« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

2015年3月29日 (日)

日々是好日(何かと忙しいです)

まずは美術展の話。

ナオヒデ君が副会長を務めるがん楽会美術展が県民会館で開かれています。

会場の関係で今年が最後の開催となると聞き、さっそく出掛けました。

P3290006_2 P3290007

ナオヒデ画伯の静物(油絵)と立山を描いた水彩画です。

P3290008
こちらはトっちゃん画伯の渾身の作品です。左は剣岳、右は大同心です。

色鉛筆で丹念にグラデーションを出し描き上げていますね。

「両画伯の作品が並ぶのは今年で最後なんやね、惜しいなぁ」 

続きましてはスキー靴の話。

以前から愛用していたスキー靴のインナーがボロボロに劣化して履けなくなりました。ウォークモード機能が付いていて重宝していましたが残念ながら廃棄処分するしかありません。

P3280002
新しい靴を買っても良いと大蔵大臣の許可は出ましたが、予算が厳しくて、なかなか希望する価格帯に該当する靴が見つかりませんでした。

最後の望みを託してインターネットで検索しました。

「ウォークモード付きの安いスキー靴は無いかなぁ」です。

そしてヒットしたのがこの靴です。

TECNICA MAGNUM 80 と云う聞いた事の無い靴です。

一体、何処の国の靴なんだろうか?

ハイク(ウォーク)モード付きでバックカントリースキーに対応しているのだそうです。

P3280003
ワンタッチでモード切り替えが出来ます。思った以上に可動角度が大きくて楽に歩けます。

さて、この靴のお値段ですが、¥19,800です。予算内で買える靴はこれ一足だけですから、さっそく迷わず購入決定です。

「オッ、これなら買える、俺のスキー技術なら何を履いても大差ないわ、何でもエエわい!」

P3280004 P3280006_2

3月26日(木)に再び駒の尾にテスト山行に出掛け、岡山県側の斜面で歩いたり滑ったと遊んでみました。そして仕上げはちくさスキー場で滑走してみたのです。結果はバッチりです。これはお勧め品ですよ。

続いては釣りです。

季節は春、桜の開花もチラホラ、でも海水温は真冬です。魚の活性は下がり釣りには一番厳しい時期です。水温の上昇は2ヵ月程度遅れます。

P3270001
そんな悪条件でも須磨一文字に渡りました。予想通り当たりは僅かで釣りになりません。それでも誰も帰ろうとは言いませんでした。

「このままでは帰れん、どうしても釣ったるわい!」

日付の変わる夜中まで 頑張りましたが3人での釣果はこれだけです。

「まぁ、この時期にしては良型が出てるから良しとしましょうや」

もう少し水温が上がれば、驚く程、釣れまくる。その季節は近い。

 

2015年3月17日 (火)

悪雪に七転八倒スキーにならん (駒の尾)

幼稚園に通うようになった孫娘が雪遊びに行きたいと言ってきた。甘いお爺ちゃんは今度の日曜日に千種へ連れて行く事にしたのです。

今週は仕事や何かと忙しく、今日一日だけポコッと時間が急に空きました。

「よし、下見がてらにちくさスキー場から駒の尾を往復したろ」

スキー靴にシールとクトーをセットした板を履き、ザックには雪山装備一式とスノーシューズも背負っています。

「こんなん背負って滑れるんやろか?」

とにかく天気が良過ぎる。暑いのなんのってサウナ状態です。

ダルガ峰から大海里峠までは西面(岡山県側)を巻きましたが、ノートレースで、しかもこの天気ですから雪はグサグサ、ズブズブで沈み込んでスキーも進みません。

スノーシューに履き替えましたがスキーと一緒で潜りまくりです。

P3170058
計算では2時間も有れば駒の尾に届くと思っていたのですが、甘かったなぁ。腐り雪に足を取られ転倒すると立ち上がるのも大変です。倒木を避け、枝を避け、七転八倒、悪戦苦闘、往路で疲れ果てました。

3時間近く掛かって、ヤットコサ駒の尾山頂に到着です。石柱はまだまだ雪に埋まっておりました。

P3170059山頂には私一人です。ノンビリと回りの山々を眺めておりました。

三室山も先週登った氷ノ山も、まだまだ冬の装いですね。

P3170060
船木山、後山への稜線もご覧のような積雪です。

でも、今日のような馬鹿陽気が続けば一気に消えてしまうだろう。

何とかスキー滑降を決めたいところなのですが、踝上まで潜る腐り雪と煩いブッシュは私のスキー技術では無理です。下手に転倒骨折でもしたら単独ですから緊急事態となる。自重か自嘲かスノーシューのまま、往路を戻って行きました。

「帰りはもっと雪質は悪なってるやろなぁ」

予想通り、シャーベットと云うより、解けかけた「かき氷」みたいでした。

スキーの出番はちくさスキー場を下る数分だけ、行程の大半は負荷のお荷物となっておりましたとさ。

「良いトレーニングになりました!」

ヤケクソですわ。

駒の尾に向う大海里峠で突然、犬に吠えられた。この深い雪の中を飼い主に従って登って来たのです。(犬種はラブラドール)

飼い主さんと話してみると姫路岳友同人会のAさんでした。

彼+ワンは時間切れで山頂手前のピークから戻って行かれました。駒の尾登山口へ下ると仰っていましたが、ワンちゃんは潜って大変やろね。

2015年3月16日 (月)

アブミに乗ろう(百丈岩)

人口登攀ではアブミを積極的に使用します。

その練習を百丈岩で行いました。

トっちゃん、ナオヒデ君、H君、ツヨシ君、楠兄が参加しています。

Img_20150315_133129439
生れて初めて使うアブミですもんね。その内に慣れますわ。

Img_20150315_13455152
「ええか、ハングはこうして越えるや!」

今月に古希を迎えたトっちゃん、怪物やね。

「人生七十古来稀」

ホンマ、こんな元気な爺さんは見た事がありません。

「脱帽!」

2015年3月15日 (日)

眺むれば春まだ浅き山の雪(氷ノ山流れ尾)

4月14日(土)に氷ノ山へ登ると萬ちゃんからメールが入っていた。個人山行としてヒゲちゃん、松っちゃん達と計画していたようだ。最終的にはクラブ山行となり彼達5名は東尾根から、私と高ちゃん、幸雄君の3名は流れ尾から山頂に向い、そこで合流する計画となった。私と高ちゃんは前夜から八鹿の道の駅Pで一泊、アルコールも入り、我が移動式ベッドルームで心地良い眠りに付いた。夜半、かなり強い雨が車の屋根を叩いていた。 

翌朝、雨はまだ降り続いている。集合地点のスキー場パーキング手前辺りから雨は雪へと変わってきた。08:00に参加メンバーが集合し、リフトで氷ノ山国際スキー場に上がる。

P3140034001

リフトの最上部に到着した。これより上はここ数日に降った新雪が40cm程、積もっておりトレースは全くありません。新雪を踏んでみると下の旧雪面は安定しているようなので、今日は久し振りに顔を出した幸雄君を徹底的にシゴキまくる事にしてワカンは履かず、アイゼン装着でラッセルすると決めた。

P3140036001
少し雪雲も切れて東尾根の下部が姿を見せた。吹雪かれてホワイトアウトなら地図とコンパスだけで方位度を頼りに登ろうと思っていたが、どうやらこの視界が保たれるなら今日は楽勝だ。

