2020年5月14日 (木)

身近な場所でストレス発散!(自然の恵みを頂く)

新型コロナウイルスの感染拡大も少し下火のような感じですが油断禁物、まだまだ予断を許さない状況に変わりありませんね。

Kimg0124-004

三人いる孫娘達も学校、幼稚園が休校休園して自宅待機ですわ。元気盛りで身を持て余してます。中でも一番元気でワイルドな孫娘が、

「爺、海に行こうや!」

愛犬のジャックラッセルテリア2頭も連れて近所の海岸へ夕方の散歩です。

まだ5月で海水温も低いんですがワンコ達と一緒に海へ入ってます。

「砂に寝ころんだら暖かいからエエねん!」

砂だらけになってます、婆さんや娘が怒るやろな。

そしてテトラの隙間に入って食べられる巻貝を教えます。

「爺、この貝はどうやろ?」

「見てみ?ヤドカリやんか、これは食べられへんわ」

Monodota_sp_from_the_bonin_islands-2

私が「磯もん」と呼んでるイシダタミ貝という小さな巻貝を採ります。

「この貝の模様を覚えておきよ」

模様は似ているが苦い貝があるんです、淡路では「タバコガイ」と呼んでるようで注意しましょう。

持ち帰って湯がいて爪楊枝でほじって食べました。

これが良い酒の肴になるんですわ。

Photo_20200514112201

2_20200514112201

この日は大潮で干潮の時間に出掛けたので多くの収穫物がありました。孫娘の採った巻貝、そして天草です。採れた時は綺麗なえんじ色ですが真水で砂や汚れを洗い落し天日干しを数日繰り返すと自然に脱色され白化します、これで完成です。

Kimg0131-002

この乾燥させた天草を少量の酢を落として煮詰めてます。

30分も煮ればトロッとしてきます。

Kimg0133-002

Kimg0134-002

木綿袋で濾し、それを型に入れて冷やすと天然無添加のトコロテンが出来るのです。少し固めなのでトコロテン突きは使用せず包丁で短冊切りにします。ホンノリと磯の香が残り酢醤油で食べるのが私流です。

黒蜜も美味しいようですよ、知らんけど。

510

私の周りには釣り好きが多く居ます。

須磨、明石、そして淡路島に足繁く通っていますがGW中は動けません。特に淡路は入島を自粛するよう通達が出てETC割引もストップしました。

GWも終わりましたので久し振りに仲間が集まって釣りに出掛けました。我々は夜釣りしかしません、夜の事でもあり本当に人影も車も見かけず真っ暗な海面に電気ウキがスパッと消し込む瞬間を楽しむ事が出来ました。

この日、25cm、28cmの良型ガシラ、そして大きなマダコもゲット。

2_20200514112501

そしてこのガシラですが記録物です。何と33cmもありました。

れが水深1.5mの背が立つ位の浅い船溜まりで釣れるんですね。

漁船の手入れをしている地元の漁師さんと話したんですが、

「こんな所で何を釣るんや?魚は居らんぞ?」

「それが居るんや!こんなガシラが!」

「ほぉ~、わしらと発想が違うのう!」」

そんな大物なんですね。こんな漁港の片隅で釣れるのは奇跡的ですよ。

Kimg0138-002

この日の獲物は三枚におろし「ガシラの湯霜造り」にしました。頭を含めアラは焼いて味噌汁の出汁にして余すところなく有難く自然の恵みを頂きました。

「ご馳走様でした!」

Kimg0135-002

Kimg0136-002

GW中は本当に動きませんでした。一歩も家を出ません。

何もすることがないので仕方なく久し振りに絵筆を手にしました。

描いたのは愛犬アンとウタです。

Dscn4119

Dscn4127

どうしましょう困った事に体重が80kgを超えてしまいました。コロナ太りなんですかね。
人間とは動かんでも腹が減る悲しい動物やね。

Dscn4136-2-002

このままではイカン! 運動、運動。

孫娘、ワンコ達を連れて加古川市の中道子山城址へ出掛けました。

急な階段を駆け上がったんですが息が上がってしまいました。

1589489964208-002

中道子山(271m)は3回目ですが不思議と登る度に山火事のサイレンが聞こえてきます。この日も高御位山の北方に白煙が上がっていました。大事に至らないと良いですがね

 

 

 

2020年4月28日 (火)

コロナウィルスなんかに負けるな!

