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2012年10月

2012年10月31日 (水)

懐かしいでしょ?(47年振りの保塁岩)

我がクラブのS代表は神戸生まれ神戸育ちです。

学生時代までを神戸で暮らし、その後は勤務地の豊田市に移り住んでいたのですが、数年前に故郷に戻り、クラブに復帰しました。

S代表は47年前にクラブ雲峰を創設した発起人の一人なのです。

Dscn7592 Sさんにとっては40数年振りとなる保塁岩です。

「Sさん!神戸の山屋は保塁を忘れたらいかんよ」

トッチャンが誘ったんです。

それを聞いた私も、仕事を中断して参加しました。

西稜から眺める真水谷は紅葉が始まっておりました。

西稜フランケのハングで腕力を使い果たし、疲労困憊。

Dscn7590 「西稜はこんなに難しかったかなァ?」

「難しいんやない、気のせい、気のせい!」

Dscn7594 本日のガイドはトッチャンです、気合いが入っております。

「ガイドは落ちるなよ!」

Dscn7596001 中央稜「ダッコちゃん」です。

「そこでしがみついたらホンマのダッコちゃんや!」

Dscn7597 「オーイ、そのハングもガバ掴んで飛び上がれ!」

今日は天気も良く、久し振りの訪問者を歓迎しております。

Dscn7599 チムニーを登るSさんです。

「無茶苦茶に快適やね、楽しいわ、保塁岩!」

Dscn7600001 時間を忘れて登っておりました。

「もう帰るよ、切りが無いなァ、君達はホンマに岩がお好きやね」

Dscn7603 「東稜を上がって帰ろうや、保塁の全体が見渡せてるから、昔を思い出すよ」

Dscn7605_2 懐かしい保塁岩を堪能した様子でした。

そして、

「帰りに家内の眠る摩耶山天上寺に御参りして帰るわ」

いつまでも愛妻家のSさんでした。

「諸君、爪の垢を煎じて飲んで、見習うか!」

2012年10月23日 (火)

久し振りに読図山行しよう

久し振りに読図訓練をしようと云う事になった。

読図は定期的に訓練して完全に身に付けたい技術です。

人も入らぬ登山道も無い、そんなフィールドはないだろうかと考えた。

「そうや!これはHちゃんに頼むのが早道や!」

Hちゃんから早々に回答があって山行が決まった。

集合場所は早朝のJA山崎PKです。Dscn7563

「家に居たくない奴は前泊で行くよ、来るか?」

トッチャン、コッチャン、私、3人の在宅拒絶症トリオにK御大が加わって恒例?の餃子で一杯飲む会が山崎道の駅PKで始まった。

「山で酒飲んでシュラフで寝る、これが最高や!」

Scan001 フィールドは波賀町道谷、今は閉鎖された新戸倉スキー場周辺です。

Cimg07011 本日の読図訓練への参加者は12名と大盛況です。各自が地図に磁北線や進行方位度、高度等の情報を記入して持参しています。GPSも登場して気合いが入っております。