P3140038001
旧リフト終了点を経て流れ尾支尾根を登ります。吹き溜まった重たい雪は膝上を越えています。良いラッセルのトレーニングです。

幸雄君は久し振りの山ですから、この出だしからのラッセルは相当なアルバイトを強いられています。

「体重がムッチャ増えましてん、今日はダイエットのつもりでラッセルさせて下さい」

「ええよ、今日は読図訓練のおまけも付けたる」

登山用具店では店員に「こんな太ったアルパインクライマーは居ませんよ」と言われてムカッときたそうだ。 

「そら言われるやろ、その腹を見たらなぁ、ハーネスよりマワシは如何ですかと言われなんだか?」 

その殊勝な心掛けやよし、、

「よっしゃ、ラッセルは任せた、ガンガン行け!関取、頑張れよ!」

P3140041001
後方からは悪代官と越後屋の二人がやいのやいのと指示を飛ばしますから彼も大変だったでしょう。

「コラ、練習やから雪庇はそこの大きい所を切り崩して乗り越えんかい!」

P3140045001
ワカンでは苦労するミックス地点もアイゼン装着ですから難なく通過です。

「雪を崩してどうすんねんな、もっと前爪を蹴り込まんかい!踵を落とすからスタンスを崩してズリ落ちるんや、無駄な労力を使て疲れるだけや、一発で決め!」

「だって私達、こんな事、教えてもらってないも~ん」

P3140049001

束の間、雪雲が流れ去って青空が広かった。眩しい春の日差しが降り注ぎ雪面がキラキラと輝いた。

高ちゃんが言う、

「ほら見てみーな、天気の神さんが俺が来てる事にやっと気が付きはったんや、やっぱり俺は晴れ男やろが」

先日の堂満岳中央稜では一日中、天気は悪かった。その事を言うと、

「あの時は吹雪いて顔を隠してたから天気の神さん、俺に気が付かなんだだけや」

こいつには口では勝てん。

P3140051001
上の千本杉モンスターの消え残りが見えてきた。ラッセルしながらも3時間で上がって来た。

「よう頑張った!これで少しは減量したやろ、飯も抜いて、帰ってもお粥で我慢したらバッチリ、ダイエット成功やで」

「今日は焼肉喰います、ダイエットは来月からにします」

P3140054001horz
山頂避難小屋で軽い行動食を摂って急ぎ下山とした。

松っちゃんから電話が入り、東尾根5人は足並みが揃わず山頂は諦め、千本杉から下山中であると報告が入ったからです。

P3140057001
彼達には東尾根避難小屋で追いつきました。大して疲れているようには見えませんでしたが、雪に不慣れで時間が掛かると判断したのでしょう。

私は避難小屋手前のやや急な下りでアイゼンが大きな団子になってるのをズボラして落とさず滑り落ちました。危うく立木に激突するところでした。

「あかんね、油断とズボラは怪我の元です」

反省しきりです。

2015年3月 9日 (月)

素晴らしい天気です。(大山八合尾根)

P1020899

3月8日(日)08:00に大山寺第4駐車場に集合したのはこの面々です。

こうして並んでみると楠兄はデッカイなぁ。

P1020901
バックカントリ―スキーに向うマアチャン、柴ちゃん、ヨシミ君と合流して元谷へと向かいます。昨日の雨で心配した積雪量や雪質も問題なさそうだ。

P1020913
大神山神社を抜けて宝珠の分岐から雪に埋まった林道に上がる。今年も雪はタップリと残っています。

P1020916
本日の登攀ルートは八合尾根です。短いが夏道八合目に突き上げる急峻な尾根だ。先行するパーティーの姿が取り付き付近に確認できる。

Img_20150308_102233418
七合沢を登り左に尾根を越えて八合尾根の取り付き点に到着した。正面左寄りの雪壁から取り付いた。

P3080030002

尾根に上がるには左寄りの急な雪面を直登します。

時間は10:40です。私の考えた今日の予定は5月のトレーニングとしてフィックス、ユマールでの後続登攀、手製スノーバーの実戦テストでした。このシステムで登攀すると時間が掛かりすぎる。トっちゃんの意見を聞いてノンザイルで登る事となった。

O0640048013239089611001

八合尾根に乗りました。

「気を付けて登れよ、自己責任やぞ、落ちるなら八合沢側へな、怪我はするやろけど別山沢側に落ちるより生存確率は高いわ」

P1020920
テンションの上がっている楠兄が無茶苦茶にスタンスを崩しまくります。

「コラ!何しとんじゃ!微妙な形で張り付いた雪が落ちてしまうやないか、後も考えて登れ!」

後続するトっちゃんが怒鳴り上げています。

O0480064013239089636001
ご覧下さい、両面がスッパリと切れ落ちた何とも素晴らしいナイフリッヂでしょう。無風快晴の大山八合尾根を快調に登って行きます。スケールこそ小さいが大山は本当に良いルートを提供してくれる得難い山です。八合沢では小さな雪崩が起きていて雪解けが急速に進んでいるようです。

P3080031

元谷からピラミッド型に見えている岩峰です。積雪状況にもよりますが、ここが本日の核心部ですね。先行パーティーの通過を待って取り付きます。

Img_20150308_115507443
ミゾッチ、ユタカ君、ナオヒデ君は正面から、私、トっちゃん、楠兄は右に回り込んでリッヂを登りました。

P3080032002
好天気で気温も上昇、雪が緩みました。積み木状の岩はどれもグラグラと動き、落石の危険が大きく、正面もこのリッジの突破も緊張を強いられました。

P1020937001
なかなか絵になるワンショットですね。

これからのクラブ雲峰を担うメンバーは着実に育ってくれている。

「頼んだぞ! 俺達の夢を繋ぎ、未来を見つめて進め」

P1020940
ガサガサ、ボロボロの小ピナクルも今日は雪に覆われ難なく通過した。夏道八合目の雪庇が近い。

807180_1425821596
途中で2パーティーに分かれたため、終了点で1時間ほどの差が出来てしまった。

Img_20150308_134840819001
こうして眺めて見ると短いけれど良い雪稜です。楽しませて頂き有難うございました。

P1020951
終了点の八合目では可愛いアルピニスト・ワンちゃんが迎えてくれました。

可愛いね。犬も登ってくるようなお天気なんですよ。

P1020934
こちらはどう見ても可愛くないヨシミ大先生です。

稜線から七合沢へドロップしたらこの大転倒で両方の板はスッ飛び、かなりの距離を落ちて行きました。

確かに最中雪なんで滑り難い状況でしたね。

「勿体ないね、折角、板担いで登ったのになぁ」

私達も下山ルートを七合沢としました。尻セードで一気に元谷まで滑り下りました。

P1020956
間もなく近郊の山々の雪は消えてしまいます。束の間の季節に訪れた絶好の登山日和に出逢い今日は良い思いをさせてもらった。

来週は氷ノ山流れ尾を登る予定です。

私は昨年末にヘマした足指の骨折や多忙とトラブルで体調を崩し、体力が極端に落ちています。今日も技術的には問題ありませんが息が上がってしまいました。

暫くは歩く事に重点を置いて基礎から鍛え直そうと決意した。

「こうしてブログに書いたからにはやるしかないやろ?」 自分を追い込みます。

 

2015年3月 3日 (火)

忘れ去られた岩場を探そう。

遙かな昔、クライマーが訪れていた岩場が藪に埋もれ忘れ去られているのです。

そんな岩場を探そうプロジェクトをここ数年、行なってきた。

Mロックの整備も最終段階に入っています。

さて今回、新たに見出された岩場とは・・・・・

Img_20150302_133840984
高さにして20~25mの壁です。岩質は花崗岩で風化は大して進んでいない。

古のクライマーが打ち込んだハーケンが数本残っていました。

「この内の数本は50年程前に当時高校生やったトっちゃんと俺がトラックのロープを使って登り、なけなしの小遣いで買ったハーケンをブチ込んだのも残ってるぞ!」

錆びて岩と同化したハーケンに時の流れを感じました。

Img_20150302_134959788
そんな岩にトっちゃんが感慨深げに優しく触れています。

「そうやったな、俺達は若かった、否、幼かったなぁ」

このルートは「兄ィのルート」と命名されたそうです。

取り付きテラスは「前田テラス」です。

浮石と苔を除去してゲレンデとして陽の目を見る事となります。

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

フォト

ブログリンク

  • クラブ雲峰ホームページ
    神戸を拠点として活動する創立50年を超えるクラブ雲峰のホームページです。
  • 遠征プロジェクト
    海外遠征を目指し頑張っているナベちゃんの活動が掲載されています。
  • 雲峰イズム
    クラブ雲峰の未来を担う現役組が運営するブログの開設です。ぜひ一読下さいね。
  • 会員掲示板
    クラブ雲峰の会員用掲示版です。 山行計画、連絡事項、ご意見、ボヤキを自由に 書き込んで下さい。
  • クラブ雲峰
    2007年にブログを開設して2012年までの記事を掲載しております。
無料ブログはココログ
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック