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2012年11月

2012年11月26日 (月)

2012KOBE六甲全縦大会と2012神戸マラソンのボランティア

全国的に知名度も高く、今や人気イベントとなって定着した感のある六甲全山縦走大会。そして今年で第2回目となる神戸マラソン。 この2つのイベントにボランティアとして参加する事になったのです。

11月23日(勤労感謝の日)に行なわれた2012KOBE六甲全山縦走大会が我々の出番です。毎年11月に2回行なわれていて、先々週、11月11日の大会は雨が降って最悪のコンディションの中で敢行された。

前回のスタッフから聞かされたのは、

「雨やし、寒いし、大変やで!」

「今度も天気が悪るそうやから俺達も覚悟を決めて行くわ!」

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鉢巻山随道を出た所に設置されたチェックポイントです。ここに車を置いて指定の担当ポイントへ移動します。

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我々の受け持ち地点は通称「笹原峠」

東六甲分岐から30分程下った所です。ゴールまで11kmの地点で小さなアップダウンが続き、足も疲れて、苦しくなるのがこの辺り。

小雨が降り続き、冷たい風が吹き抜けている笹原峠だ、この状況は予想されていたので手際良くシートも張り、雨除け、風除け対策も完璧です。トッチャンが事前に作成しておりました、昨年の北鎌尾根でも使用した手作りシートです。

指定時間より早い目の15:00にはLEDランプのセット、無線機をONにし、腕章・帽子を身に付け準備完了。

私はスタッフではありません、Mッチが仲間4名とこの大会に参加しているので、その応援も兼ねてスタッフでもないのにコッチャン、トッチャン、Hちゃんの足ッしい君としてクッ付いて来ました。

「アイツは無茶苦茶に足が速いから14:30頃には通りよるぞ!」

と通過時間を予想していたのです。

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待てど暮らせどMッチはやって来ません。

「きっとリタイヤしたんやで、天気が悪いからなぁ」

そう諦めて、通過する参加者に励ましの声を掛けていると、

予想より遅れること2時間の16:30頃にヒョッコリと現れました。

「何や!君一人かいな?」

「ハイ、後の4名は途中で脱落です」

聞けば前半戦の雨で2名が、摩耶山まで頑張った2名もそこでリタイアしたそうだ。

仲間を引っ張って来たMッチ、一人となった後半は走りに走ったそうだ。

「君のために用意したんやぞ、食え!飲め!」

差し入れのドーナッツ、松茸御飯をぺロリと平らげて元気に走り去って行きました。そして報告が入った、18:30頃にゴールしたそうです。

「摩耶山から宝塚まで4時間を切ったらしいでぇ!」

凄い奴です。

「彼の事をこれからはMッチ文太郎と呼ぶとしよう」

17:00頃から最後尾が通過する20:00前までは驚きました、続々と人の列が・・・・・ヘッドランプの灯が闇の中に繋がっていました。

「凄いなぁ、2000人が歩いてるんやね、これは壮観や!」

小雪が舞い、ガスって視界も悪くなり、天気は回復しません。

「ゴールまで11kmでーす!足元がヌカるんでいますから注意してね、ここまで来たんですから、滑って足を痛めないように完走を目指して頑張って下さーい!」

「視界も悪く、雪も降ってきました、かなり気温が下がってまーす、防寒に留意して下さーい!」

声を掛け続け、コッチャン、トッチャン、Hちゃんはシッカリと仕事をしておりました。

20:00過ぎにスィーパーが最後尾を収容しながら宝塚へ向かうのを見送って笹原峠ポイントをクローズした。

後片付けを終え、膝を痛めた参加者を収容しサポートしている他のスタッフと一緒にドライブウェイに戻り、六甲全縦ボランティアは完了した。

「腹が減ったのう!王将で餃子定食を食おうや!」

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後日、神戸市からこのような記念盾をいただきました。

「ご苦労様でした、寒かったでしょう」

明けて11月24日(土)は登山研修所の当番に当たっています。

この日はジュニアクライミングスクールが開かれるのです。

14名の小学生が参加していました、私も3名のコーチでは対応が大変だと判断してお手伝いさせて頂きました。

K先輩のお孫さんも2人参加されていました。

「将来は国体やワールドカップを戦う選手になってよ!」

猿山を登らせながら一人一人に声を掛けました。

そして11月25日(日)は第2回神戸マラソンです。

コース運営管理ボランティアに参加です。

「俺達は登山家集団やで、マラソンに縁は無いやろ?」

「神戸市挙げてのビックイベントやから協力せんとアカン!」

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08:00に指定された塩屋町1丁目へ行くと、兵陸連のオフィシャル、大体大の学生君たちが集まっておりました。

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兵庫県山岳連盟からはご覧の面々が参加しております。

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復路23KM地点が我々の担当エリアです、須磨区と垂水区に跨った地点でした。

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交通規制が開始されました、急いでカラーコーンを並べ走路をセッティングして準備は完了です。Dscn7739

エンジン音に海へ目をやると、大漁旗を掲げ漁船団がやって来ました。須磨浦から塩屋に掛けては海の見えるビューポイントなのです。

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地元漁協も神戸マラソンに全面協力しているのしょうね。確かにランナーには好評で、船に向かって「有難う!」と手を振る姿が微笑ましい。

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先頭を切って高橋謙介選手が通過します、独走です。

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先頭集団が復路23km地点を通過しますが、まだまだ多くの市民ランナーは舞子の折り返し点を目指して走っております。

「あれが明石海峡大橋ですか? あそこが折り返し点ですよね?」

「そうですよ、頑張って!」

ひたすら走り続ける、ゴールを目指して。先日の六甲全縦、今日の神戸マラソンと云い、抽選で当たるのも至難の業だと聞く、皆さん凄いです、尊敬します。

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最終ランナーがオフィシャルのサポートを受けながら通過した、その後方に「収容」と書いたバスが続いている。

「さぁ、終わったぞ! 立ったままで長時間居たから膝と腰が痛いわ!」

硬直した足腰を叩きながら帰路に付いたのです。

「この3日間はお疲れ様でした!」

自分に声を掛けていました。

2012年11月19日 (月)

講演会は大盛況だった(孤高の岳人加藤文太郎を語る)

2012年11月17日(土)14:00から王子動物園ホールに於いて兵庫県山岳連盟主催による「山の講演と映画の集い」が開催された。

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今年の講演は「孤高の岳人加藤文太郎を語る」です。

遺稿集「単独行」や彼をモデルとした新田次郎の小説「孤高の人」は多くの人々に読まれています。今日は朝から強い雨が降る生憎のお天気です。それにも拘らず大勢の方々がお越しになり、今も尚、加藤文太郎ファンは多く、関心の高いことが窺がい知れます。

「単独行」 彼の生き様に影響を受けた若者も多かった。

若かりし頃、荒れる積雪期の山で雪洞を掘り、僅かに残った甘納豆を炊いて「加藤文太郎の善哉だ」と食った事があった。それは「善哉」とはとても言い難い味だった。その時、私も加藤文太郎になっていたんでしょうね。

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新温泉町には加藤文太郎記念図書館があります、郷土の誇りとして顕彰しているのです、ぜひ一度訪れて下さい。

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講師をお願いしたのは加藤文太郎出生地の新温泉町浜坂からお越し願った「加藤文太郎山(さん)の会」代表の田中正氏です。

Dscn7685 開演前、200席を準備していたのですが、それでは足りず、大急ぎで椅子を追加しました。パンフレットも200セットを用意したのですが、それも無くなってしまいました。

250人以上の方々がお出でになっていたと思います。会場には神戸出身でフォークシンガーソングライターのリピート山中の作詞作曲である「加藤文太郎の歌」が流され講演ムードは高まっておりました。

加藤文太郎、あなたの名前を、あなたの愛した山で歌う、

加藤文太郎、あなたの話を、山で出会った仲間と語る~♪♪♪・・・・

Dscn7689 講演が終わり休憩時間を挟み抽選会が行なわれました。

景品は協賛して頂いた企業やメーカーから登山用具や家庭用品まで多くの提供を受けております。

抽選箱からチケット半券を引くのは、ザッコペです!

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何と!好日山荘提供の30リットルザックをザコッペが引き当てました、籤を引く係が自らの手で高価景品を引き当てたのを見るのは初めてです。

「帰り道、車に当らんように気を付けてな」

皆に言われておりました。

Dscn7696盛り上がった抽選会に続き、「穂高涸沢の四季」DVDが上映されました。

こうして今年の講演会も盛況の内に幕を下ろし、大仕事であったイベントも無事に終えることが出来ました。

「スタッフの皆さん、お疲れ様!」

帰り道は当然のように三ノ宮高架下へと流れ込んで行きまました。

コッチャン曰く、

「今日のビールはアルコールが入ってるぞ、酔うわ!」

やて、

「そらそうやろ、生中を8杯も飲めば酔いますわ!」

               (追記)

先日は神戸登山研修所の前庭樹木剪定を終えた段階で時間切れとなり、本館南面と猿山の蔦を除去する作業は手付かずのまま残っています。

トッチャン、コッチャンから連絡が入った。

「中途半端に作業を中断させておくのは気分が悪い、蔦の除去作業は明日中に完了させるわ」

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フェンスや立ち木、壁面にわたって蔦が絡み付いております。

由紀さおり「学生時代」の歌詞のように「蔦の絡まるチャペルで・・・」なんて可愛いものではありません。

「どこから手を付けるか作戦会議して手順を決めようや!」

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まず蔓を辿り、その根を断ち切る事から始めます。

「こんな所から繋がってるぞ!」

窓を塞ぎ、換気扇にも絡み付いて凄まじい状況となっておりました。

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3階屋上からザイルをセットし懸垂下降でブラ下がっての作業です。

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ベッタリと壁面に根を張った蔦の生命力には驚きました。引っ張った位では簡単には剥がれず、丹念に切り取って行く根気の要る作業が続きます。

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「わァ、こいつ、窓のサッシの隙間に入り込んでるぞ!」

窓の開閉も出来ない状況だったのです。

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こちらは換気扇に入り込んだ蔦との格闘中です。外配管したパイプの下に潜り込んで配管を変形させる程の力です。

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蔦と格闘すること数時間、作業は完了した。

「長時間のブラ下がり作業は足が痺れますなァ」

確かにハーネスだけでは太腿への負荷が大きい。

「すみません、別館側のヒマラヤ杉の剪定が残ってるんですけど・・・・」

「それは文ちゃんに頼め! 俺らは壁の担当や!」

   

2012年11月15日 (木)

紅葉と雪の雪彦山(地蔵岳東稜)

家を07:00に出たのですが、姫路辺りまでは雨が降っていました。本日は「コッチャン地蔵東稜を登る!プロジェクト」の本番当日です。

プロジェクトリーダーのトッチャン、私、ハー君、ザコッペ、そして主役のコッチャンの5名で雪彦山へと向かった。

「オイオイ、雨やぞ、今日は寒いけれど天気は大丈夫やと思ってたのになァ

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林道を東屋まで上がって来ました、道が濡れていて降雨があったのは解かります。でも今は雨も完全に上がって青空が広がっている。

「よっしゃ、これなら行ける!問題は岩が濡れてるかどうかや」

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周りの山々は鮮やかな紅葉に彩られ、朝日を浴びて輝いています。

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不行沢を見下ろせばご覧の風景が広がる。

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地蔵東稜から見る不行岳北東面も見事に色付いています。雪彦山は錦織り成す紅葉を身に纏い華やいだ季節を迎えています。

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ハーくん、ザコッペが先行します。

「大丈夫でーす、岩は乾いて快適ですぅ!」

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「それではボチボチと爺さんトリオもスタートしましょうか」

「コッチャン、今日の7ピッチを楽しんで下さいませ!」

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こうして何十年振りとなるコッチャンの地蔵東稜登攀が開始されたのです。

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「どうや、久し振りの雪彦は? 楽しんでるか?」

「アホ、恐いわい!こんな所へ連れて来やがってからに!」

でも顔は笑っていました。

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最高のクライミング日和だと喜んだのは3ピッチ目までだった。やがて北面から流れ込む雲が厚みを増して日差しも無くなった。気温も上がらず、クライミングシューズの指先がジンジンする