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりせん。まだまだ予断を許さない状況です。

兵庫県山岳連盟も活動の全てを休止しており、神戸登山研修所も3月2日から休館が続いております。このような状態がいつになったら収束の方向に向かうのか?

今は荒れ狂う嵐の中で耐えるビバークと思って下さい、闇夜でも必ず朝は訪れ明るい陽光が降り注いでくれます。

いつも私は言ってきました。

「自分を守る事が人を守る事になる」

強い意志でコロナウィルスとの闘いに勝利しよう。

Screenshot_20200424145431-003

緊急事態宣言が発令され外出自粛を要請される事態となりましたが、その数日前にNHK神戸放送局のスタッフと須磨アルプスへ収録に向かった事は前回のブログで紹介しました。4月20日それが放送されました。本来なら13日が放送予定日だったのですがコロナウィルス関連のニュースで延期となっていたのです。

 Screenshot_20200424145507-003_20200425231001Screenshot_20200424145601-005

Screenshot_20200424145920-003Screenshot_20200424145847-003

この番組は平日の18:30からNHK総合で流されている「Live Love兵庫」の新コーナーとなった「兵庫山歩道」です。

兵庫県内の山々を紹介して行こうという新企画です。

その第一回が「須磨名水の森から須磨アルプスを歩く」だったのです。

しかし、このような時期に「山登り」を番組として放送して良いものかどうかNHK内部でも判断に迷ったそうです。

広阪アナの、

「こんな時だからこそ清々しい心和む映像を送りたい」

この思いで放送されたんですね。

気になる視聴者からの反応ですが、批判的なものは一切無く、コロナウィルス関連のニュースばかりで暗い気持ちの中、清々しい楽しい内容で良かったと好評で次回も期待しているとの意見も寄せられたそうです。

しかし一方では、

・日本山岳・スポーツクライミング協会

・日本勤労者山岳山岳連盟

・日本ガイド協会

・日本山岳会

の4団体が連名で登山行為を自粛するよう登山スポーツ愛好者に向けて発信しました。

この時期、遭難事故が発生すると関係機関そして医療関係にも大きな負担となる、そういったリスクを回避する意味合いもあっての声明なのです。

Kimg0099-002

特にこのようなクライミングはリスクの大きな山岳スポーツです。

コロナウィルスの終息が見られるまで我慢してくださいね。

しばらく岩場へ行くことも出来なくなりました。我慢、我慢です。

 

Kimg0096-002

環境省からの委嘱を受け、何年か続けてきた「自然公園指導員」を引退しました。

ある日、こんな感謝状が郵送されてきました。

人様から感謝されたり表彰されたり私の人生には縁がありません。

酒飲みで女癖も悪く気が短くて暴れたし、登山と出会わなければただの駄目人間でしたわ。

昔の私を知る人は大笑いするやろなぁ。

「お前にこれは似合わんわ!」

 

 

2020年4月 8日 (水)

「兵庫労山」に掲載された記事

やけに外が明るいので窓を開けてみた。

「オオッ!綺麗やな!」

月光に満開の桜が浮かび上がっていました。

そうです、今夜はスーパームーンでした。

夫婦でしばらくこの夜桜を眺めておりました。

Kimg0094-3

昨年秋の事でした、勤労者山岳連盟兵庫県連の最大組織である会員800名を有する「明昭山の会」の原水名誉会長より色々と聞きたい事があるので会いたいと連絡があった。

そして機関紙「兵庫労山」の蟹澤編集長とお二人で神戸登山研修所にお越しになられました。

原水名誉会長は私が所属したクラブ雲峰元会長で創立者でもある松田大先輩の山仲間です、私のサークルHMA構想にもご理解と賛同を頂き背中を押して頂きました。私が尊敬する数少ない岳人のお一人である。