Dscn7577 「前に見えているのが点名”柳”かな?」

「うーん、どうやら取り付きから直登らしい感じやぞ!」

Dscn7564 予想通りの直登でした、点名 「柳」まで高差250mの一気登りです。

Cimg07191 植林を抜けて自然林に出ると傾斜が少し落ちてきた。

「キツイ登りやのう!Hちゃんのチョイスした山やから普通では無いわなァ」

Dscn7566 最初のチェックポイントは点名 柳(894.9m)です。

「よっしゃ!次のポイントへは方位350度で距離500や!」

Dscn7568 本日の最高点、点名 六郎谷(950.3m)に到着。

Dscn7571 尾根筋を辿って進みます。進行方向を変える地点も正確に把握して間違いません。

「点名横行まで方位140度、距離800です!」

「皆さんの読図技術はバッチりやね!」

Dscn7572 大屋スキー場や藤無山(1139.2m)が対岸に見えてきました。

「さァ、この辺りで大きく進行方位が変わるよ、ルートを確認してよ」

Cimg07211 点名 横行(939.9m)です、この少し手前で昼の休憩を摂りました 。

それにしても、これだけ集まれば賑やかな山歩きとなります、この辺りは熊の生息エリアですが、こうも大勢だと奴も近づかないでしょう。

Dscn7574 尾根が分岐している地点では地形や高度を読み、進行方位を確認しています。

コッチャンがフェイントを掛けていました。

「Mッチ!ルートはこっちの尾根やで」

「いえ、違います、進行方位はこっちです!」

騙されませんでした。

「慎重にな、納得するまでやれよ、一度ルートを外したら修正は大変なアルバイトやで!」

Cimg07221 コースアウトも無く、ピタリとゴール地点の神社に到着した。

「どうじゃ!完璧やろが! 読図は任さんかい!」

クラブ雲峰は私の考えるオールラウンドプレーヤーの山屋集団になっています。

「なァ、岩ばっかり登ってる訳やないやろ」

「そやけどクライミングはエエなァ、明日は妙号岩へ行こうや」

2012年10月22日 (月)

平成24年度中高年安全登山指導員講習会「西部地区」NO.3(懐かしい松山を歩く)

講習会も今日の午前中で修了となる。

10月14日(日)09:00~12:00 第1.2.3.の分科会が開かれた。

Dscn7524001

研究協議1(第1分科会)

「登山中の病気と怪我の対処法」 座長 佐伯修一先生

団体登山において持病を隠して参加し発症→突然死

老化による筋力低下・持久力低下・バランス感覚低下は否めない→スリップ転落事故

研究協議2(第2分科会)

「セルフレスキュー」          座長 山本貴之氏

各自が経験した事故や遭難救助の事例を発表し、その問題点を検証しておりました。

研究協議3(第3分科会)

「中高年登山者の現状と課題」   座長  西田六助氏

ツアー登山、団体登山において、参加者の思惑や意志の疎通面から多くの問題点が見えてくる。

各分科会では、受講生間で色々と意見が交わされ安全登山への意識の高さが窺がえた。

私からは登山とは全て自己責任での行動であり、この観点に立てば自らを守る能力(体力・気力・技術)の維持向上に努めることが肝要である。

「自分を守けなければ人は守れない」

研鑽を積み、強いリーダーシップを発揮し信頼される指導者になって頂きたいと。

「山とはそこに厳然としてあるもの、山は経験や技量を問わず平等だ、所詮は登る側の問題である」

Dscn7527001全てのカリキュラムを修了し、閉講式となった。渡邊雄二国立登山研修所所長より受講生に終了証が授与されます。Dscn7531002参加者全員による記念撮影が行なわれ、3日間に亘った平成24年度中高年安全登山指導者講習会「西部地区」は終了した。

