうと先へ。雪は少なく鎖も半分見えている事から特にロプを必要ともせず07:30に登頂。とは云え、アイゼントレをしていなければしい況だったと思います。三人で握手を交わし証拠写真を撮って早に下山する事にした。私が風が冷たいと云うより痛いと話すと山頂付近ではい時には風速20ル前後だったのではと渡邊先輩。08:30に下山開始。登り時にかなり急登で他のパティがロプをフィックスしていたところがありどうするか相談した結果、迂回してトラバスすることに。加藤さんが先頭に立ち進みます。他のパティの中には別ルトを尻セドで一気に下りるパティや飛騨沢を下っているパティも見えました。自分達は慌てず確に下ります。高度が下がってきたせいか渡邊先輩の調子もり、16:00には槍平に到着。以前に雪崩があったらしいので出るだけ建物の影になるところを選びテントを設。思いのほか水を作るのにガスを使い、予備のガスも使うことに。12月31日06:30にテントを撤、どこかの大生パティの掛けをバックにテント場を後に。藤木レリフ、チビ谷、ブドウ谷と進み、午前中に駐車場到着。中湯の森でお風呂に入りやっと人心地。りの車中でもお二人の山談義に花き19:00塚到着

 

Dscn0106_2

 

前に考えていた山行とはかなり違っていましたが全てが勉になり自分の中で一つの締めくくりとなるものでした。この山行に加を決めてたくさんの方にサポトをして頂き感謝の念でいっぱいです。

 

余談ですが、正月早イモトのマッキンリ登山の録画を見ながらテントやシュラフを干しつつこの文章を書いています。さて今年はどんな山行が出るのか、今年もよろしくお願いします。

 

 YOSHIOKA NOBUYASU

Dscn4639
2015年は創立50周年の年でした。我々は一つの節目を越えて新たなる時代に入ったんです。この一枚の写真がクラブ雲峰の歴史を物語っています。クラブ雲峰は諸先輩方のパイオニアスピリッツを忘れず、創立時の強い精神を絶えず心に秘め、今また目覚めた雲峰イズムを推進して行きましょう。

Img_20150308_134840819001_2
私は右眼の視力が極端に低下して登山活動にドクターストップがかかっています。でも仲間たちはこんな私を支えてくれます。有り難い事だと感謝の気持ちで一杯です。

何度も言ってきました。焦らなくても良いよ。地道に自らの目標に向って直向きに努力する。大自然は過酷で無慈悲である一面、そんな努力する者を寛容に受け入れてくれます。

私にどれだけの時間が残されているのか、それは判りません。

「とにかく、一緒に楽しませて下さいね!」

今年も宜しくお願いしますね。

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

フォト

ブログリンク

  • クラブ雲峰ホームページ
    神戸を拠点として活動する創立50年を超えるクラブ雲峰のホームページです。
  • 遠征プロジェクト
    海外遠征を目指し頑張っているナベちゃんの活動が掲載されています。
  • 雲峰イズム
    クラブ雲峰の未来を担う現役組が運営するブログの開設です。ぜひ一読下さいね。
  • 会員掲示板
    クラブ雲峰の会員用掲示版です。 山行計画、連絡事項、ご意見、ボヤキを自由に 書き込んで下さい。
  • クラブ雲峰
    2007年にブログを開設して2012年までの記事を掲載しております。
無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック