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2014年9月

2014年9月28日 (日)

賑わった妙号岩

9月最後の日曜日です。素晴らしい秋晴れの一日でした。

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妙号岩に集まって、今後の山行、運営方針、クラブ創立50周年記念パーティーの件と本日は屋外でのミーティングが主目的です。

創立50周年式典は来春4月のクラブ総会の終了後に同日開催すると決めました。

あらためて往復ハガキでご案内致しますね。

そして、今日は久し振りに市川君が顔を出してくれました。

「雲峰も昔みたいに大勢になりましたね、ビックリしましたわ」

私の勝負靴(ミウラカタナ)とアークテリクスのハーネスを装着して登ってもらいました。

「わーっ、靴が岩に吸い付きますね、凄いな!」

「そうやで靴が登らせてくれるんやでェ」

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13名ものクライマーが妙号岩に集まると壮観やね。

テラスは足の踏み場も無い状況です。

「今日も妙号は雲峰で貸切りやぁ」

HMAのリョウさんや六甲登山会の会長も来ています。私の考えは一団体とか山岳会の枠に囚われない自由な発想と交流で幅広い視野を持ってスキルアップと安全登山を目指してもらいたいのです。

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「皆、クライミングは上手くなったなぁ、付いて行けんね」

諸君の成長を目にして頼もしく感じた嬉しい秋の一日でした。

2014年9月26日 (金)

一度は登れ!富士山へ。(楠ニィの挑戦)

クラブ雲峰に入会してもうすぐ1年。
入会当初は不安、厳しさ、技術等ついていけるのかな?という気持ちで一杯でした。
山岳会というところの色々な噂も耳にしてました。又、各スポーツの難しさも十分過ぎるほど理解しているつもりです。
入会して、さぁどうなることやら心配だらけでしたけど、この年齢になると怖いものもないわ!人生の半分を過ぎ、残りの人生は十分楽しませてもらうぜ!っと思いながら生きてますんで。
スポーツマンシップにのっとり礼を尽くし体当たりでやったら誰かが理解してくれるやろ!という思いでこの1年間やってきました。

それでは初めて雲峰ブログに富士山レポートをしてみます。

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9月21日からの3連休を控え、山屋として一度は登ってみたかった富士山行きを決定。
今回は超久しぶりの単独行。
どのルートを登るか検討しましたがやはり一番傾斜がきつい富士宮ルートに決定。
山と高原地図による平均タイムは登り5時間10分。下り3時間30分。
よっしゃ!往復6時間で降りてきたる~と意気込みました。

出発前、K大御所から激励のメールを頂き、『競争とちゃうぞ!あせって登ったら高山病にやられるぞ!必ず剣ヶ峰は踏んで来いよ!』と。

内心、ピークに立てんかったらどうするんや?!雨50%って事は8時間のうち4時間は降られるってことか?天気図見ても見方がわからん?
盆に剣岳で2日間雨に降られっぱなし、最終日は土砂降りの中を21キロ担いで11時間歩いたぞ!と、訳のわからん解釈をしながら自分自身に動機付けをしてました。

実際、奥穂高岳の3180㍍以上は登った事がないのでそこから先は未知の世界。
3200㍍超えて雨、風に吹かれるとどうなるんやろ?突風でタコみたいに飛ばされへんのかな?色々な事を想像しました。


【いよいよスタート】

さて、神戸を20日の夜19:30に出発、魚崎ICから高速に乗りましたが、早かったね~高速道路!ガラガラで何とNEXCO西日本コースタイム通り4時間10分で新富士ICに到着。
そこから3~40分で登山口着でした。(平均速度90~120㌔)

これはあとで詳しく書きます。

【登山当日9月21日日曜日】
4時起床のつもりが寝坊し5時過ぎに起床。
6時15分登山開始。信じられんほどのピーカン!!