「さて、帰るとするか!その前に懐かしい場所を訪れてみよう!」

Dscn7541
種田山頭火終焉の地、「一草庵」です。

彼はこの地が気に入って終の住処としたのです。

            おちついて死ねそうな草枯るる

私が住んでいたのは、この庵から2kmほどの場所にあり、よくこの辺りを散歩していました。

「随分と綺麗に整備されて!この辺りも変わりましたなァ、懐かしいです」

「ようおいでたね、かまわんけん、どうぞ、お上がり」

暫くの間、ボランティアさんと縁側に座って話し込んだ。

Dscn7540

私の好きな句碑がありました。

         濁れる水のなかれつつ澄む

庵の近くを小さな川が流れています。この流れに己が人生を重ね合わせたのでしょうか。

「私の心も今は清く澄んでますわ」

「嘘つけ!」

種田山頭火は山口県の防府で生まれ、ここ松山でその漂泊の生涯を閉じました。そして彼は生誕の地に戻り、眠っています。

数年前に親友のS君と句碑巡りと墓参もしました。

旅先の山口県湯田温泉で出会った句碑。

      ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯

衒いの無い、山頭火らしい、そんな一句。

ちなみにS君は種田山頭火派。

私は尾崎放哉派なんです。

酒乱で身を持ち崩し、家庭も捨て(否、捨てられた)胸を病み、放浪の末に小豆島に流れ着いて生涯を閉じた。

「俺と同じ人生の破綻者や?」

暮れゆく瀬戸内の海、それを病の床に伏して庵の障子越しに寂しく眺めている。 

      障子あけて置く海も暮れ来る

落ちる所まで落ちた我が身を自嘲した一句だろう。

       漬物桶に塩振れと母は産んだか

種田山頭火辞世の一句は、

        もりもり盛り上がる雲へ歩む

こちらは死を前にしても雲に向かって旅立って行こうと、至極お元気です。

「動」の山頭火、「静」の放哉だ。

Dscn7533001 一草庵の裏手に御幸山という小さな藪山があります。ここに20m程の岩場があるのです。庵の横を通り、御幸寺の墓地を抜け、古びたお堂を左手に見て山道を登ります。

Dscn7534真新しいボルトが埋め込まれていて、今もクライミングのゲレンデとなっているようでした。

私も時折り、ここへ来てはザイルを張ってプルージックで登ってました。

Dscn7535 柱状節理の火山岩で岩自体は硬いのですが、油断するとガバッと抜け落ちます。

久し振りに登ってみました。昔に比べて浮石は減ったように思えます。でも手で叩けばボコボコと嫌な音。

Dscn7538御幸寺の甍越しに松山城が見えていました。毎朝のように、あの上までランニングしていたんです。

日曜日の午後ですが、誰も居ませんでした。

「20年前と一緒やなァ、あの頃もここは静かやった」

Scanbmp_2 最近ではこんな電車も走っておりました。「坊ちゃん電車」というらしい、伊予鉄も考えたね。

それにしても伊予人は不思議だ。小説「坊っちゃん」には松山の地名は出て来ないし、彼の地を不浄の地とも書いている。

「なもしと菜飯は違うぞなもし」

伊予人を馬鹿にしているのです。

そんな漱石を崇め立て奉っている。

「それでええんかいのう、あかんやろげ!」

Dscn7545 松山の町を離れての帰り道、土居で太鼓台の練りを見ていました。

「今年は垂水の祭りも終わってしまったわ、残念ながら参加出来なかったなァ」

Dscn7546綾川町では太鼓台が県道を巡行していました。

「すみませーん、通れるまで時間が掛かりますが・・・」

「かまわんけん、おやりーや!おっちゃんもユックリと見させて貰うけんな」

Dscn7550 家に帰ったのは翌日、陽も高くなっておりました。

5日振りのご帰還です。

「へぇ~、家を忘れんと覚えてたん!」

「良かったァ!表札は変わってない!」

2012年10月19日 (金)

平成24年度中高年安全登山指導者講習会「西部地区」NO.2

Dscn749110月13日(土)早朝、部屋から皿ヶ嶺が見えている。

東温アルプス皿ヶ嶺(1278m)は道後平野の背後に聳える中予のシンボル的な山だ。(お皿を伏せた形をしている)

今日はこの山で実技講習が行われるのだ。

Dscn7496バスで東温市上林まで入ります。(少し前までは重信町だった)

本日は高度差830mで7HRの登山行動となります。

「気合いが入っていますなァ、まァ頑張って!」

私は二日酔いの酒臭い息を撒き散らして登ります。

Dscn7497登山道の途中には瞽女石と呼ばれる露岩があり小さな祠が祀られています。久万への道を誤り、この地で行き倒れとなった瞽女と呼ばれた旅芸人やお遍路さんが居たそうだ、お接待の風土なのか、心優しき村人の手で今も香華が手向けられていました。

Dscn7499 上林森林公園を抜けると「風穴」があります。

真夏でも風穴内部には消え残った氷雪があり、零度近い冷風が噴出して来ます。

Dscn7500001 この辺りから一気に高度を稼ぎ、断層帯(中央構造帯)とも思える急斜面を等高線に沿ってトラバースして行きます。

Dscn7502 今は水が枯れて湿原の風情が薄くなった竜神平です。

湿原再生の計画もあるそうですが、ここまで荒廃すると難しいかな?。

Dscn7504 皿ヶ嶺の植生について説明を受けながら歩いてきました。花や木の名前は何度も聞くのですがどうも覚えられません。

竜神平で昼食となりました、宿泊先からの弁当を皆さんは食べていますが、私は例の如く、軽い行動食だけです。

「エッ、もう食い終ったんですかァ?」

「ハイ・・・・!」

Dscn7512001 兵庫県での講習会で一緒だった愛媛県警のY君が本日の「セルフレスキュー」を担当する講師です。

彼は愛媛県警防災ヘリで活躍する救助のプロフェショナルなのです。

Dscn7518001 皿ヶ嶺山頂です。松山に転勤していた頃に何度が訪れたこの山、周りが伐採されたのか随分と見晴らしが良くなったように感じられた。再び訪れる機会は無いだろうと思っていたのだが、嬉しさが込み上げる。

Scan001 山頂からは十時峠に出て竜神平を周回するルートを辿っての読図訓練となった。何せ、ここは散歩していたフィールドなので懐かしさが先に立って読図はしていません。

宿舎に戻って、夜は懇親会となった。飲んで食って情報交換の場ともなっている。

私にも挨拶の場が与えられた。昨年、六甲山で開催した兵庫県山岳連盟主管の同講習会へご出席下さった方々に御礼とご協力に対する謝辞を述べさせて頂いた。

「さて、下地も出来た事やし、今夜はどの辺りへ出没してやろうかな?」

2012年10月18日 (木)

救急法も学ぶの?

11月23日(金)の六甲全山縦走大会にクラブ雲峰からトッチャン、コッチャン、Y君の3名が定点ボランティアとして参加します。担当ポイントは東六甲の笹原峠です、最終ランナーが通過するのは20時を回るであろう、暗闇と寒気の中でのボランティア作業なのです。

