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2014年6月30日 (月)

梅雨の晴れ間は貴重(時の流れを実感するね)

入梅から有り難い事に週末はお天気に恵まれています。龍王岳も最高の天気だった。先週の講習会も雨は落ちなかった。

夏に向けて今一度、基本に立ち戻って基礎練習を行う必要ありと技術担当から提言あり。

さて、6月最後の日曜日(29日)は梅雨の晴れ間が期待出来ます。

「妙号岩に集まれ!基礎練習するぞ」

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体調不良で早退?したユタカ君を含め本日の参加者は9名でした。

見学に訪れたTさん、兵岳連のクライミング・技術講習会に参加されていたSさんも顔を見せてくれました。

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暑くて、暑くて、テラスに設置している温度計は30℃を指しています。過酷な状況下でのクライミングとなりました。

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広がった青空を眺めて、

「曇り空で推移するかと思ったのに喜んで良いのかなぁ、暑さが厳しいのう」

ユタカ君はここまでは元気そうでしたが、この後、リタイアしました。

先日の風邪が完治していないようです。無理せず安静が一番。

「勤め人は体調管理も仕事の内やぞ」

やはり妙号岩は午後かトワイライトクライミングに限る。

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左のラインを登る楠JRとクラックを登る私、何と、この年齢差は50歳です。

「爺さんと孫やな、あの子の年頃には俺もトっちゃんもこの岩に喰らい付いてたんや、50年かぁ、感慨深いもんが有るね」

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日陰となった中の壁を登ります。上部ハングを越えるSさん。

「風が吹いてて気持ち良いよ、最高です!」

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ハングを懸命にレイバックで越える楠JRです。

「前回はスリップしたんやてなぁ、リベンジ決めたれ!」

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妙号岩中ノ壁です。高さは約50mあります。

「ここから懸垂下降するよ、高度感に慣れるし、根性も付くよ」

六甲山系では週末にはクライマーで溢れる保塁岩に比べ、この妙号岩の静けさは貴重です。ルートの取り方で易しくも難しくもなる。我々にとってはアルパインの練習に欠かせない大切なホームゲレンデなのです。

                ( 私の雑記帳 )

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これは私の散歩コース上にある3~4m程の岩です。

カンテ、クラック、フェースと揃った面白い岩だ。これが有るのは播磨灘を臨む丘陵地に広がる舞子墓園です。この辺りは「石谷古墳群」と呼ばれ巨石を積み重ねた横穴式古墳が確認出来ます。この岩も古人が手を加えたのかも知れませんね。

舞子墓園の真ん中に存在するので、この岩を「霊界のボルダー」と呼んでいます。

 

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もう一つ、これは明石海峡大橋の真下に有る石垣です。

 私の散歩道は丘陵コースと海岸コースの2本だ。

 クライミングシューズを持っての散歩なのです。

「今日は山にするかな?海にしようかな?」

 暑い夏場は汐風を受ける海岸コースが定番です。

でも、ここは世界最長の明石海峡大橋。観光名所ですから最近は中国系の観光客が多く訪れます。そしてこの場所は橋の真下で記念撮影のポイントですから、石垣を登っていると観光客から奇異の目が向けられます。

「この日本人の爺さんは何をしてるんだろう?理解出来ないね。 這 日本的老人 奇妙的 不能了解」 

きっと、こう思ったでしょう。 

ここは観光客の居ない時間帯に来ましょう。

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明石海峡最狭点の舞子岬の先端に国際信号旗を掲げている人を見掛けました。

掲げられた信号旗は上からUW2で「歓迎します」を表しています。もう一本にはUWと、これは「貴船の安全な航海を祈る」と云う意味が込められています。

「大型豪華客船でも通過するんですか?」

と聞いてみました。

「いいえ、私の親友が船乗りなんですよ、今は海に出ていましてね、彼の無事な航海を願って掲げているんですわ」

何とも良いお話でした。

「国際信号旗が解るんですね、海運関係の方ですか?」

と聞かれた。

「長年、船に携わる仕事をしておりました。この海域も行き来していたんですよ」

と答えました。

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「船からの回答旗は確認出来ましたか?」

と聞いてみましたが、UWを確認した船はこの回答旗を揚げて返礼するのが慣例ですが、ここを通過する船舶からの返礼回答は稀だそうです。

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     2011年8月19日04:00頃に起ったコンテナ船岸壁衝突事故です。  

     我が家までドォーンと響きました。

「ここ明石海峡は潮流が複雑で航行船舶も多く、ブリッヂに居るとワッチは緊張していますよ、同航船、反航船、漁船の動きに絶えず注意してるんで陸の信号旗まで確認して回答旗を揚げる余裕は無いかも知れませんねぇ」

そう慰めましたが彼には航行船舶からの返礼よりも親友への想いが強いようでした。

昔々、勤務で長らく家族と離れていた頃の事です。乗船していた船は神戸へ寄港せず明石海峡に向いました。船舶電話で海の見える我が家に連絡しました。

「皆、元気にしてるか?もうすぐ海峡を抜けるから家族全員でベランダに出てライト振れ、俺はブリッジから見てる!」

そして、

「オオ、見えてるぞ!」

双眼鏡越しに街の明かりの中、振られるライトがシッカリと確認出来たのです。

ライトを振っていた幼かった子供達も今では一児の父母となって、俺もお爺さんです。

「これも感慨一入ですなぁ」

航行船舶に旗を掲げる人を見ていて、そんな懐かしい思い出が蘇えった。

君達が山に入る時は俺も心にUW旗を掲げよう。

「君達の山行が無事であることを祈る」

とね。

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