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2015年12月14日 (月)

我家はアートギャラリー

我家の壁には数枚の山岳写真が掛かっています。

阿部信一大先輩の作品です。阿部先輩は山岳写真家として知る人ぞ知るカメラマンなんです。

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これは甲斐駒ヶ岳で撮られた一枚で「カメラ毎日」の巻頭に掲載されました。(1975年頃だと思います) 

作品名は「山男」モデルは若き日の私です。鼻水や涙も凍って冬山の厳しさが表れていると評価されたんです。

 阿部先輩の作品ではクラブ雲峰の当時の若手がモデルを務めました。(パネルにしてもらった人は私の外にも居るよね)

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これも入賞を果たした大作で厳冬期の富士山で撮られたものです。吹き荒ぶ強風で出来た風紋を前景とし人物を配して冬富士の厳しさ、空間の広がり、雪と岩と空のコントラスト、見る者を引き込むスケールの大きな作品です。

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阿部作品の多くは山岳写真イコール風景写真とは異なる一種独特な阿部ワールドなのです。画面上には人物を必ず配しており大自然と対峙するアルピニストの緊張感とスケールを白黒画面の中で表現しているのです。

阿部先輩からは、

「写真も山も一緒やで、一歩前へ!」 

よく言われました。

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これは同じ日、清瀬先輩が撮った屏風尾根を登る私、高ちゃん、オカチン、コッチャン、マアちゃんです。(シャッターが凍り付いたのに不思議と写っていた奇跡の一枚)

冬富士の作品はこんな過酷な状況下でシャッターを切っておられます。気温は-20度以下、吹き飛ばされそうな烈風の中、愛用機のニコンFを構え風雪に耐えてシャッターチャンスを待っている姿を思い出します。何十本も持参するフィルムは全てトライエックス(高感度フィルム)でした。(風景写真には粒子の細かいFを使う人が多かったのですが、敢えて粒子の荒い高感度フィルムを多用しておられた)

阿部先輩は山岳写真界では最高峰とも云える「白簱史朗賞」も受賞されています。

「凄い先輩がクラブ雲峰には居るんですよ!」

今は病床に伏されていますが一日も早いご回復を祈っております。

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これは私が大切にしている須田剋太画伯の「小児」です。

須田剋太画伯は司馬遼太郎の紀行文集「街道をゆく」の挿絵が特に有名です。 

この絵を入手した時は額も破損していたので元町の末積製額で新たに額装をお願いしました。

末積の奥さんに、

「須田先生の良い作品やから大切にしなさいよ」

と言われたことを思い出します。

 「可愛いでしょ、目から流れる涙?が好きなんです」

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これは小松益喜画伯の北野にある異人館を描いたもの。この異人館は今も神戸華僑総会として赤い煉瓦塀もそのままに現存しております。家内の実家はこの異人館の向い側でした。この異人館や路地が遊び場だったそうです。

 私が幼い頃、小松画伯が路地にイーゼルを構え咥えタバコでスケッチされているのをよく見かけたものでした。神戸旧居留地や北野町、山本通りの異人館を描いた作品は古き良き神戸の姿をキャンパスに留めています。今の観光地と化した北野町界隈をご覧になったら小松画伯はどう思われるでしょうね。

本物の小松益喜作品なんぞは私如きがとても所蔵出来るような代物じゃありません。何とか見つけた複製画を額装して家内の誕生日に贈ったんです。

 「たまには私も洒落た事をするんやでえ!」

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これは昔々に神戸市から「花時計賞」の副賞として貰った川西 英画伯の版画 「花時計」 です。神戸の版画は何と云っても川西 英でしょうね。

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この油彩画は従兄弟の事務所に飾ってあったのを気に入ったので借りてきたんです。この作家も知る人ぞ知る凄い方の作品ですぞ。

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これは皆さんもご存じ、クリスチャン リース ラッセンの アートポスターです。

友人の事務所にあったのを、

「この事務所には似つかわしないぞ!俺が貰って行くわ、エエやろが!」

半ば強奪状態、今は我家に納まっておりまする

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そしてトっちゃん画伯の作品も掛かっております。

は「雪稜をゆく」と右は「ゴハン君」です。トっちゃん画伯の作品は可愛い絵本を見ているようで、ホンワカとした味があります。

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そして玄関はこんな状態となってます。

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我家のアートギャラリーは如何だったですか?

「トっちゃん、また良い作品が出来たら譲って下さい。特設コーナーを造りますからね」

ネズフィッシングクラブでは、

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「ゴッツイのが釣れたぞ~!」

夜の防波堤に声が響いてます。掛かったのはムラソイで体長は31cmもある良型でした。しかし、この後はパタリと当りが無くなりガックリと肩を落としたネズさんでした。

「アカン、あの一尾で運を使い果たしたわ」 

ですってよ。

「贅沢を言うね!その一尾で満足せな」

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