Dscn7472 ボランティア参加には救急法を学ぶ事が義務付けらています。日本赤十字社による講習会が開かれました。

Dscn7476 コッチャンとトッチャンは熱心に三角巾の扱いを学んでおります。

Dscn7477 トッチャンはボーイスカウトの隊長を長らく務めた経歴がありますから、救急法はお手の物です。

「コッチャン、それはバンダナやないで! 風呂敷と違う!」

Dscn7480 大勢の受講生が熱心に見詰めております。この方々が全山縦走大会をサポートするボランティアの皆さんなのです。

Dscn7479 モデルになった私、手当てはコッチャンです。

「オイ!俺は給食の配膳係と違うぞ!」

「ホンマにお前らボランティア出来るんかいな?」

平成24年度中高年安全登山指導者講習会(西部地区)NO.1

昨年は神戸市(六甲山系)で開催された国立登山研修所・日本山岳協会主催の中高年安全登山指導者講習会が平成24年度は愛媛県松山市・東温市(久万高原)で開催された。

Dscn7482 会場となったのは道後温泉にある「にぎたつ会館」です。

ここで10月12日(金)~10月14日(日)の3日間に亘り、講習会が開催されました。

9月の常任理事会で同講習会へ派遣する人選を行なったのですが誰も手を挙げませんでした。

何気なく目をK理事長に向けた時、バチッと視線が合ってしまいました。

「Kさん、お願い出来ますか?」

「エエッ、オッ俺かい!・・・・」

隣の席でN君が笑っています。

「Kちゃん、目を合わすからや!ご苦労さんです、行っておいで」

後日、兵庫県教育委員会事務局より派遣依頼の封書が郵送されて来ました。

こうして講習会への出席が決定となりました。

講習会受付は12:00からと聞いています。

松山は私にとっては2年半を過した第二の故郷ですから地理も裏道まで知り尽くしています。

当然、迷う事なく到着しました。

Dscn7483001 開式の辞、主催者及び主管の挨拶に続き、講義1の開講となった。

Dscn7487001 講義1.は「中高年登山者の現状と課題」

講師は名古屋工業大学 北村憲彦教授だ。

昨今の中高年登山者による遭難事故発生概況から現状分析が行なわれた。

求められるリーダーとしての資質。タフなチーム作り。指導者として「人に付いて登る登山客から自立した登山者を目指す」の方向性が示された。

Dscn7488001 講義2.は「低体温症と熱中症」

講師は金田正樹医師だ。

熱中症の発症するメカニズム説明があり、その予防と対応が示された。

続いて低体温症についての説明となる。金田先生はトムラウシ遭難事故調査委員でもある。現地調査及び生還者の聞き取り調査、そこで得られた資料からトムラウシ遭難事故がどのように発生し、最悪の事態に陥る経過を辿ったのか、その生々しい事故発生状況の説明には言葉を失った。

過去のおいて疲労凍死とされた事例も実は低体温症であり、低体温となったのち、疲労して死に至ったものである。

疲労凍死=低体温症と理解すべきである。

気象条件が雨もしくは雪、気温10℃、風速10m/secでは体感温度は0℃となる。この状況では低体温症の発症リスクは高くなる。山中で発症すれば時間的猶予はなく急速に危機的状況となろう、従って悪条件下での行動には一層の慎重さが求められる。

「低体温症は気が付かない内に忍び寄り急激に悪化する」

Dscn7490001 講義3.は{山岳遭難のヘリコプターによる救出事例と対応」

講師は愛媛県消防防災航空隊 丹真治副隊長です。

消防防災ヘリコプターの運航管理、運航体制ならびに緊急応援要請に掛かる手続きについて説明が行われた。

丹副隊長は自らも出動降下しての要救助者収容に活躍されており、その活動状況の説明と救助の実記録映像から地形および気象の面において石鎚山系、赤石山系での救助作業がいかに困難であるかを伺い知ることが出来た。

上空から樹木に覆われた山岳地帯での要救助者の発見は至難の技である。自然界に存在しない目立つ色としてブルー系が判別や合図に有効である。

山中において飛来したヘリコプターには無闇に手を振ってはならない、要救助者との判別が付かず捜索の邪魔となる。

こうして講習会第1日目の講義は終了した。

明日は早朝からの実技講習が待っています。

「今夜は久し振りに道後の湯にユックリと浸かって、懐かしき夜の松山へ出動するぞ!」

2012年10月17日 (水)

東大台も歩いてみよう

下山する時間を15:30と決めた。東大台地区の東半分を周回すれば時間的にも丁度良い散歩コースになる。

Pa060057

東大台は利用調整地区ではありませんので自由に多くのハイカーが行き来しており、西大台とはまったくの別世界だ。

笹原にトウヒの立ち枯れが目立つ正木ヶ原です。鹿の食害であると云われますが、無惨な姿ですね。

Cimg0673

ハイカーの切れ間を待って、

「はい、チーズ!」

Cimg0675

森林再生プロジェクトなのでしょうか、登山道は木道です。

Cimg0683

木道の両側は笹の海、その中にトウヒが立ち枯れています。

Pa060059

この辺りでは少し紅葉が始まっております。

それにしても大台ケ原は西と東は大違いです。

Pa060070

遠くに尾鷲湾と熊野灘が望めます。

今日の大台ケ原は珍しく晴天で、と思っていたら雨雲が広がってきました。

Pa060068

ここが大台ケ原の最高地点である日出ヶ岳(1695.1m)です。

「これで一応は山頂も踏んだ事だし、帰るとしましょうか」

Mッチが声を掛けなければ、おそらくは来る事の無かった大台ケ原です。

「いやー、良い経験をしましたね、利用調整地区を増やす前に抜本的保護対策を!」

予定時間にビジターセンターに戻った時、雨がやって来た、奥吉野に下ってからは本降りとなった。

コッチャンの歩数計は33000歩を超えていました。

「ホオー、結構な距離を歩いてるんやね、でも楽勝に楽しかったわ」

2012年10月16日 (火)

西大台は入山までが難しいよ!

Mッチからメールが入った、大台ケ原へ行こうと言うのです。

「西大台に入る事前予約を7名分申請しています、手数料も払っています、どうですか?」

「事前予約って?手数料?何の事や!」

よくよく詳しく聞いてみると、

西大台は自然公園法によって環境庁が利用調整地区に指定しているそうです。

Scan

将来にわたり良好な自然環境を保持する目的だと云う。大台ケ原は様々な要因で森林の衰退が進んでいます。西大台も一時期荒廃が見られたので、このような強行措置が取られたようです。

Scanbmp

・1日の入山者数は50名、1パーティーは10名以下とする。

・事前申請を行ない手数料として1人¥1000を納付する。

・キャンセルしても納付手数料は返金されない。

・交付された立入認定証は必ず携帯し巡視員に提示する。

・無断で入ると自然公園法違反で罰せられる。

・事前レクチャーを必ず受講する事。

Cimg0626

Mッチの呼び掛けに応じた7名が参加です。

「大台ケ原を散策する?似合わん連中が集まったなァ」

「7000円がパーになるのだけは許せんから、参加するんじゃー!」

Pa050002

私とコッチャン、トッチャンが先行し、残り4名は夜中頃に集合地点の経ヶ峰茶店跡にやってきました。

毎度ながら飲んで食って眠りに付きました。

Pa060007

AM07:30から事前レクチャーは開講されました。講習時間は30分程度です。眠い目を擦り、兎に角、お姐チャン?の有り難いお話しを拝聴致しました。

内容は、あれもダメ、これもダメ、そこまでやるかって感じ。

Pa060011

それだけではありません、西大台には入口ゲートがあり、そこで名前の確認、立入認定証を提示して、これでやっとスタートです。

「まるで海兵隊普天間基地へ入った時みたいやぞ!」

Pa060015

西大台の原生林はスギ苔が密生しており、その緑が目に心地良く、ブナやウラジロモミの群落が広がり、原生で静寂な世界を醸し出しています。

Cimg0631

登山道と云うより微かな踏み跡を辿る感じです。可能な限り人工物は排除され、最低限の道標が目立たぬように設置してあるのみ。

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ゲートを入るパーティーは前後に10分間の間隔を空けなければならないルールです。

追い付きもせず、追い抜きもされません。ひたすらノンビリと森林浴を楽しんで歩くのみ。

Pa060023

沢を渡りますが、流石に禁漁区です、25cm級のアマゴが群れております。

「これは精神衛生上で非常に悪い!」

「車には竿も仕掛けも積んでるもんなァ」

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6人で取り囲んだミズナラの大木、「カボチャの木」と言うらしい。

Pa060043

この橋を渡れば西大台の中間地点を過ぎます。この先も原生林は続き、癒しの道も気持ち良く、ご機嫌で歩く面々です。

中間地点では巡視員が居て、ここでも立入認定証と氏名の確認が行なわれました。

Cimg0664

この岩は「人面岩?」なるほど見えなくもない。

Pa060050

天然シメジが密生しています。

Mッチ曰く。

「採ったら現行犯逮捕するぞ!」

Cimg0671

10km程の周回を終えて、大台ケ原ビジターセンターに戻りました。

「さァ、一休みしたら、折角やから東大台も歩いてみよか」

2012年10月11日 (木)

ブログの引越し完了

旧ブログのディスク容量を使い切りました。

タイトルもクラブ雲峰(2)として、本日より記事の掲載を再開いたします。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

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