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5合目(標高2400㍍)スタート付近から上を見る限りどこにピークがあんねん?!
とりあえずスタート。
元祖7合目を7時55分に通過(標高3030㍍・所要時間1時間40分)
体調は絶好調!!グングンと高度を稼いでいきます。

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すると何やらテラスが見え始めました。
おっ、あのテラスの裏がピークやな!!
よっしゃ、楽勝や!
伊吹山の標高の高いバージョンやな!
この調子でいくと3時間で到着や!

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だんだんテラスが近づいてくると『八合目』と書かれてました?!
(8合目を8時28分に通過/標高3220㍍・所要時間2時間13分)
よっしゃ、もうすぐや!っと思った瞬間先が見えん??
ここでやっと半分か?マジか?!
そうだったんですね~
ここからが大変だったのです。
初の3200㍍ゾーンに入り、登る速度は極端に落ちる、酸素は薄い、軽く頭痛はするでかなりしんどかった。
(9合目を9時13分に通過/標高3400㍍・所要時間2時間58分)

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9合目の萬年雪山荘をすぐに出発し御殿場ルートへの最後の分岐点を右横目にしラストスパートじゃあ~と、叫びながら頂上目指しました。
(剣ヶ峰まであと標高差300㍍、平均コースタイム1時間20分)

しかし、歩が進まん。
10歩進んで1分休憩のまるで雪山ラッセル状態。
とにかく腹式呼吸をガッチリやらないとどうにもならん。
確か、9合目で寝込んだり、へばったりしてる人もいました。

9合目から頂上と最後の駆け上がりがかなりきつかったですね。
なんじゃかんじゃで到着!!頂上浅間大社奥宮10:29着(所要時間4時間14分)
ここからが又歩が進まん!?
剣ヶ峰への残り30㍍ほどの駆け上がりを何回休憩したことか??

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そういうわけでようやく日本一高い山に到着しました。剣ヶ峰10:52着(所要時間4時間37分)
ピークに立つと高山病も全然なく最高に気持ち良かった。

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お鉢の中もよく見ましたが厳冬期に先輩達はいったいどこでテントを張ったんだろうか?とか思ったり。

今回は自画撮りの簡易三脚を持っていってたので写真撮りまくったり。動画なんか最高ですよ!

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これ以上の晴れはないだろうと言うほどの快晴で最高の気分でした。晴れ、無風、暖かいと山屋にすればこのうえないご褒美だと思います。

剣ヶ峰には8名ほどの登山者がいましたが皆、日頃の行いやの~って(笑)
頂上で約1時間ほど滞在し下山開始。
下山も結構苦労しました。久し振りに靴擦れまでおこしましたよ。剣岳ではなかったのに。

5合目ガレージに辿り着いたのが14:15。
往復8時間の山行でした。

終わり。



【まとめ】

雲峰に入って色々な事を教わってます。

なぜ、ここで落石が起るのか。どの角度から落ちてきたのか。アイゼン着用時の足の向き。山では絶対に跳んではいけない。滑落停止方法。テントは張る向きに注意。
トップの心得。セカンドの心得。まだまだ覚えないといけない事が山ほどあります。
入会して約1年、今まで雲峰で習得してことを一度実践で試してみようと思い今回の単独富士山行きを決行しました。

でも、思いました。

やっぱり山は複数で登るのがいいです。
単独は寂しい~(笑)

それとやはりノーマル登山よりアルパインがおもしろいっす!!
アルパインに嵌っちゃうとノーマル登山したくないね(笑)

大御所、師匠、先輩達に感謝。

まさかこの歳で見習いから入れるとは夢にも思ってませんでしたけど、これからもご指導よろしくお願いします。

2014年9月22日 (月)

古法華自然公園でキャンプ!