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核心部のチムニーに取り付いた頃、雪がチラ付いてきた。

「コッチャン、えらい雪になって来たぞ! 俺が先に登るわな」

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「Kちゃん、雪が激しなってきたぞ、積もる前に早よ登れ!」

ビレー点で雪塗れのトッチャンが震えていました。

「誰や、俺は晴れ男やから大丈夫と言ったんわ!」

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見る見る内に雪は激しさを増した。雪と云うより霰のように大粒となり視界も閉ざされ、短い時間ですが壁は雪に覆われました。

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コッチャンが核心部を登っている時が最悪でした。壁はスノーシャワーのように雪が流れ、ホールドにも積もっています。解けた雪で岩はビッショリと濡れて最悪の状況です。

「もう大丈夫や、雪は止んだよ!」

「騙しやがって、顔は上げられんし、手は悴んで感覚あらへんし、足は滑るし、もう嫌じゃー!悪くなるの解かって先に登ったんやろ!」

甚く、ご立腹の様子でございました。

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楽勝の筈の馬ノ背も濡れており、ホールドにも雪が残っていたりで、慎重に成らざるを得ません。

「簡単やからと油断したら、ツルッといくで!」

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最終ピッチを地蔵山頂へと抜けるハー君、ザコッペの先行組です。今回は右のスラブを登る予定でしたが、壁は濡れて微妙な状況だし、安全策を取ってノーマルなルートを選択しました。

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こうしてプロジェクトも無事に終了となった。山頂に登り着いた頃には青空も戻ってきました。

「コッチャン、雪彦山へお帰りなさい、山も歓迎してるで!」

「あの雪も歓迎のセレモニーかいな?」

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地蔵岳山頂からの眺めは実に良いものです。

「さァ、下りましょうか、雪彦をタップリと堪能したやろ?」

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下山路を辿る内、また雪が舞い始めました。どうも今日のお天気は気紛れですね。

寒さに震え、雪に降られ、それでも紅葉の山を楽しめた。

「コッチャン、地蔵東稜は楽しかったやろ?」

「誰がじゃ、二度と来るかい!」

またまた、お怒りでございました。

2012年11月10日 (土)

今日は懐かしい顔が揃った!

11月10日(土) 今週も妙号岩でクライミングです。

数十年振りのクライミングとなるTちゃんとM君が顔を見せてくれました。

「エエッ、妙号岩って、こんなに変わったんか!線路が無い、ダムが出来てるし、ホンマに浦島太郎状態やわ!」

Dscn7642凄い顔触れです。全盛期のクラブ雲峰トップクライマー達だ。コッチャンが来ていたら台湾雪山南壁初登攀のメンバーが揃うし、Mァちゃんはジョラスのウォーカー稜やヨセミテも登っている、そしてTちゃん、M君、文ちゃんはプモリ峰西壁からの初登頂遠征メンバーです。クラブ雲峰の歴史を築き上げてきた精鋭達が揃った。

Dscn7639 Tちゃんは古風なハンワグのクレッターを持ってきていました。それで最初は登ってみたのですが、

「あかん、こんな靴では登れんわい!」

私の5・10ニュートンを履いて再度アタックします。

Dscn7644 「ワーッ、サイズは大きいけれど快適に登れる!好日山荘に行って靴も仕入れてくるわ!」

Dscn7647 「懸垂も楽でエエなァ、豚の鼻・ヒラリ管・ブレーキバーも持ってるよ」

「そんな時代遅れな古いもん、捨ててしまい!」

過ぎ去った空白の時間を感じさせないそんな一日だった。

2012年11月 7日 (水)

文ちゃんはプロの植木職人やな!(神戸登山研修所の樹木剪定)

王子公園東の一隅、青谷川に面したヒマラヤ杉、樫、桜、楓、柿、ヤマモモ等の木々が茂る緑豊かな環境の中に神戸登山研修所(兵庫県山岳連盟)は建っています。

                         ここをクリックして下さい

研修所は一般市民の方々にも「王子サロン」として開放しており、クライミングジムは基より各種集会や会議、音楽練習に、また鏡張りダンススタジオもありフラメンコの練習にも利用されているのです。

山岳関係の蔵書も多く、それらを自由に閲覧することが出来ます。

Dscn7619開所当時に植えた木々も40数年を経て、今や大きく成長し研修所を被い隠すまでに枝葉を拡げてしまいました。日当りも悪くなり、早急に剪定作業の必要ありとしていましたが、スズメ蜂の巣を撤去したり、仕事の都合や兵岳連の行事が詰まっていた関係上、今日まで工事は延び延びとなっていたのです。

Dscn7624_3まず3階建ての屋上を越えるまでに成長したヒマラヤ杉の剪定に掛かります。この樹が玄関、事務所、2回会議室の日差しを遮っています。

「こいつを真っ先に片付けようや!」

Dscn7621_3文ちゃんはヒマラヤ杉の最上部まで登り、枝を切り落として行きます。

本日の作業に参加したのは、山電OBで今は須磨山上遊園やゴルフ場の樹木剪定作業をしている文ちゃん、自宅の庭木手入れが得意な行動派コッチャン、高所作業が得意なトッチャンとハー君、そして総監督?の私です。

持ち込んだ装備は、チェーンソー (3台)・チェーンブロック(1セット)・ ノコギリ(4本)・ザイル類・脚立、延長梯子と本格的な植木職装備の投入です。

「本職に依頼したら作業費用は半端やないねん、予算が無いからボランティアでやってくれ、昼飯位は用意するから頼むわ!」

我が仲間達は二つ返事で剪定作業を引き受けてくれたのです。

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コッチャンとハー君は相撲場周辺の鬱蒼と茂ったヤマモモの枝を切り落としています。伸びた枝葉で、その存在すら判らない程に隠れていた土俵の全体が見えてきました。この相撲場も年に一度、スポーツフェスティバルの時には使用しているようです。

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作業は順調?に進み、枝打ちした枝葉で足元は埋まっています。この大量の枝葉を片付けるのが大仕事です。

太い生木はチェーンブロックで引き摺り、チェーンソーで短く切断します。

やっと、建物にも日が当たるようになってきましたね。

「OKや!次の段階に行くでぇ、頑張れよ!」

「Kちゃんは号令だけかい! 上でチェーンソーを振り回す身になってみーや!」

「仰る通りです、すみませ~ん」

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春の登山研修所内は隠れた桜の名所なのです。ところが最近、桜の樹勢に衰えが見られます。どうも隣に植えた樫が大きく枝葉を広げ桜を凌駕する勢いで伸びているのが原因かな。

「文ちゃん、こいつの枝も捌いてくれや!」

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これで桜にも十分に日が当たり、枝を伸ばす事が出来るだろう、来春もきっと綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

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こうして09:30にスタートした剪定作業も16:00前には何とか格好が付くところまで完了した。

まだ手を入れなければならない木々や、本館外壁に絡んだ蔦の処理もあるけれど、とても今日一日では終わりません。

「壁面の蔦は屋上からブラ下がって取ろうや、勿論、次回やけどね」

「あのう、お願いがあるねんわ、ピラミッドウォールの上部塗装工事があるねんけど、来春あたりに手伝ってくれへんかなァ?」

それにしても文ちゃんには驚いた。玄人跣の手際の良さです。

「文ちゃんが居るから出来た作業やで!」

本当に皆さん、お疲れ様でした。

Scan

兵庫県山岳連盟の発行する機関紙「兵庫山岳」です。

編集者は上手に私の報告書を記事にしますね。

2012年11月 5日 (月)

賑やかな講習会だ(妙号岩)

セルフレスキューの訓練はその技術を忘れないよう定期的に行なう必要がある。基本的な部分はキッチリと体に覚え込ませて下さい。

Dscn7618 11月3日(土)妙号岩テラスに集合せよ!8名のメンバーが三々五々集まってきた。日差しも暖かく、絶好のトレーニング日和となった。

Dscn7608 基本的なシュリンゲのセッティングを練習しております。

「ここはオートブロックにする?マッシャーにする?」

「ガルーダピッチの方が動きが良いやろかなァ

Pb030108002 「ここはビナ1個セットで動滑車作れば1/3になるよ」

斜面での要救引き上げ訓練を行なっています。

「お隣のお姐さん!ビレイは手袋して!クライミングも楽しいやろけど、レスキューもシッカリ勉強してよ!」

Dscn7611 中段バンドでは支点構築とセルフビレイやバックアップに付いてワイワイガヤガヤと検討を行なっておりました。

Dscn7615「これ位、安全に対する意識が高いと君達は長生き出来ます!」

「ご安全に!」

Dscn7617 さすがにこれだけのメンバーが集まれば妙号テラスは満席です。連休とあって他にも2パーティー(7~8人)と今日の妙号岩は大盛況です。

Dscn7610 久し振りにHちゃんもクライミングに参加し、新しい技術とギヤーの正しい使用法も覚え、クライミングシューズの感覚も味わっていました。

「今日はエエ勉強になったわ、楽しかったです」

「Hちゃん、今月の六甲全縦ボランティアは頼むで!」

         (今日の明石海峡)

大きな汽笛が聞こえた。ベランダに出てみると海峡を抜けて播磨灘に向かう巨大船が2隻見えた。

Dscn7606パイロットボートに従って左に舵を切っている。

前を行くのは ニッポン号(15万6千トン)

後方は ヘンシュン号 (10万6千トン)

ド迫力で明石海峡を通過して行った。

唐松岳~白馬鑓ヶ岳(温泉だァ!)

忘れた頃にレポートが送られてきた。

何度も言うけれど、このブログはクラブの活動記録、言わばクラブ雲峰の会報と位置付けている事をお忘れなくね

「みんなが投稿出来るようにマニュアルを作ったし、各自が好きなように思った事や山行記録を書いてくれれば楽なんやけどなァ!」

それはさて置き、レポートを、

登山期間 2012年 9月27日(水)~29日(土)

メンバーは 文ちゃん、コッチャン、ザコッペ、S代表の4名

「晩秋の唐松から白馬へ不帰キレットを越えて抜けたいね」

と昨年計画したものの、初冠雪で唐松頂上は30cm近い積雪となって計画を五竜岳に変更した経緯がある。

今年こそはと再度出掛けることとなった。同じ白馬に行くなら、標高2100mの鑓温泉に浸かろうと半分は湯治気分だ。

P9272294_2 9月27日(水)の夜、神戸発で夜明けには八方尾根ゴンドラ乗り場に到着。駐車場で仮眠。

9月28日(木) 07:20発のゴンドラ、リフトと乗り継いで八方池山荘へ上がる。08:20八方池山荘を出発、唐松小屋へは13:00に到着した。

P9272320_2 「小屋泊まりとは豪勢な、美味そうな食事ですなァ」P9282332_2 9月29日(金)05:20唐松小屋を出発、07:30不帰Ⅰ峰。

P9282352_2唐松岳から下って行き、Ⅲ峰は黒部側をトラバースしており面白味はない。Ⅱ峰南峰・北峰は岩稜が続くがクサリや桟道が整備された立派な登山道だ。不帰は積雪期の通過が厳しそう。

P9282357_2  09:50天狗の頭、天狗の大登り(逆コースなら天狗の大下り)は標高差300mを誰もノンビリとはせず一気に登り切る。

P9282373_2 12:00白馬鑓ヶ岳。すでに閉鎖している天狗山荘横で昼食を摂り、分岐に荷物はデポして白馬鑓ヶ岳を往復する。

P9292393 稜線を歩いていると、どこからか硫黄の匂いが漂ってくる。

「温泉だァ!鑓温泉は近いぞ!」

岳樺の紅葉も始まった沢筋を温泉小屋まで下った。(14:30鑓温泉に到着)

さっそく温泉に浸かったが、その熱い事、長湯なんて無理。

「熱過ぎる!湧出温度は80度を超えてるんやぞ」

雲海を眺めながらの露天風呂とは贅沢なものです、また日の出を朝風呂で迎えるのも最高です。

9月30日で小屋は冬支度で解体されます。今年最後の湯治に常連さんも登って来ております。

P9292406 9月30日07:00鑓温泉小屋を出発、10:40に猿倉に下る。小日向のコルから鑓温泉方向を振り返る、小屋泊まりと温泉、リッチな山旅ではありましたね。

「そうそう、八方でまた温泉に浸かり、老舗蕎麦を堪能したぞ!どうだ、貧乏人よ!」

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