Img_0001_20200407140701

Img_20200407140701

後日、「兵庫労山」3~4月号が届けられました。一読して恥ずかしくなりました。こんな事を話したかな?格好よく書き過ぎですね。

労山、岳連の組織を越えて目指すべき方向は基本的には一緒です。共に安全登山を啓発し、次世代を担う新たな指導者を育成し、登山界発展の一助となれば嬉しいですね。

2020年4月 5日 (日)

テレビの収録にお付き合い

兵庫県山岳連盟が主催するサークルHMAにNHK神戸放送局の広阪アナウンサーも所属されています。

彼から番組として取り上げたいので市街地近くで意外と世間に知られてなくて、初心者でも簡単に歩け、そして見どころ満載、こんなハイキングコースは有りませんかと相談を持ち掛けられた

P4020019-2

なかなか難しい注文です。正直なところ私はハイキングコースや野に咲く草花に関しては詳しくないのです。クライミングエリアや沢なら相談に乗れるのですがね。

色々と考えてみて数少ない知識の中から「須磨名水の森」から横尾山を経て須磨アルプスの「馬の背」を越え板宿八幡神社までのルートはどうだろうかと提案してみました。

P4020021-3

4月2日10:00 レポーターを務める広阪さん、ディレクターの吉田さん、カメラマン、音声、私を含め総勢6名が集まり収録スタートです。

この辺りは苔が美しい緑の回廊、この風景もカメラに収まりました。

P4020024-3

この貯水池は須磨離宮の水源となっているので「天皇の池」と呼ばれています。エメラルドグリーンの澄み切った水面に樹木が映り神秘的な池です。ここも収録されました。

Photo417-3

「天皇の池」を少し遡った上流にある砂防堰堤から伏流水が染み出しています。この水が「須磨の名水」です。ここも今回の収録対象です。

157121540246265401793-4

この「須磨の名水」は地元の方達が守っておられます。六甲山系では唯一そのまま飲む事が出来る天然水でしょう。

我が家でも何度かこの水を汲んで帰り家内は珈琲を私は紅茶に使いましたが旨いですね。

P4020025-3

離宮造営の大正期に上流からの土砂流入や濁流を迂回させ貯水池(天皇の池)を守るために造られた隧道です。内部にもカメラが入りました。

Cimg03121-2

この谷から良質の水が湧き出していたのが離宮選定を決定づけたそうです

P4020026-2

須磨名水の森を抜け、横尾山山頂に到着です。ここでは番組のコーナー「今日の散歩飯」収録が行われています。

「食レポ」はさすがに広阪アナはプロですねえ、感心して見とれてしまいました。

P4020028-2

横尾山を下り「馬の背」を通過します。ここもバッチリ撮影しています。

六甲全山縦走路に出れば歩いてきた「須磨名水の森」と打って変わって多くの登山者に出会いました。

P4020029-2

ヤブ椿の群生があり花の絨毯になっていました。これも収録されました。

P4020030-3_20200403101101

ゴールは板宿八幡神社です。満開のコバノミツバツツジや野イチゴの花も撮影してます。

放映は4月13日(月)18:30からです。「Live Love兵庫」の中で流されます。

丸一日をかけて収録しましたからどんな仕上がりなのか楽しみですね。

 

 

2020年3月22日 (日)

山城巡りは雨の中(端谷城址から高畑城址へ)

新型コロナウイルスの拡散で何か心落ち着かぬ今日この頃、神戸登山研修所も神戸市からの指示で休館が続いております。

気分転換にサークルHMAのメンバーに声を掛けてみるか!

遠出はやめて近くであまり人が歩かないような場所はないかと考えてみました。

「そうや!いつもワンコ達を連れて行ってる城跡にしよう!」

このエリアは何度も訪れていますが未だに人に出会った事がありません。

さて、マニアックな山城址を巡る今回の案に何人が興味を持ってくれるかな?