ミゾッチが以前から古法華でBBQキャンプをやろうと企画していた。

延び延びとなってしまい夏山の計画を消化した時点で慰労会として行うと決めてました。

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9月20日(土)夕方に9名が集まって来ました。材料の買い出し、テントの設営、下拵え、BBQ用の炭おこしと幹事さん有難う御座いました。

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BBQがはじまりました。ビールで乾杯の後は、ワイン、シャンペン、焼酎と盛り沢山の酒に酔い痴れました。

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大量に用意した牛、豚、鶏、海鮮、も見事に完食でした。

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サコちゃんが栽培したピーマン位大きなシシトウが大好評だった。

「サコちゃん、わざわざ届けてくれて有難うな」

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久し振りに昔の仲間が揃い、クラブ雲峰の将来に付いても話は及び、夜も更けていきました。
「クラブ雲峰の改革と世代交代は今からがスタートや、皆、頼むで!」

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翌日はクライミングです。快晴の古法華は貸切り状態。

2日酔いも無く、皆さん元気ですわ。

萬ちゃんにはトっちゃんが付きっきりの熱血指導が入ってます。

「萬ちゃん、今からが大事やで、時間を空けず、今日を忘れん内に練習を繰り返したら絶対に上手くなるからな」

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こちら高チャンも気合いが入っていました。

「前回はアカンかったけどなぁ、今日はビシッと決まってたやろが!」

満足げに笑みを浮かべて、

「そう、上達したいならO-TANIに付いて行け!」

「流石にクライミング評論家?やね、決めるとこ決めてる」

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ミゾッチに、

「Kさん随分と痩せましたね。何処か悪いんですか? BBQを一杯食べて体重を戻して下さいよ」

その気になって、

「そうか、痩せたかなぁ? ほな喰うわな」

帰って体重計に乗ってみた。

無茶苦茶な体重増です。

全ての努力が水泡に帰したのです。

「この写真見ても判るわ、腹にボテが入っとる!」

この体型でよう登れると我ながら感心する。

完全にミゾッチの罠に嵌ったな。

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サークルHMAに参加してるKさんもやって来ました。週に何度も登山研修所に通い、妙号にも一人で出掛けてるんです。

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そして、もう一人、同じくサークルHMAのMさん西脇岳人会のメンバーでもあります。

「流石に講習会の講師達が絶賛するのが解るわ、上手い!天性の才ありやね」

午前中いっぱい練習して引き上げました。まだまだ日差しが強く、暑さに耐え切れなかったんです。

今年の忘年会も車横付けBBQキャンプでやろか!

「本当に皆さん、お世話になりました、次回も宜しくね」

2014年9月17日 (水)

残暑?暑かった百丈岩

9月14日(日)ドピーカンです。久し振りに百丈岩へ行こう!

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秋の気配で涼しいだろうと来てみたが、暑いこと、暑いこと!

「なんや!これは真夏の日差しやないかい」

今日の参加者はナオヒデ君、トっちゃん、私、楠兄、H師匠、ナベちゃんの6名。

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中央稜の左チムニーを登った御一行さま。

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中央稜の右リッヂを登るH師匠君、百丈岩は初めてなんです。

「良い所で楽しいですわぁ」

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「天性のバランス感覚を持っている、クライミングセンスあるで」

トっちゃんからお褒めの言葉が出た。

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東稜も登ります。今日のテーマは若手組のマルチのリード練習です。

「ナベちゃん、安定したクライミングが出来てきたね」

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中央ルンゼをリードする楠兄です。

「もっと余裕を持って登れ!ロープがクロスせんように注意せーよ」

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岩肌は目玉焼きが出来る位に焼けてます。大袈裟違うよ、ホンマです。

「もうアカン、止めようや、脱水症状を起すわ」

15時頃には終了としました。

「麓の茶店でアイキャンでも喰おうや」

2014年9月16日 (火)

よう頑張ったなぁ、古ちゃん!(剣岳八ツ峰)

昨年の年末に心臓の大手術を受けた古ちゃんが努力と強い精神力で復帰を果たした。この報告は今夏剣岳八ツ峰Cフェースに挑んだ記録です。

 

     古ちゃんのレポートをそのまま掲載いたします。

私は去年(平成25年)の12月12日に心臓大動脈弁を人工弁に置き換え、大動脈血管の一部を人工血管に換え、心臓内壁も一部削る手術を受けました。術後6ケ月を過ぎる頃から薬を服用しながらも心臓は大丈夫だと感じるようになりました。

クラブ雲峰の山行報告を見ていると、65歳となった私のクライマーとしての血が騒ぐのです。クラブの方々は今更なにを血迷った事をするのかと思われた方も居られたでしょうが、黙って見守って頂き感謝しています。下山まで携帯電話に送られてきた電話やメールを見ると、いかに心配していただいていたかが分かります。申し訳なく思っています、皆様、本当にありがとうございました。

今回、初めてパートナーになってくれた萬ちゃんは入山から下山まで私の面倒をみてくれました。萬ちゃんが助けてくれたので楽しく無事に心に残る山行が出来ました。

雲峰の皆様、今後とも宜しくお願い致します。

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9月2日(火)21:10に大阪を出発。

9月3日(水)07:00のケーブル始発で室堂に入る。

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剣御前小屋でコーヒータイムを過ごし、剣沢のキャンプ場には13:15に到着した。本日はここで幕営する。

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剣沢を06:15にスタートする。長次郎出合には07:50の到着。

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登るのはCフェース剣稜会ルートです。小雨降る中、12:30登攀開始。

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クラブ雲峰の剣岳は雨に祟られ続けていますね。全装備を背負っての雨中登攀は厳しいものがある。

これを越えて八ツ峰上部縦走へと向かうのです。

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シッカリと古ちゃんをサポートする萬ちゃん。背にするザックは15kgを優に越えています。

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雨が降り続く中、Ⅵ峰ピークより踏み跡を辿り、25mの懸垂下降2回でクレオパトラニードル側に下りる。17:30Ⅶ峰直下の適地を見つけてテン場とした。
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05:30テン場スタート、八ツ峰の頭には09:45の到着だった。

ガスに煙るクレオパトラニードルを眺めながら両側がスッパリと切れた岩稜沿いを三の窓を目指すが重いザックを背負って進むのは危険と感じ、懸垂下降する。沢沿いに登り返し、10:30人二人が通れるギリギリの狭い所を懸垂下降して池ノ谷ガリーに入る。

ガレ場は落石に注意しながらチンネ側に付いている踏み跡を辿り三の窓には11:30に到着した。

テント場は水浸しで、我々の衣類も濡れており寒い一夜を過ごす事となった。

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今回の登攀予定だったチンネです。天候不良と時間切れのため段念しました。

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三の窓5:45出発。小窓の王が聳えている。池ノ谷から風が吹き上げてくる、陰気な谷だ。

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急な池ノ谷ガリーを萬ちゃんは息も切らさず登って行く、池ノ谷乗越07:25到着です。

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ようやく天気も回復してきたようだ。剣本峰には向かわず長次郎を下る事にする。長次郎雪渓はアイゼンがよく効き快調に出合に下った。

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剣沢をひたすら登り返し、今日は剣沢テント場での幕営とした。(14:00着)

翌日の08:40に室堂に戻り、4泊5日の剣岳山行はこうして終わった。

本当に心配していました。古ちゃんは頑固で一度決めたら突き進みます。萬ちゃんには耳にタコが出来るくらいに、

「絶対に無理させたらアカンぞ、ブレーキを掛けなアカンぞ!」 とね。

古ちゃんに後で聞いた話では、帰宅後にはかなり体調を崩したそうです。

「そらそうやろ、ホンマに無茶しよるわ~!」

それにしても頑張ったなぁ、古ちゃんの挑戦は同病に苦しむ人に対して物凄く励みになっただろうと思います。

「少々の事で弱音や泣き言を言っていたら笑われるなぁ」

古ちゃん、萬ちゃん、本当にお疲れ様でした。

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