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2014年4月10日 (木)

残雪を追って(ハチ北~鉢伏山)

クラブ雲峰を代表するトップスキーヤーのコッチャンからメールが入っていた。

「ハチ北は今シーズンの営業が終わったぞ、行くか?」

自他ともに認める雲峰きってのヘッポコスキーヤーである私を誘ってくれたのです。

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やって来ましたハチ北スキー場。全てのリフトは止まり、この広大なゲレンデに人影は見えません。聞こえるのはコゲラが木を突く音と鹿の声くらいです。

静かです。静か過ぎる。風はそよとも吹いていない。

ドピーカンに無風、余りに暑いのでレイヤリングを調整した。

要するにシャツを一枚脱いだだけです。

スノーモービルで上がって来たスタッフに声を掛けた。

「今シーズンも終わりやね、ゲレンデを使わせてもらって良いですか?」

どうぞ、どうぞと快く笑って頷いていました。

「今年は雪が多いのう!山頂から駐車場までビッシリ雪が付いとるぞ!」

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出番は終わったと物置に仕舞い込んでいたスキーを急いで用意してきました。

骨董品のジルブレッタ400を付けたショートスキーにシールとクトーを装着しています。

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流石にハチ北スキー場です。営業は終えても整備されたピステに日曜日辺りに降った新雪が薄っすらと積もり最高の雪質となっています。

あまりの快適さにルンルン気分です。あくまでも登りの時点ではね。滑降となると顔が引き攣る私です。

「スキーは登りに限るわい!」

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締まった雪面にシールとクトーがバッチリと効いて快調な足取りで登っています。

「俺達3人だけやぞ!何とも贅沢な遊びですなぁ」

「帰りに滑る斜面にはトレースを付けず綺麗にしておこう」

滑降予定ルートを外して林道を登ります。

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北壁の向こうに鉢伏山頂が見えてきました。この広いゲレンデにも一本のシュプールもありません。パトロールのスノーモービルの轍が一筋残っているだけです。

「遠慮は要らん、ゲレンデのド真ん中を歩こうや!」

Dscn4071001

山頂直下の急斜面を登っています。瀞川山が低くなった。

「無茶苦茶に気持ちがエエなぁ、この景色を独り占めとは有り難い事ですわ」

それにして暑い、堪らん、とにかく暑い。

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想定タイムより遙かに早い山頂到着でした。

「元気やのうコッチャン!膝が痛いんと違うんかいな?」

「スキーは別じゃ!」

西には青ヶ丸、仏ノ尾、その向こうに扇ノ山が見えています。

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南にはドーンと氷ノ山が真っ白な姿で聳えています。

コッチャンが、

「まだまだ雪は有るなぁ、今月中に流れ尾を登ってみるか」

山を眺め仰っしゃいました。

Dscn4079_2

さぁ、山頂からのダウンヒル開始です。

陽が高くなって雪は緩んできました。

「よし!久し振りやから気合い入れて滑ろう」

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「今日の雪は誤魔化しが効かんからシッカリ押してターンするんやで!飛ばしたらアカンよ」

コッチャンから指示が飛びます。

Photo

「こんな重たい雪は、やや後傾気味に重心を置いた方がターンに入り易いぞ」

踵辺りに重心を置き踏み込んだら、

「わぁ、ターン出来るわ!」

前方に見える瀞川山の山裾まで滑降するのです。

Photo_2

狭いエリアは小回りターンで抜けて行きます。

振り返れば綺麗にS字のシュプールが刻まれていました。

「エエ感じや、Kちゃん少しは上達してるわ」

少しお褒め頂きました。

Dscn4089

駐車場の奥がゴールです。本当に山頂から駐車場まで雪面は繫がっていました。

私のスキーシーズンはこの日で終わった。

 

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