P3140013-2-2-2

早朝からかなり雨脚が強くて心配したんですが、

「近郊の低山歩きやから雨天決行やで!」

と連絡していた事もありで14名もの参加がありました。

Test2_038-2_20200319120901

歩くコースはこうです。

10:00に西神中央駅に集合し神姫バスで寺谷に向かいます。

(1)端谷城址を見て回る。

(2)寺谷集落を抜けて「太陽と緑の道」を歩きます。

(3)高畑城(伊川城)址を見る。

(4)太山寺城を見てゴールは学園都市駅か総合運動公園駅となります。

3か所の山城をつなぐ歴史探訪ハイキングです。

Img_0004

Img_0001

Img_0002

Img_0003

 Img_0005

今回の計画では兵庫県山岳連盟の日野自然保護委員長から資料を送ってもらいました。

「遺構の保存状態が良い山城址ですよ、面白いと思います」

お墨付きです。

P3140016-2-2-2

端谷城址を後に櫨谷から木津、太山寺方向に延びる「太陽と緑の道」を辿ります。雨も上がり早くも咲き始めたコバノミツバツツジを眺めながらの楽しい散策です。

2

Test2_049

伊川谷から櫨谷へ抜ける「城ノ越」と呼ばれた峠道の尾根上に構築された山城址が高畑城です。端谷城攻略の拠点(対城)となったとあります。我々が歩いた道を440年前は多くの兵士が往来したんですね。 

Test2_017

Test2_046

また雨が落ち始めた。高畑城址の尾根には虎口(こぐち)や西斜面に構築された堀切や横堀が確認出来ます、その尾根に沿って太陽と緑の道は続いております。

南面から尾根を辿って山頂部の主郭址まで登れるのですが踏み跡も薄くご覧のような激藪です。私は以前にここの藪漕ぎで服がボロボロになった苦い経験があるので制止したのですが「折角来たのだから主郭部まで行く」と言うのです。仕方なく山上部に向かうメンバーに付いていきました。トッチャン達4名は南面尾根上で待機してます。

「ここの藪漕ぎだけはどうも気が進まんなぁ~」

悪い予感がした。

数段の曲輪跡を越え山頂部まで登りましたが確か私の後方を登ってきていたはずのHMA最長老の姿が見えない!えらいこっちゃ!

山城址の急斜面は今日の雨でかなり滑り易くなってます、下手に落ちてたら怪我するぞと焦りました。

「探してくるわ!」

皆と別れ、私一人で登ってきた踏み跡を長老の名前を呼びながら下降しました。

西斜面、南斜面にも長老の姿が無い、残る一番厄介な東斜面に入りました。

やがて携帯電話が鳴り、

「長老は途中から引き返して皆に合流してるで!」

「やれやれ、良かったぁ!」

それでは皆の所へ戻るとするか、と急斜面をトラバースしていたらぬかるんだ斜面上に積もった濡れ落ち葉の足元が崩れた!反射的に立木を握ったらボキッと折れた。泥の滑り台となった、後でGPSの軌道を見たら等高線1本(10M)滑り落ちてたね。私を呼んでる声とホイッスルが聞こえているのですがその尾根までの僅かな登り返しが地獄やった。ぬかるんだ落ち葉の急斜面は難攻不落の山城そのものでした。

私の髪を後ろで束ねた髪型も崩れ、雨に濡れ、

「まるで戦に敗れた落ち武者やわ!」

P3140017-2

ズボンもザックも泥だらけになってしまいました。皆に笑われたけど、これだけで済んで良かったと納得です。

時間切れと強くなった雨脚で太山寺城は断念し太山寺山門(仁王門)で今日の例会は終了にしました。ここからは総合運動公園駅、学園都市駅に向かってノンビリと雨の中を戻って行きました。

泥だらけでバスに乗るのは気が引けましたね。

でも楽しい一日でしたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年2月26日 (水)

久し振りに百丈岩でクライミングする

 2月24日(祝)です。当初の計画では比良堂満岳中央稜か県境辺りへ行こうかと考えていたのですが前日の雨や気温を考えると登攀する状況でないなと思えた。

何人かに連絡してみるとトッチャン達が百丈岩でトレーニングすると聞きました。「では私も仲間入りして久し振りにクライミングしよう!」

Kimg0035-003

この日は絶好のクライミング日和です。朝方は麓の畑一面は霜に覆われて真っ白でしたが日が昇るとともに気温もグングンと上昇し汗ばむ位になったんです。

左チムニーの下部に見えるのが仲間達です。この時、足爪を痛めてしまった私は西壁上部から彼等の動きを見ているだけでした。

  Kimg0020-006

東稜に2人組のパーティーが居るだけで他に誰も見かけません。貸し切り状態の百丈岩でした。

Kimg0019-006

後期高齢者の仲間入りも近いのにトッチャンは今日も元気ですわ!

「このお爺のパワーの源は何んやねんな?」

Kimg0039-4

日差しは暖かく春はもうそこまで来ています。

左チムニーを登り終えハイテンションのメンバー達です。

Kimg0041-002

久し振りに履くクライミングシューズなので、それで指先が痛むのかな?と我慢して2本のルートを登り終えましたが痛み方があまりに酷すぎる。脱いでみると爪が割れて皮膚に食い込んでました。「これは!痛いはずやね」

私はここでリタイアです。とても登れる状態にありませんでした。

またトッチャンに怒られた、

「お前は段取りが悪いからそんな目に遭うんや!足爪の手入れも必要やぞ」

爪は切ったのですが?老化で脆くなったかな?

アプローチシューズに履き替えて下山しましたが爪先が当たると痛い!帰って靴を脱いでみたら靴下は血塗れでした、ドーンと落ち込んでます。

 

2020年2月13日 (木)

春近し!(裏六甲散策と端谷城址探訪)

2020年2月1日、六甲山ビジターセンター(神戸県民センター)が主催する「冬山を歩こう!氷瀑を見よう!」のイベント当日を迎えた。

お存じの通り、今年は記録的な暖冬となり「氷瀑を見よう」には程遠い状況です。

ここまでの暖冬は私の記憶にありません。困った事になったもんです。

P2010047-2_20200213225501

自然には勝てませんね。それでも今回のイベントには大勢の方にお越し頂いております。09:00参加者は六甲山ビジターセンターに集合しました。

氷結も積雪も皆無ですが「冬の六甲山をフィールドとした初歩的な冬山講習会」と内容を変えて今日一日を掛けて共に学ぶ事にしたのです。

P2010049-2

今年のメイン講師は大西事務局長と市川技術遭対委員が務めてくれています。

私はサポート役に回りました。これからは彼達の時代です、古い感覚や技術では近代登山は語れない。積極的にスマホの地図アプリなども取り入れています。

コンパスでの読図基礎、現在地点の把握、山座同定を紅葉谷へ向かう途中で講習を行なっております。これもまた結構楽しいものです。

P2010050-2

白石谷で昼食と冬山初級講習会を行ないました。アイゼンの着脱や歩行練習、そしてツェルトの使用方法などです。

P2010053-2

本来ならばこの時期は雪や氷に覆われているエリアです。この先にゴルジュがありその奥に百間滝と似位ノ滝があるんです。折角ここまで来たのですからゴルジュ手前まで登ってみます。

雪も氷も無い逆に珍しい厳冬期の裏六甲でしたが、何とか講習も終わりゴールの有馬温泉寺に向かいました。最後の炭屋道登り返しは応えましたなぁ。

「皆さん、お疲れ様でした。これからも安全で楽しい登山ライフを送られますよう心から願っております」

P2021281001

私は最近この端谷城址を訪れる事が多くなりました。先月にも孫娘とワンコ達を連れて来たのですが、どうやら彼女たちのお気に入りの場所になったようです。

西区の櫨谷にあるこの城址は今から440年前に滅んだ衣笠一族の居城址です。

P2021224001

城址に向かう前にワンコのリードを外してみます。山に入ればテンションが上り突っ走りますから、コマンドと手の合図でワンコが指示に従うかをチェックしてます。呼び戻しが出来なければリードは外せません。

P2021238001

三ノ丸から二ノ丸へ繋がる道を孫娘達は落ち葉を踏みしめ楽しそうに登って行きます。鳥の気配をワンコ達が感じ取っています、竹藪には雀が群れているし山鳩も居ます、以前には雉も見かけました。ここは自然が一杯です。

Test2_031

これは三ノ丸と二ノ丸の間に掘られた堀切です。深い空堀と土塁があり往時の姿を綺麗に残しています。左から土塁を越えて攻め上がる織田軍(羽柴秀吉)と右上部からそれを迎撃する衣笠軍が堀切を挟み対峙した場所です。当然のこと当時は樹木も無く身を隠す物は無かったでしょう。

Test2_036

ここは二ノ丸西側に広がる曲輪と武者走りの跡です。この一帯で1578年~1580年に掛けて三木城の別所氏に味方し端谷城に籠城した衣笠氏は秀吉率いる織田軍を迎え撃ったんですね。兵糧攻めで落ちた三木城の別所長治に続き、織田軍の度重なる猛攻撃を受け1580年この端谷城は城主衣笠範景と共に滅んだと記されております。衣笠範景は地元の英雄なのかも?

三ノ丸跡に建つ満福寺には士民に慕われたと顕彰碑に記載がある。そういえば以前に城跡へのルートを畑仕事をされてる方に聞いてみた事があった。

「ああ、衣笠さんのお城なぁ、そこの山や、この辺りは全部秀吉に焼かれてもてな大変やった!」

最近の出来事のように話された。

P2021269001

発掘調査を終え整備された城址で孫娘達はこの曲輪址の斜面を滑り下りたり登ったり、時々転げ落ちますが笑ってます、流石に私の孫です、お転婆な姉妹に育ってますね。

Kimg0012-002

その周りを犬達もフルスロットルで駆け回って冬晴れの日を楽しんでおります。

武者達が壮絶な闘いを繰り広げた城址に今は子供や犬の声が響いております。

まさに「兵どもが夢の跡」です。

Kimg0010-002

今もこの落ち葉の下から焼けたような痕跡のある素焼きの破片が出てきますが、これが何に用いられた物なのかは素人の私には分かりません。

Kimg0011-002

最上部の物見台址に柱の礎石らしき物?が顔を出してました。

色々と丹念に見て回ると面白いですわ。

この端谷城址の北側に神戸牛育成牧場が有ります。風に乗って堆肥の匂いが流れて来ます。

農業高校の畜産学部で牛の飼育を学び酪農のプロとなった娘が言います。

「良い香りやわぁ!この牛の匂い大好きや!」

 

 

 

 

2020年2月 3日 (月)

雪不足では仕方ないね(妙号岩北ノ壁でアイゼントレーニング)

今冬の雪不足で雪上訓練計画は全て頓挫してしまいました。でも雪が無くてもアイゼントレーニングは出来ます。

トレーニング場所は妙号岩の北面に広がる高差50mの通称「北ノ壁」です。

Dsc_0001-2_20200202093401

このエリアはユブラヒマール西壁遠征隊のトレーニング場所として我々が見出した場所です。今までアイゼントレーニングは芦屋ロックガーデンで多くの方が行なってました。しかし、最近は芦屋ロックガーデンでのアイゼン使用を制限しようとする傾向にあります。そんな事もあり裏六甲の蓬莱峡ぐらいがアイセントレーニングで賑わいを見せてるようですね。

Dsc_0005-2

2月は八ヶ岳でのアイスクライミング初期講習もあります。何よりもアイゼンに慣れてもらわなければ始まりません。この日もトッチャンの熱血指導が入り扱かれておりました。

Dsc_1163-2

妙号岩中ノ壁左ハングに大きなスズメバチの巣がで出来ていて近づけませんでした。

晩秋から初冬に掛けても蜂の姿が視認されていたので巣の撤去も遅れていました。

 

Dsc_1173-2

上部から懸垂下降してトッチャンと大庭君が高所での撤去作業を行なってくれました。私も参加したかったのですが都合がつかず彼等にお任せでした。正直、怖いです。私は過去に2回もスズメバチに刺されております。今度やられたらアナフィラキシーショックでぶっ倒れるかもしれません。

「スズメバチだけは悪いけど堪忍してくれ~!」

2020年1月21日 (火)

暖冬!冬が来ないで春かいな?

