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2014年3月

2014年3月31日 (月)

賑やかになったなぁ(忘れ去られた岩場探索)

ここ数年、クラブ雲峰も仲間が増え、賑やかになってきた。

私よりも、歳が一回りも二回りも若いメンバーが楽しげに集まってくるのを見ていると、

「ようし、気合を入れて、皆のために、もう一汗流そうか!」

何か気持ちが高揚してくる。

創立50周年を迎えるクラブ雲峰。古い殻を破り、これからのクラブの有り方を模索する日々が続いています。

そんな中にあってクラブ雲峰も新たなる時代に入ったなぁ、と実感する事が出来る、そう思えるこの頃。

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昨秋から始めた、

「藪に埋もれ忘れ去られた岩場を探そう会」

今日は8名が集まっています。

妙号岩は我々のホームゲレンデとなった。虎ノ穴、三枚岩と見て回った。

この岩もその一つです。片手に金ブラシを持って苔を落としながら登っています。

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今回は南面も試登しています。

「なかなか良い感じですよ」

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新しく 仲間に加わったM君、W君の成長が楽しみだ。

「ムムッ、ここは難しいですわぁ!」

「そらそうやろ!簡単に登られたら、俺の立つ瀬が無いわ!」

そんな顔付きで見つめるH君でした。

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こうして藪の中で長い年月、苔生していたこの岩場にも陽が当たりました。先人が打ち込んだハーケン、ボルト、何と五寸釘までが打たれ、この岩に挑んだクライマーの気迫の様なものが伝わってきます。

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ナオヒデ君がボランティア役員をしている「日本がん楽会」の第6回美術展が県民会館で催されていました。山の帰り道にムサ苦しい登山スタイルのまま、ゾロゾロと打ち揃って見に行きました。

これはナオヒデ君、「静物」 渾身の作品です。

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トっちゃんも出展していました。

色鉛筆で丹念に描き込んだ「池ノ谷の印象」です。

トっちゃんらしい「シュワー?」とした作品でした。

「二人とも大したもんやね、凄いわぁ~!」

「諸君、これからはお二人を画伯、先生とお呼びしなさい」

「へへェ~・・・・・!」

心までもが春の陽射しに包まれたような、暖かな、そんな一日だった。

 

2014年3月22日 (土)

コロコロと天気が変わる一日(百丈岩)

Fitdscn0008 暑さ寒さも彼岸まで、いよいよ春本番を迎えたね。

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「さぁ、クライミングに行くでぇ~!」

喜び勇んで出掛けた一年振りの百丈岩です。集合地点のJR道場駅にはこの7名が集まった。今日は嬉しい事にKACのW君が参加してくれています。昨秋の兵庫県山岳連盟クライミング講習会で私やトっちゃん、O君と一緒だったのです。

ところが空模様が急に怪しくなって雨が落ちてきた。取り敢えず百丈岩へ行こうと武庫川を渉ります。風も強く、なんと、雨は霙に変わりました。

 「春は名のみの風の寒さや・・・・」

 早春賦の歌詞やね。

 「そう云えば来る途中で見えた六甲の山頂部は白かったなぁ、あれ雪なんや」

 「今日は厳しい一日やぞ!寒いっ!」

 岩壁基部へのアプローチもビッショリと濡れております。滑る足場を慎重に登ります。

 北風に乗って小雪が舞うかと思えば青空が広がり岩壁を照らします。

 乾いて登れそうなルートを探し、トっちゃん、ナオヒデくん、楠兄は西壁へ、私、Mッチ、Oくん、Wくんは東稜へと向かいました。

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 東稜は大丈夫だ、一部に水の滲み出しがあるものの、殆んどが乾いていました。

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 「W君、どうや、ザックを背負ってのクライミングは?」

 これも本ちゃんに備えた練習なのです。

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 風裏に回り込んで簡単な昼食を摂り、午後からの練習に入ります。

西壁を懸垂下降して何本が登り、中央稜のチムニーと右リッジを登る予定でした。しかし北から黒い雲が流れ込み雪が舞い始めた、空は暗くなり雲の厚みも増しました。

 「アカンなぁ、まだ降るぞ、もう3時前か、早いけど今日は終わりにしようや」

 「W君、俺達いつも、こんな馬鹿話しながら山で遊んでるんやで」

 こんなので良かったら、またおいでよ、大歓迎するわ!

 

2014年3月16日 (日)

これ3月中旬の大山かぁ?(雪上訓練に行こう!NO.3)

天児屋山、氷ノ山(流れ尾)と続いた雪上訓練も大山で3回目となります。5月合宿に向けての総仕上げになるよう皆さんには頑張ってもらいましょう。

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3月15日(土)に大山北壁七合尾根周辺で基礎的な雪上技術講習を行うと一斉に計画予定を流した。

それに応え10名が集まってくれました。

「嬉しいなぁ、参加者が多いと遣り甲斐が湧いてくるわ」

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「3月の大山やぁ、ルンルン気分で楽しもう!」

が、到着すると、

「なっ何や!この雪は!」

現地での集合場所は下山野営場としていたのですが、行ってビックリ、凄い雪で全く除雪もされてなくて一帯は雪の壁となっておりました。路面もカチカチに凍てついた雪道です。

仕方なく有料の南光河原駐車場に変更としました。

P3150001私、Mッチ、高ちゃん、萬ちゃん、松ちゃんの5名は金曜日夜から現地に入りました。当然の事、真夜中の飲み会です。

「これってホンマに3月中旬の大山寺かいな?」

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予定の08:00過ぎには10名の参加メンバーが揃いました。 駐車場で装備を身に付けてスタートです。

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スタートに先立ち、本日リーダーを務めるMッチから訓練予定や注意事項が伝えられます。オブザーバーとして参加している私達は頼もしげに聞いておりました。

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石畳の参道も雪に埋もれており除雪車が早朝からフル稼働しておりました。

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大神山神社の正面階段もご覧のような雪です。人一人がやっと通れる幅の通路が確保されている。

帰りに拝殿の前に座ってワカンを外してたら宮司に怒られた!

「雪掻きと参拝者が少ないんでご機嫌斜めなんやろ」

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以前、同時期に来た時、同じ階段を上から撮った写真です 。

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本殿の軒先に届く積雪量、トイレは屋根までスッポリ埋まっています。

「それにしても積もったもんですなぁ、ちょっと多過ぎやろが!」

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これだけのメンバーが揃うと壮観です。ラッセルもパワー 全開、勢いがあります。

「トップを代わろうと言っても要らんと言いますねん、元気ですわぁ!」

林道に上がる手前で大騒ぎとなった。

「わぁ、スマートフォンが無くなってる!ほんのさっきまで有ったのに!」

楠兄の顔色が変わっています。彼がラッセルしたポイントを重点捜査です。スコップまで取り出しての大捜索でも発見出来ません。

「これだけ探しても無いとは、この地点と違うぞ、もっと手前も捜してみよう」

トレースを辿って戻りだして直ぐに、

「わぁぁ~、有ったぁ、見つけました!」

本当に大騒ぎでしたね。

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元谷は冬の様相です。新雪がかなり積もっています。

「下手に谷筋に入るのは危ないなぁ、訓練出来るポイント選定が難しいね」

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八合沢を横切って七合尾根末端に向かいます。

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正面には別山が聳えています。

「右に見える広い尾根に向かってラッセルしてな」

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斜面を鉛直に1m程掘ってビットチェック(弱層チェック)します。

「ほら、見てみ、この層がサラサラで接点が弱いやろ、少しのストレスで表層が切れ落ちるんや」

雪崩の危険を避けて七合尾根側面を使っての滑落停止やビレイの練習となりました。

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参加者は真剣に課題に取り組んでいます。

雪塗れになりながらも口元に微笑みが、

「楽しいなぁ、エエ勉強になりますわ!」

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スノーバーやアンカーのテストも行いました。

アルミのLチャンネルで作ったバーには両面にスキーシールを貼っています。(これは富山県警の山岳警備隊員が考案した方法です)

堅雪面に鉛直から15度角に打ち込んで溝を切ります。思いっ切りテンションを掛けましたがアンカーに問題ありません。また垂直方向に引張ってもシールが効いて抜けませんでした。

これは優れ物です。考案した富山県警の隊員さん、私も使わせていただきます。 

しかし、スキーシールの入手が・・・、新品などは高価で勿体ないし、衣服用のエチケットブラシで代用してみようと思った。

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基礎練習を終え、本日の総仕上げとして七合尾根を登ります。予想通り七合沢や八号沢には表層雪崩が発生しています。

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尾根に乗っても新雪は深い。締まった雪面にアイゼンを効かせて登りたいね。

「ラッセル、ラッセル、体力強化にラッセルや!」

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尾根の上部に達した頃、遅れていた晴天域がやって来たようだ。抜けるような青空が広がって風も緩んだ。

ラッセルマシンと化したO君、Mッチと交代でトップを引いております。

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高ちゃんが言う、

「なぁ、エエ天気になったやろ? どや俺が晴れ男やとよう分かったやろが、でも体が弱いねん」

この虚弱体質のオッサンは本日、熱血指導で気合いが入っておりました。

萬ちゃんもシッカリとポイントを押えた指導です。オブザーバーの私も思わずウンウンと頷いておりました。

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「こんな所を登ったら、そらテンションも上がるわなぁ」

「感動もんですわ!チョッと前までは考えられんかったぁ!有り難うございます」

15:00丁度に六合五勺付近の夏道登山道に抜けました。

大きな自信を付けて次のステップに向かう、実に意義のある雪山講習会でした。

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帰路、振り返ると真っ白な雪を纏った大山が、伯耆富士の名に相応しく、その丹精な美しい姿を見せて見送ってくれました。

 

2014年3月 2日 (日)

雨上がりの妙号岩(春ですね)

早いものでもう3月です。めっきり春めいてきました。

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明石海峡に多くの漁船が出ています。朝早くからエンジン音が響いていました。

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イカナゴの新子漁が解禁されたんですね。

間もなく、この辺りもイカナゴ釘煮の香りに包まれる事でしょう。もうそんな季節になったのですね。

「そうや!ワカメも採りに行こう!」

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早速、こっちゃんを誘ってワカメ採りに出かけた。

そして夕餉には磯の香漂う一品が加わった。

季節は変わる事なく巡り、時だけは無慈悲に過ぎて行く。

3月に入って最初の日曜日はBBSに妙号岩集合と掲示されていました。

しかし、どうも天気がはっきりしない、日曜日は雨で中止になるだろうと踏んで、それならと土曜日にトっちゃんを誘って二人で妙号へと出掛けた。

3ピッチ程登って昼飯でもと思っていたら、空が暗くなってパラパラと雨が落ちてきた。予報では夕方迄は天気が持つと読んでいたのに、当てが外れた。

「これはアカン、帰ってコーヒーでも飲んで駄弁ろうや」

こうして短い時間で土曜日のクライミングは終わってしまった。

日曜日は明け方まで雨は残ったものの陽が上がる頃には雨は止んでいた。

掲示版にもメールにも中止の連絡はないし、今日は予定通りに10:00にテラスへ集まるのだと判断して急ぎ準備にかかる。

楠(兄)さんからも参加しますと連絡が有った。

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意気込んで妙号に行ったら、集まってたのはこの5名だけです。

「なんじゃ~? たったこれだけかい!」

参加、不参加の連絡が無く、何人が来るか判らんからザイルを余分に担ぎ準備してきたのに無駄な負荷となりましたわ。

壁は濡れて登れるルートは限られてしまった今日の妙号岩です。

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前の壁周辺で楠(兄)君の特別クライミング講習会となりました。

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太陽が顔を出して壁が乾くのを期待しましたが、日差しは無く、濡れて滑りまくる岩を登る事となった。フォールを恐れず果敢に攻めるナオヒデ君。

「救急医療品は準備してあるから遠慮なく落ちてね」

終わってみればナオヒデ君の両手はガーゼが巻かれておりました。

「オーッ、痛そう!」

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ネズ師匠の特訓を受けて華麗なクライミングを身に付けたO君です。

「ワオ―、スメアが決まらん!ズルズルですわ!」

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親の仇討みたいな必死の形相で壁を登る楠(兄)君です。

「根性あるね、よう頑張ってる」

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登り切って思わずガッツポーズが出ました。

「やったァ~、どや登ったぞ!」

こうして15:00頃まで熱心に登っておりました。

大勢が集まってワイワイガヤガヤと楽しめるかと思った3月最初の日曜日は寂しいものでした。

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