暖かい冬ですね、雪も降らなければ氷も張らない。これは異常気象だと誰もが言います。病んだ地球はこの先どうなるんですか?人類は自ら滅びの道を突き進んで行くしかないでしょうかね。

私は2007年にカラコルムに入りましたが温暖化の影響で氷河が崩壊して進路を阻まれ遠征目的を達成することが出来なかった。2018年に行なった高ちゃん達のヒマラヤ遠征隊も同じ憂き目に合いました。山の世界にも温暖化の危機は迫っています。

今冬に企画されていた雪山に関する講習会は全て雪不足で中止となりました。

P1180028-2

六甲山ビジターセンターから「冬の六甲を歩く、氷瀑を見よう」というイベントがあるので協力して下さいとの申し入れがありました。大勢の希望者の中から抽選で選ばれた35名の方が参加されると聞きました。裏六甲の谷筋や登山道はかなり荒れているので安易にお受けしてブッツケ本番での案内は出来ません。

「現場の状況を予定してるルートを辿ってチェックしよか」

昨年のイベント講師は私が担当しました。今回は同じ兵庫県山岳連盟の市川技術遭対委員、大西事務局長にお願いしました。このメンバーと私で下見に出掛けたのです。

ガーデンテラスから極楽茶屋跡への下りに少し雪が残ってました。

P1180031

紅葉谷道から百間滝へのルートをチェックしています。ここは途中の斜面が大崩壊しており通行不能となっております。

P1180032-2

崩壊地点を大きく迂回するルートが出来ていましたが傾斜が急で踏み跡には落ち葉などが積もり足元が不安定に滑ります。山慣れしていない方には厳しいと思われます。

P1180034-2

続いて七曲滝へアプローチします。ここの下降やトラバースもかなり悪いです。

「ここは落ちたら怪我では済まんぞ!」

古びた弱々しいフィックスがあるのですが新たにロープをセットする必要がある。

イベントに参加される35名の方に加え、スタッフ5名と私達4名の大部隊がこの狭い危険なエリアを登下降をするとなれば時間が掛かるし緊張するなぁ。

P1180036-2

七曲滝付近はこのような状況です。雪も無ければ氷など欠片も有りません。

「これはアカンぞ!見る価値は無いね」

見事な氷瀑が見れるのであればまだしも、リスクを冒してまで来る事は無い、一致した意見でした。

「この狭い場所に50人も来たら足の踏み場も無いよな?」

P1180041

次に百間滝、似位ノ滝へ下流からアプローチしてます。

今冬は氷瀑巡りと云うより沢登り谷歩きですね。

今回の下見の結果を踏まえ県民センターへは写真に我々の意見を添えて報告をしております。

六甲有馬ロープウェイの有馬温泉駅から先の登山道が大崩壊を起こし通行止めとなり魚屋道へ迂回するようになっております。

道の復旧工事が始まっていると聞いたので工事現場事務所に寄ってみました。監督は丁寧に対応して下さり工事の進捗状況を教えてくれました。重機で崩落した膨大な量の岩石除去も終盤を迎え、崩壊した法面に落石防止ネットの設置を進めている段階でした。今年8月の開通を目途に工事は行われているそうです。これが開通すれば紅葉谷道は1時間は短縮されるね。

工事事務所より

「現場は重機がフル稼働しており法面工事も行っておりますので登山者の方はくれぐれも工事現場に立ち入らないようにお願いします」

工事が終了するまで迂回路をお願いします。

有馬温泉で地ビールを飲んで、この日の下見山行は終わりました。

「お疲れ様でした。本番も宜しくお願いしますね」

Kimg0612-002

裏六甲の下見登山の翌日です。この日はサークルHMAの1月定例会が表六甲の杣谷を登りダイアモンドポイントから地獄谷西尾根を下るコースで行われています。

昼頃には三国池辺りで昼食を摂ると聞いていたので彼等とは逆コースで西尾根を上がり合流して往路を戻る事にしました。今日は孫娘?のアンを連れての登山です。

須磨アルプスで鍛えているジャックラッセルテリアのアンは地獄谷西尾根を快調に駆け上って行きます。猟犬の血なんでしょうね鳥か猪かの気配を察して片足を上げてポイントしてます。

「爺ちゃん!ほら、獲物が近くに居るよ」

私も昔は狩猟免許を持っていましたから猟犬の動きで分かります。

Kimg0613-002_20200120211201

2日続けての六甲登山ですから高齢者の私には少し応えますね。昨日の歩数計は21000歩を越えてました、今日もそれ位は歩くだろう。

何度も下った事のある地獄谷西尾根ですが、いざ登ってみると思ったより厳しかったですね。ダイアモンドポイントに駆け上がったアンが上から目線で見ております。

「爺さん、遅いなぁ!もう歳には勝てんのか?」

 

Kimg0615-002_20200120211301

三国池で合流しダイアモンドポイントに戻りました。

アンはHMAのメンバーに愛想を振り撒いて食い物をせしめてご機嫌です。

「さぁ、下りましょうか」

この日も歩けば汗が流れるそんな一日でした。時折吹く北風が心地良い。

「冬が無くて春が来てますわ」

須磨の海苔養殖も水温が高くて色付きが思わしくないのだと須磨山上遊園の職員が言ってた事を思い出した。

 

 

 

2020年1月 7日 (火)

須磨名水の森(さよなら蛙の公園)

須磨名水の森にある鎮座ノ滝の洞に祀られている不動尊と役の行者像にお参りするのが私の元旦に行う初詣であり初登山となってます。

Kimg0587-002_20200106182201

須磨離宮公園の東面にある水野町を流れる天井川の上流が「須磨名水の森」です。

今日のお供はアンですが、こいつの水遊び好きには閉口します。呼んでも川から上りません。

Kimg0574-002_20200106182801

この立入禁止表示を越えて上流に向かいますが、登山道の状況確認や点検も私の仕事なのでそれも兼ねての初登山です。調査結果は年度末には環境省に報告書を送ります。

Kimg0575-002_20200106183201

の橋も傷んでいます。何とか私の体重は支えてくれそうやね。アンは立ち止まって、

「オジン!先に渡ってくれ!」

Kimg0576-002_20200106183501

この谷を抜ければ須磨アルプスの馬の背コルに出ます。ここも年々崩壊が進んでいますね。

Kimg0580-002_20200106183701

横尾山を越えて栂尾山手前から南斜面を下ります。落ち葉を踏みしめて下流へ進めば「天皇の池」に出ます。理解不明な隧道がありますわ。

Kimg0586-002_20200106184301

Kimg0584-002_20200106184401

須磨離宮の水源なので「天皇池」と昔から呼ばれています。小さな池ですが澄み切って底まで見える本当に綺麗な水です。誰が放流したのか数匹のブラックバスが悠然と泳いでおりました。何年も前からこの辺りの湧水を汲んで持ち帰り紅茶を入れてましたが確かに良い水です。「須磨名水の森」その通りです。一度ご賞味あれ!

1577625599370-002_20200107223201

1577625564541-002_20200107223201

これは天井川の下流にある公園です。阪神高速道路の月見山インター手前の高架下に有るのですが我が家では「蛙の公園」と呼んでいました。子供達が幼かった頃の遊び場でした。高架下なので雨でも遊べたのです。子供達も大好きな公園でした。この蛙さんも傷みが激しく、近々に撤去されると報道されたので最期の姿を見ておこうと孫を連れて出掛けました。

孫娘が蛙を登る姿が昔とオーバーラップして時の流れを実感しましたね。

「長い間ご苦労様でした。そして有難う御座いました」

こうして、また一つの思い出が消えて行きました。

«明けましておめでとうございます。(新春懇談会を開催する)

フォト

ブログリンク

無料ブログはココログ
2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック